【ヌケ】
コントラストが高くきれに発色している状態を「ヌケが良い」と表現する。レンズや画像に対する表現のこと。
昔のレンズではコーティング技術が発達していなかったため、レンズの構成枚数が多くなると、どうしても面反射によって光量やコントラストが落ちる傾向があった。また、レンズ性能は良かったとしても、空気の状況によってなんとなく霧がかかったような、ぼんやりとした写真になってしまうこともある。
一般的には、被写体がくっきりと鮮明に写っている状態を「ヌケが良い」という。まさに光がストレートに届いているというイメージである。
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