【液晶パネル】
1990年代以降のフィルムカメラ時代から、中級機以上の一眼レフではカメラ上面部やフィルム押さえ部分に液晶パネルが搭載されていた。主にカメラの設定状況の設定・確認のために用いられる。
デジタルカメラになって、背面部の液晶パネルは撮像データを表示する液晶モニターに置き換えられたが、上級機を中心にカメラ上面部の液晶パネルを残している機種も少なくない。液晶モニターには、カメラ上面部にあるため視認しやすいこと、外光反射式モノクロ液晶であれば常時表示していても電力消費が少ないこと、等のメリットがある。なお暗所では視認不可能なため、バックライト等を表示させる機能を持つものが一般的である。
デジタル一眼レフでは、ライブビューモード時以外には、背面の液晶モニターに同様の表示が可能な機種も多い。
ニコンD800の液晶パネル。ここだけでカメラの基本的な設定情報が得られる。
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