【インターレース】 interlace
インターレース(飛び越し)走査方式とは、画像伝送において、データ量を増やさずに描画回数を増やすための手法。
走査線をとびとびに送り、複数回の描写で1枚の画面が完成する。これに対し、走査線を順番に送り1回の描写で1枚の画面を完成させるのをプログレッシブ(progressive
scan)と呼ぶ。アナログテレビ放送では、1つの画面(フレーム)を2つのフィールドに分割し、2回のスキャンで画面全体の情報を伝送していた。
インターレース方式は視覚の残像を利用するので、一般的な利用では違和感を覚えることは少ないものの、激しく動く場面ではちらつきを感じることもある。また、静止画を表示させると鮮明な画像が得られにくい。
【関連項目】
プログレッシブ
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