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富士フイルム FinePix X100 富士フイルム FinePix X100 富士フイルム FinePix X100 富士フイルム FinePix X100



 独断 素晴らしい! ポイント 


◎APS-Cサイズイメージセンサーによる高い描写力
◎23mmF2.0(35mm換算35mm)の素晴らしいレンズ性能
◎ISO12800まで設定可能な高感度性能
 (ISO3200までは十分実用レベル)
◎光学ファインダーと電子ファインダーを組み合わせたハイブリッドビューファインダー
◎物理ダイヤルが多く直観的な操作が可能
◎NDフィルター組み込みによりレンズシャッターの弱点をカバー
◎多彩なフィルムシミュレーション機能を搭載
◎充実したカメラ内RAW現像機能

 独断 もう一息! ポイント 


●コンパクトタイプとしては少々大きいボディ
●細かい操作性の部分でこなれていないところが残っている
●オートフォーカススピードに改善の余地
●RAWで8枚までの連続撮影可能枚数
●1280X720で24pに留まる動画撮影機能
●レンズ開放では近距離撮影でソフトな描写

 独断 デジカメ対決! どっちが良い? 


☆ vs 富士フイルム X10

  

 【一口コラム】 富士フイルム FinePix X100 回顧趣味を超えたカメラ


 FinePix X100を初めて見たとき、想定できるユーザー層がすぐに浮かびました。「時間に余裕のあるシニア層が、散歩のときに気軽に持ち歩くカメラ」というものです。

 しかし、実際に発売が開始されると、私のステレオタイプの思いは、良い意味で裏切られました。シニア層に加え、意外にも若い男性の指名買いが少なくないのです。APS-Cサイズとはいえ、単焦点のレンズ固定式カメラに、12万円を超えるお金を投じるには、それなりの決意が必要ですが、若い方からも惚れこまれる魅力をもったデジタルカメラなのでしょう。

 フィルムカメラでも、まだ一眼レフがそれほど普及していなかった時代のカメラ、それもライカなどのブランド品ではなく、国産メーカーによるレンジファインダー(「的」なものも含め)カメラを彷彿とさせるスタイル。そのデザインを、好ましいと思うか、わざとらしいと思うかは、人によりけりですが、私自身は「懐かしい」とは感じたものの、同時に、バブル時代の流行も頭をよぎりました。

 しかし、実際にこのカメラを手にし、撮影に使ってみると、懐古調の側の内側に、最新の光学・電子機器が詰め込まれた、「宇宙戦艦ヤマト」のようなカメラであることに、率直に驚きました。

 X100の魅力の第一は、光学ファインダーと電子ファインダーを結合させた「ハイブリッドビューファインダー」です。電子ファインダーは、EVFとしてはおそらくトップレベルの見え方を提供しています。初めて使った方は、光学ファインダーなのか電子ファインダーなのか、一瞬とまどうクオリティレベル、と言えばイメージできるのではないかと思います。

 電子ファインダーからカメラ前面のレバーで切り替える光学ファインダーは、さらに特徴的です。光学式ならではの抜けの良いクリアな視界の中に、戦闘機のコクピットディスプレィのような液晶表示が重ね合わせられます。電子ビューファインダーもきれいですが、X100の光学ファインダーを見ると、これだけで使用したいと感じる方も少なくないのではないでしょうか。

 この方式のメリットは、リアルな被写体を見られることだけでなく、電子ファインダーに特有の欠点であるタイムラグをなくすことができる点にあります。これにより、0.01秒のシャッタータイムラグを生かした撮影をすることを可能にしています。また、光学ファインダーでは、レンジファインダーのようなピントの確認こそできないものの、撮影レンズとファインダーが別であることによる視差を補正する枠や、撮影情報も当然表示されます。

 X100のもう一つの魅力は、レンズをはじめとする光学系にあります。23mm(35mmフィルム換算では35mm相当)という比較的広角系のレンズにしては、ボケを含めトップレベルの描写力を持っています。レンズにスーパーEBCコーティングを施し、9枚羽根の円形絞りや、絞り開放でのシャッタースピードを補完するNDフィルターの搭載など、考えられるすべての要素がつぎ込まれています。「レンズ交換式であれば」という意見もありますが、このサイズでこの描写を手にすることができるのは、まさに固定式レンズだからこそだと思います。

 デジタルの時代になって、カメラは耐久消費財から消費財へと変わりました。そのことからは、X100も逃れることはできません。しかし、それでもなお、「一生つきあっていきたい」と思わせる魅力をもっているのが、X100です。
 



 【厳選レビュー記事】
                                                    

◎All About 富士フイルム FinePix X100 「撮れる人」に安心な操作性と高画質を与えてくれる
  2011年 4月 7日 清水 博之
  −総合評価  4.0
  −画質    4.5
  −操作性   4.0
  −機能性   3.5
  −携帯性   3.5
  −バッテリー 4.0

◎デジカメWatch 【新製品レビュー】富士フイルムFinePix X100
  2011年 3月14日 大浦タケシ
  −マニュアル操作やファインダーにこだわるAPS-C単焦点モデル
  −独創的な「ハイブリッドファインダー」
  −薄35mm相当F2の単焦点レンズを搭載
  −NDフィルターで開放絞りでの撮影も
  −カメラ好きの心をつかむ強い個性
  −実写サンプル

◎ITmedia フィルムカメラ風の高級コンパクト機
  2011年 3月11日 永山昌克
  −光学式と電子式が融合したファインダー
  −マクロにも対応した大口径フジノン
  −ダイヤルによるアナログ感覚の操作系
  −ワンプッシュAFやNDフィルターを搭載
  −充実したカメラ内RAW現像機能
  −作例

◎ASCIIデジタル 持つだけで幸せ!? 大人のコンデジ
  2011年 4月18日 山口 立花子
  −OVFとEVFの両方が使える「ハイブリッドビューファインダー」搭載
  −ライカを彷彿とさせる重厚感のあるボディ
  −すべて光学ガラスを採用したスペシャルなレンズ
  −最大の特徴はOVFとEVFを切り替えられる「ハイブリッドビューファインダー」
  −APS-CサイズのCMOSセンサーを採用
  −感度別撮影サンプル(日中)
  −感度別撮影サンプル(夜景)
  −フィルムシミュレーション別撮影サンプル
  −大人の所有欲を満たせてくれるコンデジ

◎日経トレンディネット クラシックな高級機の“マニアもうなる”画質とは?
  2011年 4月22日 星 智徳
  −レンズは交換できないが、35mm相当の単焦点レンズは扱いやすい
  −2種類の表示方法を切り替えられるファインダー
  −操作性は直感的で使いやすく、Fnボタンの存在も便利
  −高感度撮影時もノイズや画質劣化が少なく、画質面での満足度は高い


 【基本仕様】                                                          
    
画素数 1230万(有効) 画像素子 23.6mm×15.8mmCMOS
ISO感度 200〜6400  記録フォーマット  JPEG/RAW 
焦点距離(35mm換算) 35mm  F値 F2 
液晶モニター 2.8インチ 46万ドット  シャッタースピード  30〜1/4000 秒
ファインダー 光学&EVF 起動時間   
電池タイプ 専用電池  専用電池型番 NP-95
撮影枚数 300枚 インターフェース HDMI、USB 
記録メディア SDHCカード SDカード SDXCカード    
手振れ補正機能    防水    
連写機能 3枚 バリアングル    
付加機能      RAW+JPG同時撮影 
動画撮影 1280x720
幅x高さx奥行き 126.5x74.4x53.9 mm 本体重量 405g

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