焦点距離が変化しないこと。単焦点レンズには、比較的光学設計が容易なため、性能の高いレンズが多い。レンズ構成枚数が少なくなるため、小型軽量になるだけでなく、ゴーストやフレアも起こりにくい。また、収差補正もより丁寧に対応がされているものが多い。 光学設計の高度化により、ズームレンズの性能向上も著しいものの、たとえばAPS-Cクラス以上の撮像素子に対応しているレンズでは、F1.4等の明るいレンズは単焦点レンズ以外に選択肢はない。