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カメラとレンズを輸入するには?
【質問】
デジタルカメラとレンズを逆輸入しようと考えています。どのような点に注意が必要ですか?
【回答】
円高傾向を利用して、カメラやレンズを個人輸入される方も増えています。海外販売店から逆輸入するにあたって、次の点に注意が必要です。
メーカー保証について
国内メーカーの製品であっても、基本的に海外販売店から購入した商品は国内ではメーカー無償保証の対象となりません。もちろん、修理等は受け付けてもらえますが、新品状態であっても有償修理となる点に注意が必要です。
メーカーごとの対応状況は、
オリンパス:
カメラ本体、レンズとも国際保証
。
カシオ:購入国内での保証のみ。
キヤノン:カメラ本体、レンズとも購入国内での保証のみ。
シグマ:カメラ本体、レンズとも購入国内での保証のみ。
ソニー:カメラ本体、レンズとも購入国内での保証のみ。
ニコン:カメラ本体は購入国内での保証のみ。
レンズは国際保証
。
パナソニック:カメラ本体、レンズとも購入国内での保証のみ。
富士フイルム:カメラ本体、レンズとも購入国内での保証のみ。
ペンタックス:カメラ本体、レンズとも購入国内での保証のみ。
購入国で国際保証書への切換が可能
。
リコー:カメラ本体、レンズとも購入国内での保証のみ。
となっています。
オリンパスの場合は、カメラ本体、レンズとも国際保証書が付属しますので、海外販売店から個人輸入した製品でも、国内サービス窓口でメーカー保証修理を受け付けてもらえます。同様に、国内で購入した製品についても海外窓口で受け付けてもらえますので、頻繁に海外へ行かれる方の中には、この点を評価してオリンパス製品を選択される方もいます。
税金について
カメラ、レンズについては、関税はかかりません。
消費税については、購入価格が16666円以下であればかかりません。16666円を超える場合には、価格の60%に対して課税されます。
例:50000円のカメラを個人輸入する場合
50000円 × 60% × 5%(消費税率) = 1500円
消費税は、基本的に受け取り時に支払います。なお、16666円という半端な金額になっているのは、課税価格が1万円以下の買物時には関税(カメラ、レンズにはもともとかかりませんが)、消費税が免除されるためです。個人輸入品への消費税は商品代金の60%にかけられますので、10000円÷60%=16666円となります。
支払方法について
購入する販売店によって異なりますが、クレジットカード、PayPalでの支払いが主流です。
クレジットカードでの支払いの場合、為替手数料が1.6〜1.63%程度かかります(カード会社によって異なります)。また、概ね2か月後頃の為替相場によって日本円での支払額が決まります。
PayPalでは、クレジットカード番号などを伝えないというメリットはありますが、2.5%の為替手数料がかかります。
PayPal公式ページ(日本語です。)
よく利用されている販売店
B&H Photo Camera
ADORAMA
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Sparco.com
海外オークション
ebay