αNEX-3N | SONY | |
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【一口コラム】 ズームレバーを内蔵した最小NEX2月20日、ソニーヨーロッパは、新型のレンズ交換式デジカメを2機種発表しました。Aマウントのα58と、EマウントのNEX-3Nで、どちらもエントリーモデルの位置づけとなります。NEX-3Nを最初に見た時、まずはズームレバーを内蔵している点に目が留まりました。レンズ固定式のコンパクトカメラでは一般的な機能ですが、レンズ交換式カメラでズームレバーを搭載したものはなかったように思います。唯一、カメラユニット交換方式のリコーGXRにはズームレバーがありましたが、いずれにしてもレンズ交換式カメラにズームレバーを内蔵するということは「ありそうでなかった」と言えるでしょう。 ※パナソニックLUMIX DMC-G5に搭載されている「ファンクションレバー」では、ズーミング操作または露出補正をカメラ側で操作可能でした。お詫びして訂正するとともに、ご指摘くださった方に感謝申し上げます。 ズームレバーをカメラ本体に持つメリットは、コンパクトカメラと同じように操作できるということに尽きると思います。このことは、単にコンパクトカメラからのステップアップユーザーにとってわかりやすい、ということだけを意味するのではなく、右手だけで基本的なカメラ操作ができることにもつながります。「ズーム操作は左手で行うもの」という撮影方法はフィルムカメラ時代から定着したスタイルですが、動画撮影をはじめ右手だけで完結する方が望ましいシーンは決して少なくありません。 NEX-3Nの特徴は、大幅に小型化された点にもあります。NEX-F3と比べて小さいだけでなく、今までの最小モデルであったNEX-5Nと比較しても小型化されています。重さもNEX-5Nと同じとなっていますので、NEX-3Nは「最小最軽量のNEX」であると言えます。 NEX-3Nと比較すると、主な違いは次の通りとなります。
αNEX-3N(左側)とαNEX-3F(右側)。ボディ形状が一回り小型化されるとともに、高級感も増しています。ストラップ取付部も三角環方式に変更されています。
αNEX-3N(左側)とαNEX-3F(右側)。背面側のインターフェース関係は、ほぼNEX-F3を踏襲しています。液晶パネルはどちらも3型ですが、92万ドットから46万ドットへとダウングレードしています。なお、どちらもタッチパネルではありませんが、180°反転させての自分撮りが可能です。
αNEX-3N(左側)とαNEX-3F(右側)。ボディ幅が短くなり、アクセサリーポートが省略されています。また、シャッターボタンの同軸にズームレバーが新設されています。
αNEX-3Nのズームレバー部分を拡大したもの。この部分だけを見ると、ズームコンパクトカメラを感じさせます。
型番からも、NEX-3NはEシリーズの新しいエントリーモデルとなります。このままの仕様で国内販売されるかどうかは不明ですが、より魅力を増した機種に仕上がっていると思います。 (2013年 2月20日 記) 本日、国内でも正式発表となりました。基本的には海外発表されたものと同じですが、動画撮影についてはやはりフルHD・60iでの撮影が可能となっています(海外モデルでは50iまで)。 発売は3月8日の予定で、16-50mmパワーズームのキットが5万円台、これに55-210mm望遠ズームも付いたダブルズームレンズキットは8万円弱となっています。 (2013年 2月25日 記)
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【厳選レビュー記事】◎マイナビ オートフレーミング機能が進化した小型軽量ミラーレス - ソニー「NEX-3N」実写レポート2013年 3月19日 永山昌克
◎ITmedia ぐっと引き締まったエントリー向けNEX ソニー「NEX-3N」2013年 3月19日 編集部
◎デジカメWatch ソニー、Eマウントエントリーモデル「NEX-3N」2013年 2月25日 編集部
◎AVWatch ソニー、ズームレバー搭載の低価格ミラーレス「NEX-3N」2013年 2月25日 山崎健太郎
◎デジカメWatch ソニー、ボディにズームレバーが付いた「NEX-3N」を海外発表2013年 2月20日 編集部
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【ソニー αNEX-3N 基本仕様】
ソニー αNEX-3N メーカー製品仕様のページ |
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