monoxデジカメ比較レビュー
monoxデジカメ比較レビュー サイトマップ monoxデジカメ比較レビュー デジカメレビュー monoxデジカメ比較レビュー デジカメの選び方 monoxデジカメ比較レビュー デジカメ比較 monoxデジカメ比較レビュー monoxブログ
monoxデジカメ比較レビュー 新製品情報 monoxデジカメ比較レビュー デジカメ質問箱 monoxデジカメ比較レビュー デジカメ用語集 monoxデジカメ比較レビュー デジカメリンク monoxデジカメ比較レビュー 運営者情報
トップページ > デジカメ徹底レビュー > ニコン COOLPIX P7700 > 3.ニコン COOLPIX P7700の外観をみる
特集 ニコン COOLPIX P7700

3.ニコン COOLPIX P7700の外観をみる


ニコン COOLPIX P7700  by Inaba Kunio    フルモデルチェンジした新世代フラグシップコンパクト  評価:5.0

 ニコン COOLPIX P7700を開封する

 COOLPIX P7100からフルモデルチェンジされたCOOLPIXP7700。ボディカラーはP7100と同様にブラック一色。発売開始時点の実売価格は、概ね5万円強となっており、COOLPIX P7100登場時の価格4万円台中頃よりもやや高めでのスタートとなっている。このあたりは、パナソニック LUMIX DMC-LX7DMX-LX5の関係に似ているかもしれない。

 黒を基調としたパッケージ。基本的なデザインはP7100と同じ。やや厚みのある箱となっている。

 パッケージの上段には、取扱説明書やCD-ROM等が入っており、下段に本体やケーブル、ストラップ、バッテリー等が格納されている。上側にある白い包みが本体。

 同梱されている付属品。左上より取扱説明書、ソフトCD、ストラップ、バッテリーチャージャーMH-24、バッテリーEN-EL14、USBケーブルUC-E17、オーディオビデオケーブルEG-CP16。

 バッテリー等の付属品をチェック

 COOLPIX P7700のバッテリーは、COOLPIX P7100やデジタル一眼レフD5100、D3200など多くの機種でも利用されている。

 同梱されているバッテリーチャージャーMH-24。コンパクトカメラ用のものとしては比較的大型である。EN-EL14の充電には約1時間半かかる。

 コンセント用のプラグ部分は回転して格納できる。接続するコンセント側にスペースが必要となるものの、可搬性の点でメリットがある。

 バッテリーパックEN-EL14。容量は1030mAhで、静止画であれば約330コマの撮影が可能。裏面には偽造防止のホログラムも貼付されている。セルは日本製だが、バッテリーパック全体はインドネシア製。

 付属のUSBケーブル。パソコンやプリンターとの接続に使用する。

 オーディオビデオケーブルEG-CP16も付属する。フルHDに対応しているため、できればHDMIケーブルも付属していることが望ましい。

 付属するストラップ。布製でしっかりしたつくり。COOLPIXのロゴ部分は貼付してある。

 COOLPIX P7100ではレンズバリアー方式だったが、P7700ではレンズキャップ方式になった。おそらくレンズの大口径化に伴い、内蔵することが難しくなったためと推測される。

 レンズキャップの裏面。両側にストッパーが装着されている。型番はLC-CP26となっている。中国製。


 COOLPIX P7700の本体外観をチェック

 P7100と比べ、ボディ全体の高級感が増している。表面の塗装やグリップ部分など、ニコン 1 V1と似た処理が施されている。

 ボディ前面。COOLPIX P7100の後継機としてのデザインが施されているが、実像式光学ファインダーが無くなったことで全体に横長となっており、このアングルからだとCOOLPIX P310にも似ているようにも見えるかもしれない。

 ボディ液晶側。ボタンやダイヤル類のレイアウトもP7100を踏襲している。P7000シリーズを使ったことがある方であれば、ほとんど同じように使えるだろう。液晶が上下方向のチルトから2軸によるバリアングル方式に変わっている。

 ボディ上面のレイアウトも、ほぼP7100のものを踏襲している。左側にあるクイックメニューダイヤルが特徴的である。

 ボディ底面。三脚用の穴はレンズ光軸からシフトされている。これはP7100もそうであった。購入した本体のシリアルナンバーは2001xxx。

 ボディ左側面。外部マイク端子とアクセサリーターミナルが配置されている。

 ボディ右側面。こちら側にはHDMIミニ端子とUSB端子が格納されている。

 ボディにはNikonのロゴが刻印されインクも流されている。ロゴの下にあるのはリモコン受光部。ロゴの左にある穴はステレオマイクの左側。

 レンズ左下にはFnボタンが設置されている。COOLPIX P7100にもあったが、使いやすい場所にある。

 サブコマンドダイヤルがグリップ上に移設された。一般的なインターフェースに戻されたもので、よりわかりやすくなっている。その右に見えるのは、セルフタイマーランプとAF補助光を兼ねるランプ。

