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比較23 ニコン D4 VS ニコン D800

 ニコンの新世代フルサイズ機です。ほぼ同時期に登場する両機種であり、フラグシップ機のD4と上級機であるD800という位置づけとなりますが、D3とD700の時ほど明確な差があるわけではありません。ある意味で、高速性や高感度性能などをより発展させたD4と、高画素数へと進化させたD800は、各々が得意分野を持った兄弟機という面ももっているように思います。

 両機種の内部機構も共通する部分は少なくありません。新たに搭載された画像処理エンジンEXPEED3や、オートフォーカスユニットCAM3500FXも共通しています。シャッターユニットは、D4は40万回の耐久性であるのに対し、D800は20万回とやや違いはありますが、いずれにしても普及帯の製品とは信頼性が大きく異なっています。

 ニコンの課題としては、フルサイズに対応したレンズのラインアップが弱い点です。1999年にD1が登場して以来、ニコンはAPS-Cサイズのデジタル一眼レフの整備に注力してきました。フルサイズ機は2007年にリリースされたD3が初代機であり、その後もD3シリーズ以外ではD700のみとなっていました。その結果、とくに標準域のレンズの層が薄く、メインストリームである24-70mmF2.8Gも手振れ補正機能が搭載されていません。今後、ラインアップの強化に今まで以上に力を注ぐ必要があると思います。

【追記】 ニコン D800 の詳細レビュー記事を掲載しました。 製品外観や解像力、レンズ評価も行っています。


  ニコン D4 ニコン D800 独断コメント 評価
イメージ
センサー
有効1620万画素CMOS
フルサイズ
有効3630万画素CMOS
フルサイズ
 どちらも十分な描写力だが、D800の方がより高画質。 ややD800が良
高感度特性 ISO100-12800
(拡張でISO50-204800)
ISO100-6400
(拡張でISO50-25600)
 標準設定では1段分、拡張設定では3段分、D4の方が高感度設定が可能。 D4が良
連写性能 11コマ/秒
連続撮影RAWで98コマ
5コマ/秒
連続撮影RAWで20コマ
 連写速度、連写撮影可能枚数ともD4が上回る。 D4が良
ファインダー ペンタプリズム
0.7倍/100%
ペンタプリズム
0.7倍/100%
 どちらも光学ファインダーとしてトップレベルとなっている。 ほぼ同等
シャッター 1/8000-30秒 1/8000-30秒  同等 同等
レンズ
マウント
ニコンF ニコンF 同等
液晶モニタ 3型92万ドット 3型92万ドット  同等 同等
動画性能 1920X1080 30p 1920X1080 30p  同等 同等
付加機能 防塵防滴
ダスト除去機能/有線LAN
防塵防滴/内蔵フラッシュ
ダスト除去機能
 D4は有線LANなど、さらに機能面で強化。D800はフラッシュを内蔵。 ほぼ同等
サイズ 160x156.5x90.5 mm 146x123x81.5 mm  D800の方が小型。 D800が良
重さ 1180g 900g  D800の方が軽量。 D800が良
価格 オープン(50万円台中頃〜) オープン(30万円弱〜)  D4は、D800の約倍の価格となっている。 D800が良

メーカーやタイプごとのデジタルカメラの選び方について整理したページもあわせてご覧ください。