【一口コラム】 リコー PX シンプルデザインのアウトドアデジカメ 〜カジュアルでいつも一緒 リコーのデジタルカメラは、一目で製品の「売り」がわかるものが多い。高級コンパクトデジタルカメラの走りとなったGRシリーズや、高倍率ズームを搭載したCXシリーズ、カメラユニット交換式のGXRなど、その例は枚挙にいとまがない。 そうした中にあって、シンプルなデザインのPXは、昔のコンパクトカメラを思い出させるような、きわめて汎用的な外観であり、リコーのカメラとしては意外性を持っている。しかし、一見「ノーマル」なボディであるが、実際に操作をしてみると、シンプルなデザインの中に、リコーならではの特長が詰め込まれていることがわかる。 PXのコンセプトは、「いつでも持ち歩くことができるコンパクトデジタルカメラ」だ。「いつでも持ち歩くことができる」の中には、どのような服装や場面でも浮くことがないデザインであるということと、どのようなシーンでも安心して使うことができるアウトドア性能を持つということの両方が含まれている。 PXのシンプルなデザインをみれば、まさにどのような服装や場面でも違和感なく持ち歩くことができるカメラであることがわかる。そしてPXには、シンプルな外観だけでなく、アウトドアでの使用に耐えうるタフネスさが備えられているのだ。 PXには、水深3mで60分までの使用が可能な防水・防塵性能が備わっており、高さ1.5mからの落下にも耐えうるボディ構造となっている。また2.7インチの液晶モニターにはハードコーティングされているなど、一般的な使用で躊躇することはない。万一汚れても、水洗いをすればすむということが、まさにリコーが考える「いつでも持ち歩くことができる」ということなのだろう。 カメラとしての基本性能からも手が抜かれていない。35mm換算で28mmから140mmまでの光学5倍ズーム、センサーシフトう方式の光学手振れ補正機能、1/2.3型1600万画素CCDイメージセンサーを搭載し、ISO感度は100から3200までの設定が可能となっている。 PXは特段変哲もない、ごくシンプルなボディの中に、使うシーンを選ばないタフネスさが備わっている。「いつでも持ち歩くことができる」カメラであり、ずっと使い続けることができるカメラでもある。 |
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【基本仕様】
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