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マクロ撮影でボケの少ない写真を撮影するには？
【質問】
デジタル一眼レフで、マクロ撮影を行うとき、できるだけ被写体をボカすことなくしっかりと撮影したいと考えています。マクロレンズを購入し、オートで撮影すると、被写体をアップにすればするほどボケてしまいます。被写体をボカさずにきちんと写すにはどうしたら良いのでしょうか？
【回答】
ボケを少なくするには、レンズの絞り値を大きく（絞り込む）します。絞り込むほど、ピントの合う範囲が広くなります。このことを
被写界深度
が深くなる、と言います。
具体的には、プログラムモード（P）にして絞り値が大きくなるようにシフトさせるか、露出優先モード（A)にして絞り値を大きく設定することで、ボケを小さくすることができます。
被写体との距離が近いマクロ撮影で被写界深度を十分深くするためには、かなり絞り込む必要がありますので、それに伴ってシャッタースピードも遅くなります。明るい場面でなければ、ブレを防止するために三脚等でしっかりと保持することが必要になると思います。
F2.8 F4.0 F5.6
F8 F11 F16
※ソニー α55 DT30mmF2.8 Macro SAM SAL30M28
