【バルブシャッター】 bulb shutter
シャッターボタンを押している間はシャッターが開いていること。シャッタースピードの表示が「B」や「BULB」となっている。デジタルカメラではカメラ側にバルブ機能がないものもあるが、その場合にはリモートレリーズ等で同様の機能を使用できるものもある。
バルブに似た機構にタイムがあるが、タイム(表示は「T」)は設定した時間の間シャッターが開いているのに対し、バルブはシャッターボタンを押している間は開いている点に違いがある。タイム機構のことをバルブと呼ぶ場合もある。
バルブ撮影は長時間露光となるため、手振れを防ぐために三脚やレリーズが必要となる。最近のデジタルカメラでは、フィルムカメラと比べ高感度性能が格段に高くなっているため、バルブの必要性は比較的低くなっているが、打ち上げ花火や星座の撮影など長時間シャッターが必要な分野では必須の機能である。
シャッターダイヤル上に「B」の表示がある。また、シャッターボタン
にはケーブルレリーズ用の溝がきってある。(富士フイルム X-Pro1)
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