ミラーレスカメラで電子ビューファインダーは必要ですか？

【質問】

　ミラーレスカメラの購入を検討しています。電子ビューファインダーが内蔵されているものや、付いていないもの、オプションで付けられるものなどいろいろあって迷っています。電子ビューファインダーはどのような時に必要なのでしょうか？

【回答】

　電子ビューファインダー（EVF）を搭載していないミラーレスカメラでは、背面液晶モニターを見ながらの撮影となります。その場合のメリットとデメリットは次の通りです。

　（電子ビューファインダーがない場合のメリット）

• ボディ上面がフラットになるなど、全体に小型軽量。
• 電子ビューファインダーを内蔵していない分、比較的安価。

　（電子ビューファインダーがない場合のデメリット）

• カメラ本体を離してホールディングするため、不安定になり手振れしやすい。
• 動く被写体や動画撮影時に、被写体を見失いやすい。
• 明るい場所では視認しずらい場合がある。（高輝度パネルや液晶フードをつけることで一定の対応は可能）
• 液晶モニターには視度補正機構がない。

　カメラとしての機能的には、当然ながら電子ビューファインダーを搭載している方が、すべての点で上回ります。もし、サイズや予算面で問題がなければ、電子ビューファインダーを内蔵しているものか、オプションで付けられるものをお勧めします。
　逆に、基本的には三脚を活用した撮影がメイン等、撮影スタイルによっては、必ずしも電子ビューファインダーがなくても問題ないかもしれません。