 ボディ軍艦部右側のコントロール部。露出補正用のダイヤルが単独で設置されている。

 液晶右側にある操作部。基本的なレイアウトはP7100と同じ。

 アクセサリーシューはデジタル一眼レフに搭載されているものと同じ。DISPボタンは液晶画面表示内容の切換に使用するもの。

 軍艦部左側。やはり部品配置は基本的にP7100と同じ。内蔵ストロボのスイッチは機械式のため、電源が入っていないときにも稼働する。なお、クイックメニューダイヤルの真ん中にあるボタンはロックボタンではなく、機能選択ボタンとして働くもの。

 内蔵ストロボをポップアップさせた状態。P7100よりもレンズが太くなったため、発光位置が高くなっている。

 外部マイク用の端子。本体内蔵のマイクもステレオだが、ここにステレオマイクME-1を接続することもできる。

 P7700で新設されたアクセサリーターミナル。ここにはGPSユニットGP-1やリモートコードMC-DC2の接続が可能。その右に見えるのはスピーカー。

 ボディ右側にある端子。上がHDMIミニ端子で、下がUSB/オーディオビデオ端子。

 ボディ底面のバッテリー室カバーを開けた状態。メモリーカードの挿入方向のガイダンスが貼付されている。

 バッテリーパックとメモリーカードを挿入しつつある状態。メモリーカードはラベル面が液晶側となる。

 液晶パネルは3型92万ドットでアスペクト比は4:3。表示できる内容は基本的にP7100と同じで、ヒストグラムやガイドライン、電子水準器等となる。

 液晶パネルの視野角は広く、視認性が高い。バリアングル液晶は2軸方式のため、かなり自由に角度をつけることが可能。

 電源を入れると沈胴しているレンズが伸長する。写真は広角端の時で、この時が一番レンズ長が短い。

 望遠端の状態。この時のレンズ長が一番長くなる。

 COOLPIX P7100との比較

 P7100からフルモデルチェンジしたP7700について、まずはボディを比較してみたい。

 ボディ前面。細部のデザインは異なるものの、基本的なデザインは両機種で共通している。幅はほぼ同じものの、高さは約5mm程度低くなった。実像式光学ファインダーの有無、グリップ部分の形状、サブコマンドダイヤル部分が大きく変わっている。
(左側P7700、右側P7100)


 液晶パネルは両機種とも3型92万ドットと同じであるが、P7100が上下のチルトだけだったものが、P7700では2軸によるバリアングル方式に進化している。ファインダー部以外は両機種ともほぼ同じ。
(左側P7700、右側P7100)

 ボディ上面。ダイヤル等の配置は両機種ともほとんど同じものの、P7700のレンズ部分が相対的に大きいことが分かる。P7700ではズーム全域で1段分明るくなっている。(左側P7700、右側P7100)

 ボディ底面のレイアウトも基本的に共通する。三脚用穴はどちらもレンズ光軸からシフトされている。(左側P7700、右側P7100)

 液晶パネルに表示できる内容も、ほぼ同じ。スペック上は同じだが、P7700の液晶パネルの方が見やすい。(左側P7700、右側P7100)

 両機種でグリップ部分まわりが大きく変わっていることがわかる。P7700では、より一般的なレイアウトになった。
(手前側P7700、奥側P7100)


 広角端のレンズ状況。レンズは1段分明るくなったが、ボディ厚を含めるとほとんど長さは同じ。(左側P7700、右側P7100)

 同じく望遠端のレンズ状況。やはり全体としての長さはほとんど同じレベルである。(左側P7700、右側P7100)

 ストロボをポップアップさせた状態。P7700の方がボディの高さが低いが、より高くポップアップするため、照射位置はやや高くなっている。
(左側P7700、右側P7100)


< 製品仕様からみたCOOLPIX P7700 へ

COOLPIX P77000の描写力をチェック へ >

ニコン COOLPIX P7700 特集メニュー
1.Nikon COOLPIX P7700の位置づけと概要
2.製品仕様からみたNikon COOLPIX P7700
3.Nikon COOLPIX P7700の外観と基本機能をみる
4.Nikon COOLPIX P7700の描写力をチェック
5.結局、Nikon COOLPIX P7700は「買い」か?

ニコン COOLPIX P7700 一口コラム

対決! vs キヤノン PowerShotG15