【スローシンクロ】 slow synchronization ストロボ使用時に、通常のストロボ撮影よりも遅いシャッタースピードで撮影すること。 ![]() 自然光(環境光)だけのため、カメラのシャッタースピードを1/2秒に設定すると、メイン被写体、背景共に適正露出となる。
![]() ストロボ撮影では、メイン被写体にはストロボ光が届くが、背景には届かない。ストロボ光はメイン被写体が適正露出になるよう瞬間的に発光するため、カメラのシャッタースピードはメイン被写体の露出には関係しない。そのため、通常のストロボ撮影では、手振れを防ぐためにカメラのシャッタースピードは1/30秒~1/250秒程度に高速化される。この場合、背景は露出アンダーとなる。
スローシンクロ撮影では、カメラのシャッタースピードを遅くすることで、自然光のみとなる背景についても適正露出となるようにする。メイン被写体に関しては、ストロボ光による照射量が大きいため、シャッタースピードを遅くしても露出オーバーにはなりにくい。 【関連項目】 デジカメ質問箱:オート以外でのストロボ活用にあたって注意することは? |
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