α58 | SONY | |
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【一口コラム】 α57とα37の後継となる新型エントリーモデル2月20日、ソニーヨーロッパは、新型のレンズ交換式デジカメを2機種発表しました。Aマウントのα58と、EマウントのαNEX-3Nで、どちらもエントリーモデルの位置づけとなります。α58のリリース内容を見ると、この機種は単なるα57の後継機ではなく、αAシリーズのエントリー機を統合する製品であるように思います。イメージセンサーは有効2010万画素へと多画素化されていますが、背面液晶やレンズマウントなど、エントリー機として必要なレベルまでコストダウンが図られており、おそらくα57とα37の両方の後継機種としての役割を担っているのではないでしょうか。 α58の主なポイントを整理すると、次のようになります。
α58(左側)とα57(右側)。ボディ形状はわずかに小型化されていますが、ほぼα57と同じです。マウント部がプラスティック化されています。強度の面が気になるところですが、α57と同様にバヨネット固定部は別部品となっていて、こちらは金属製のようです。
α58(左側)とα57(右側)。背面側のインターフェース関係は、踏襲しています。液晶パネルは、α57の3型92万ドットに対し、2.7型46万ドットへとダウングレードしています。また、チルト形式となったため、可動範囲も上下だけとなります。なお、α37もチルト方式でした。
α58(左側)とα57(右側)。ボディ上面のインターフェースも共通です。モードダイヤルの項目も同じです。アクセサリーシューの形は新型のものに変わっています。
α58(左側)とα57(右側)。デザインテイストは、α37ではなくα57のものを引き継いでいます。
国内での販売については未定ですが、仮に販売されるにしても、動画機能など一部使用は変更になる可能性もあります。もし、αAシリーズの新たなエントリー機という位置づけであれば、国内展開される可能性も高いのではないでしょうか。 ( 記)
本日、国内でも正式発表となり、発売は8月9日の予定です。メーカーの位置づけとしてはα57の後継機となっています。 国内モデルでは動画撮影機能が60iのフルHDに対応するなど、国内に向けた調整もされているようです。 なお、販売はレンズキットのみで、2本のズームレンズがセットになったダブルズームキットと、DT 18-135mm F3.5-5.6 SAMがセットになった高倍率ズームレンズキットの2つが用意されています。 ダブルズームレンズキットに付属する標準レンズはII型となり、「後遮光窓の形状を見直し内面反射を抑制することでゴーストやフレアを抑え、高い描写性能を実現」するとともに、外観の高級感が増し、ズームリングの回転もより滑らかになったようです。なお、光学系については従来品と同じと思われます。
新型標準ズーム、DT 18-55mmF3.5-5.6 II。レンズ構成は7群8枚。最短撮影距離は0.25mで最大撮影倍率は0.34倍。フィルター径は55mm。外寸は71.6×69mm。重量は222g。なお、旧型の光学仕様も同じですが、外寸は69.5x69mm、重量は210gでした。
( 記)
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◎デジカメWatch ソニー、ボディにズームレバーが付いた「α58」を海外発表2013年 2月20日 編集部
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【ソニー α58 基本仕様】
ソニー α58 メーカー製品仕様のページ |
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