ブローニーフィルム(撮像面は縦5.6cm)を使用するカメラのことを中判カメラという。撮像面の横の長さはカメラによって異なり、645(横41.5mm)、66(横56mm)、67(横69mm)、68(横76mm)、69(横82.6mm)などがある。

　フィルムタイプは、120(縦61.5cm横83cm)と220(縦61.5cm横166cm)の2種類がある。

　デジタルカメラにおいては、フイルムバックの代わりにデジタルバックを装着するものや、PENTAX 645Dのように完全にデジタルカメラとして設計されたものがある。これらの撮像イメージは必ずしも上記のフィルムサイズに準じたものではないものの、35mmフィルムよりも大きなイメージセンサーを搭載している。

120フィルム。35mm用とは異なり、カートリッジには入っていない。