【ビット数】 bit / binary digit
ビットとはデジタルにおける基本単位で、2つの選択肢から1つを特定するのに必要な情報量を1ビットという。
デジタルカメラの分野では、画像の階調を表すために使われる。たとえば、JPEG画像はRGBの各色が8ビットで表現されるので、2の8乗=256階調を3乗(3色分)した16,777,216色を表現できる。同様に、12bitRAWでは各色が2の12乗となるため約687億色、14bitRAWでは約4兆4千億色の表現が可能である。
人間の目で識別できるのは一般的に16百万色程度と言われているが、レタッチ作業での幅を考えると、より階調表現が可能な方が柔軟に対応できる。
なお、ビット(bit)に似たものにバイト(byte)がある。1バイト=8ビットとなるが、1バイトで256通りのパターンを表現可能なため、1バイトの容量には英数字1字分の情報を格納することができる。デジタルカメラで撮影した画像データは、一般的にはバイト単位によって大きさが表現されている。
たとえば、1000万画素のJPEG画像は、最大でも3byte x 1000万画素=30百万byte=30メガバイトとなる。
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