【JPEG】Joint Photographic Experts Group
コンピュータで扱う静止画像のデータを圧縮する方式。国際標準化機構(ISO)、国際電気標準会議(IEC)、国際電気通信連合(ITU)の合同グループによって策定された。ファイルの拡張子は主に「jpg」が使われているが、「jpeg」が使用される場合もある。
JPEGの圧縮原理は、人間の目は低周波部分よりも高周波部分の方が感度が低いという視覚特性を利用するもので、フルカラーまたはグレースケール画像を対象とする。
一般的に使われているのは非可逆圧縮方式のもので、24ビットデータを扱えるために写真データに適しているとともに、高圧縮にも対応しているので可用性が高い。しかし、保存するたびに再圧縮がかかるため、画像の劣化がおこる。非可逆圧縮なので、画像をもとに戻すことはできない。
【関連項目】
TIFF
RAW
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