比較 ソニー α57 vs キヤノン EOS Kiss X5ソニーとキヤノンのミドルクラス&エントリークラスに分類される2機種です。全体的にほぼ同等の評価となりましたが、電子ビューファインダーと光学ファインダーのどちらを評価するか、ということが分かれ目になります。光学ファインダーはクリアな視界とともにタイムラグもないなどのメリットがありますが、対する電子ビューファインダーには実際に写される画像を確認しながら撮影できるメリットがあります。α57に搭載されている電子ビューファインダーは、α65やα77のものよりは劣るとはいえ光学ファインダーに迫る見え方を提供してくれます。発売直後ということで、α57の方が2万円程度高価となっていますが、徐々に金額の差が縮まっていくものと思われます。なお、どちらも標準ズームのセット、標準ズームと望遠ズームのセットが用意されています。 【追記】 キヤノン EOS Kiss X5 の詳細レビュー記事を掲載しました。製品外観や解像力、レンズ評価も行っています。 【追記】 ソニー α57 の詳細レビュー記事を掲載しました。製品外観や解像力、レンズ評価も行っています。 |
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独断コメント | 評価 | |
イメージ センサー |
有効1610万画素CMOS | 有効1800万画素CMOS | どちらも十分な描写力。 | ほぼ同等 |
高感度特性 | ISO100-16000 | ISO100-6400(拡張12800) | 標準で設定できるISO感度はややα57の方が高いものの、ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
連写性能 | 8コマ/秒 連続撮影RAW(14bit)で21コマ |
3.7コマ/秒 連続撮影RAW(14bit)で6コマ |
連写速度、連写撮影可能枚数ともα57が上回る。 | α57が良 |
ファインダー | EVF(0.46型144万ドット) 倍率1.04 視野率100% |
ペンタダハミラー 倍率0.85 視野率95% |
電子ビューファインダーではあるものの、視野率、倍率ともα57の方が高く、ややα57が良。 | ややα57が良 |
シャッター | 1/4000-30秒 | 1/4000-30秒 | フラッシュ同調スピードはα57の1/160秒に対し、KissX5は1/200秒だが、ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
レンズ マウント |
ソニー A | キヤノンEF | − | − |
液晶モニタ | 3型92万ドット | 3型104万ドット | ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
動画性能 | 1920X1080 60p | 1920X1080 30p | α57は60pに対応している。 | ややα57が良 |
付加機能 | バリアングル液晶モニター ダスト除去機能 |
バリアングル液晶モニター ダスト除去機能 |
ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
サイズ | 132.1×97.5×80.7 mm | 133.1x99.5x79.7 mm | ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
重さ | 539g | 515g | ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
価格 | オープン(レンズキット7万円前後) | オープン(5万円弱) | 発売直後であり、α57の方が2万円程度高価。 | KissX5が良 |
メーカーやタイプごとのデジタルカメラの選び方について整理したページもあわせてご覧ください。 |