【ファインダー】 finder
ピントを合わせたり構図を決めるために接眼して使用するカメラの覗き窓や液晶のこと。主に、スリガラス上に結像された像を見るもの(一眼レフ用の光学ファインダー)、透視実像や虚像を見るもの(レンジファインダーカメラ)、液晶パネルを見るもの(電子ビューファインダー)がある。
フィルムカメラの時代には、基本的にファインダーを搭載していないカメラはなかったが、デジタルカメラでは液晶モニターがあるため、ファインダーがないものも多い。コンパクトカメラやミラーレスカメラでは、むしろファインダーを内蔵していないものの方が主流となっている。
また、富士フイルムのFinPixX100やX-Pro1のように、実像式光学ファインダーと電子ビューファインダーを併用したハイブリッドファインダーも登場した。デジタルカメラとなって、ファインダーもさらに新たな進化を遂げつつあると言えるだろう。
富士フイルムX-Pro1のハイブリッドマルチビューファインダー
【関連項目】
光学ファインダー
電子ビューファインダー
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