ノイズとは、画像上に表れた不要な情報のこと。イメージセンサーの感度を上げたり、露光時間を長くするとノイズは増える。最近のデジタルカメラではセンサーのS/N比を上げたり、ノイズ除去機能の進化で以前よりもノイズの少ない画像が得られるようになってきている。また、ノイズの出方も以前と比較すると自然なあらわれ方となっているものも多く、画像が破たんすることが少なくなっているように感じる。

　なお、デジタルカメラの設定項目の中に、高感度ノイズ低減や長秒時ノイズ低減が入っている機種も増えている。一般的にノイズ低減処理を強化すると、解像感等にマイナスの影響が出やすくなる。ノイズが発生しやすい環境での撮影では、RAWでも撮影し、パソコン上での現像時にいろいろな設定を試行するやり方が望ましいかもしれない。