【後ピン】 ato-pin
主題となる被写体ではなく、その後ろ側(向こう側)にピント位置がずれてしまった状態のこと。
下図では、もし中央のビンにピントを合わせたいと考えて撮影したのであれば、左側から、前ピン、適正、後ピンとなる。
この3本のビンは等間隔で並べてあるが、被写界深度はピント位置の手前に浅く、後ろに深いことがわかる。
後ピンになりやすいケースとしては、被写体の背景にピントが合ってしまう場合(中抜け)や、中央のオートフォーカスポイントで画面の端の被写体にピントを合わせたのちにフレーミングし直す時(コサイン誤差)等があげられる。
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手前のビンにピント |
中央のビンにピント |
後ろのビンにピント |
【関連項目】
前ピン
ピント
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