●概ね1万円以下のお勧め薄型軽量コンパクトデジカメ
第1位:キヤノン IXY210F 1万円前後
第2位:パナソニック DMC-FH5 8千円前後
第3位:ソニー DSC-W570 1万円前後
次点:パナソニック DMC-FP7 1万円前後
つい最近であれば、1万円以下で買える機種は価格面のみをアピールするものがほとんどだったように思います。しかし現在は、薄型軽量コンパクトデジカメのジャンルにも、多くの「1万円以下」機種が揃っており、ある意味激戦区となっています。
1位には、キヤノンのIXY210Fを選択しました。IXY210Fは、IXYシリーズの末弟であり、サイズもIXY600Fよりさらに薄型・軽量化がされています。また、このクラスであるにもかかわらず、フルHDの動画撮影にも対応しています。レンズ焦点距離も、35mm換算で28-112mmと、一般的なシーンであれば必要十分な画角をカバーしているバランスカメラに仕上がっています。
2位には、パナソニックのDMC-FH5を選択しました。この機種は、FH7からタッチパネルを外したモデルとなっており、その分薄型・軽量化されるとともに、価格も1000円程度安価で入手できます。光学手振れ補正機能や35mm換算で28-112mmの画角をカバーしているなど、基本性能にもきちんと目配りがされています。
3位には、ソニーのDSC-W570を選びました。このモデルも、DSC-WX30の兄弟機であり、レンズもほぼ同じものが搭載されています。動画撮影がHDまでの対応である点や、液晶モニターが3型92万ドットのものから2.7型23万ドットに変えられているなどの点が気にならなければ、お買い得モデルとなります。
次点にはパナソニックのDMC-FP7を選択しました。このモデルは、屈折光学系を搭載した廉価モデルですが、しっかりと薄型に仕上げられています。23万ドットではあるものの、3.5型のタッチパネル対応液晶であるなど、コストパフォーマンスに優れた機種です。レンズの画角が、35mm換算で35-140mmと、少々望遠よりである点が若干残念ですが、それを上回る魅力をもったデジカメだと思います。
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