COOLPIX P7700 | Nikon | |
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【一口コラム】フルモデルチェンジしたコンパクトフラグシップ8月22日、ニコンはCOOLPIX P7100の後継機、COOLPIX P7700を発表した。COOLPIX P7000シリーズは、初代が2010年9月、二代目のP7100が2011年9月の発売であり、三代目P7700が9月下旬のリリース予定ということなので、ほぼ1年ごとのモデルチェンジとなる。ニコンのP7000シリーズは、「COOLPIXシリーズのフラグシップ」と位置付けられた製品であり、描写力と機能面、信頼性を高いレベルでバランスさせたモデルである。P7000からP7100の主な進化は、液晶モニターのバリアングル化であり、イメージセンサーやレンズはほぼ同じものが搭載された。これに対し、P7700では「フルモデルチェンジ」となっている。 COOLPIX P7700の主な進化点は、
なお、インターフェース関係では、ボディ正面にあったサブコマンドダイヤルがグリップの上に移設されるとともに、一般的なデジタル一眼レフのような形状に変わっている。ボディ背面側は、光学ファインダーの非搭載化により高さが若干低くなってはいるが、メインコマンドダイヤルを含めほぼ同等のレイアウトとなっている。
COOLPIX P7700(左側)とCOOLPIX P7100(右側)。光学ファインダーが非搭載となったことで、ボディ形状も変わっている。レンズとグリップが大型化されているのが目立つとともに、レンズ左上に見えるサブコマンドダイヤルがグリップ上に移設されている。なお、レンズの大型化により、レンズバリアーからキャップ方式に変更となった。
COOLPIX P7700(左側)とCOOLPIX P7100(右側)。光学ファインダーが非搭載となった点が大きな違いである。液晶モニターはP7100は上下方向のチルト方式であったが、P7700では2軸によるバリアングル方式に変更となった。
COOLPIX P7700(左側)とCOOLPIX P7100(右側)。ボディ上面のレイアウトはほぼP7100を踏襲しているが、レンズが大型化していることがわかる。開放F値が1段明るくなったことにより、鏡胴が一回り太くなっている。
COOLPIX P7700(左側)とCOOLPIX P7100(右側)。基本的なデザインは似ているが、よく見るとかなり変更されていることがわかる。 主な仕様についてP7100と比較すると、次のとおりである。 【COOLPIX P7700とCOOLPIX P7100の比較】
比べてみると、COOLPIX P7700はフラグシップコンパクトとして、正常進化したモデルであることがわかる。ソニーのDSC-RX100が登場したことにより、やや苦しいスタートとなる可能性があるが、描写性能だけでなく使い勝手や機能性、信頼感などバランスよくまとめられたカメラに仕上がっている。発売は9月下旬の予定であり、詳細チェックが楽しみである。 (8月22日 記) |
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【ニコン COOLPIX P7700基本仕様】
ニコン COOLPIX P7700 メーカー製品仕様のページ |
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