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特集 ソニー サイバーショット DSC-TX55

1.ソニー サイバーショット DSC-TX55の位置づけと概要


ソニー サイバーショット DSC-TX55  by Inaba Kunio    カードサイズの超薄型スリムデジカメ  評価:5.0
sony_dsctx55

 カードサイズの超薄型スリムデジカメ

 ソニーのDSC-TX55を一言で表せば、「現行機種の中における最薄デジカメ」となる。厚さ13.2mm、最薄部では12.2mmとなる薄さとともに、ほぼ名刺と同じ大きさのボディサイズは、普通に撮影できるデジカメもこれほど小さくなったか、と驚きをもって迎えられた。

 DSC-TX55がズームレンズを搭載しながらもここまで薄型化できたのは、やはり屈折光学系レンズを採用したからである。2002年にミノルタが発売したDimageXで初めて屈折光学系レンズを搭載して以降、富士フイルムやパナソニック、ニコンなども製品を展開してきた。

 屈折光学系は、ボディの厚さを抑えられるとともに、撮影状態でもレンズが飛び出してこないという大きなメリットがある。逆に、構造上、焦点距離を広角側に広げづらいことと、比較的開放F値が暗くなることがデメリットであった。しかし、最近ではこのTX55を含め、広角からのズームレンズを搭載したカメラも増えてきたとともに、イメージセンサーの改良によって高感度性能が向上してきたことで、以前よりも汎用性のあるカメラに変わりつつある。

 DSC-TX55の特徴は、屈折光学系26-130mm(35mm換算)F3.5-4.8のレンズを搭載した小型軽量モデルという点が最大のポイントであるが、それ以外にも、タッチ操作可能な有機ELパネルを採用している点も注目すべき点である。スマートフォンの急速な普及により、タッチ操作インターフェースも広くひろがっている。確かに細かい操作はボタンのほうが容易であるが、わかりやすく直感的な操作という点では、タッチ操作の方に分があるだろう。なお、DSC-TX55には、タッチセンサー液晶であることを活かし、カメラの画像に直接デコレーションできる「ペイント機能」も搭載されている。そのためのペンも付属しているが、おそらくペンが同梱されたデジカメも、世界初だろう。

 DSC-TX55には、小型化を進めたがゆえに、購入にあたっては注意すべき点もある。まず第一に、メモリーカードとして、マイクロ規格のものが必要である点である。一般的なデジカメで使われているSDメモリーカードは使えず、microSDカードかメモリースティックマイクロを用意しなければならない。
 もう一つは、三脚穴が小型である点だ。通常の三脚穴への変換アダプターが同梱されているとはいえ、できれば一般的な三脚穴の方が望ましいだろう。

 薄型デジカメの決定版か?

 ソニーは、屈折光学系の薄型デジカメを精力的に展開してきた。現行機でも、このDSC-TX55の他に、防水対応もしているDSC-TX10もラインアップ上にあり、こうしたタイプのデジカメのノウハウが蓄積されていると言えるだろう。

 そのソニーが、薄型化、小型化にこだわって作られたDSC-TX55。薄型化により、操作性や画質にマイナスの影響が出ていないか、以下詳細にチェックをしていきたい。

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