レンズの中心から、焦点を結ぶ撮像面までの距離のこと。撮像面積が同じ大きさであれば、焦点距離が短ければ広い範囲が、長ければ狭い範囲が写る。たとえば、焦点距離が50mmのレンズと200mmのレンズを比較すると、前者は後者の16倍の面積を写すことができる。また、焦点距離と撮像素子の大きさによって、撮影できる画角も決まってくる。 なお、デジタルカメラ用のレンズは、基本的に複数のレンズによって構成されている。そのため、レンズの中心とは物理的な中心点ではなく、光学上の中心点となる。