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コンパクトカメラでのボケ具合はどうなりますか?

【質問】

 コンパクトカメラを購入しましたが、一眼レフのようにボケません。一眼レフの200mmF5.6とコンパクトカメラの200mm相当F5.6とでは、ボケ具合はどのように変わるのですか?

【回答】

 デジタルカメラでは、歴史が長かった35mmフィルムカメラに換算する方式が一般的です。たとえば、パナソニック LUMIX DMC-FZ200は、焦点距離4.5mm-108mmF2.8のズームレンズを搭載していますが、これではどの程度の画角になるかが分かりずらいため、35mm相当で25mm-600mmの画角、という表現をします。
 この時に注意が必要なのは、換算しているのはあくまで画角であるという点です。つまり、35mm相当600mmF2.8で撮影した時のボケと、35mm版で600mmF2.8で撮影した時のボケとは異なります。

 ボケは、レンズの口径(だけ)に比例します。レンズの口径は、焦点距離を絞り値で割った数値となります。
 ですから、4.5mmF2.8のレンズのボケ具合を比較するのであれば、イメージセンサーのサイズに関わりなく、実際の焦点距離で比べる必要がありますので、35mm版4.5mmF2.8のレンズと同じボケとなります。
 もし、35mm版に換算して比較するのであれば、焦点距離と同じように絞り値も換算します。つまり、焦点距離が約5.6倍となりますので絞り値も約5.6倍し、25mmF16相当のボケとなります。

 最近のコンパクトカメラを例に、35mm版相当のボケを計算しますと、

 ○ソニー DSC-RX100 10.4-37.1mm F1.9-4.9 → 28-100mm F5.1-13相当
 ○パナソニック DSC-LX7 4.7-17.7mm F1.4-2.3 → 24-90mm F7.1-11相当
 ○キヤノン PowerShotG1X 15.1-60.4mm F2.8-5.8 → 28-112mm F5.2-11相当
 ○シグマ DP2 Merrill 30mm F2.8 → 45mm F4.2相当
 ○リコー GR DIGITAL IV 6.0mm F1.9 → 28mm F9相当
 ○ニコン COOLPIX P7700 6.0-42.8mm F2.0-4.0 → 28-200mm F9-18相当

 となります。

 なお、これはボケ状況の換算であって、イメージセンサーに当たる光の量はもともとの実絞りによって決定されます。