比較04 キヤノン EOS 60D VS ニコン D7000キヤノンとニコンの上級クラスに分類される2機種です。 どちらも上級機としてしっかりとした性能をもっています。 価格面ではEOS60Dの方が安価で購入できますが、D7000もキャッシュバックキャンペーンが実施されているため、実売価格ではもう少し差が縮まります。 D7000の特徴は視野率100%のファインダーであるのに対し、60Dはバリアングル液晶を搭載している点が選択にあたっての評価ポイントになります。 両機種とも標準から中望遠域までのズームレンズとのセットが用意されていますが、加えて60Dには廉価な標準ズームのセットが、D7000には高倍率ズームとのセットがあります。 両機種を比較すると、もし新規で購入するのであれば、僅差ではありますが価格差を考慮し、やや60Dの方をお勧めします。 |
キヤノン EOS 60D | ニコン D7000 | 独断コメント | 評価 | |
イメージ センサー |
有効1800万画素CMOS | 有効1620万画素CMOS | 60Dの方が約180万画素多いが、ほぼ同等の描写力。 | ほぼ同等 |
高感度特性 | ISO100-6400(拡張12800) | ISO100-6400(拡張25600) | 拡張設定ではD7000の方が1段分多いが、ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
連写性能 | 5.3コマ/秒 連続撮影RAW(14bit)で16コマ |
6コマ/秒 連続撮影RAW(14bit)で12コマ |
連写速度はややD7000が早いが、連写撮影可能枚数は60Dが上回る。 | やや60Dが良 |
ファインダー | ペンタプリズム 倍率0.95 視野率96% |
ペンタプリズム 倍率0.94 視野率100% |
D7000は視野率100%のファインダーを搭載している。 | D7000が良 |
シャッター | 1/8000-30秒 | 1/8000-30秒 | フラッシュ同調スピードも同じ1/250秒以下。 | 同等 |
レンズ マウント |
キヤノンEF | ニコンF | どちらもAPS-C専用レンズにも対応している。。 | 同等 |
液晶モニタ | 3型104万ドット | 3型92万ドット | 60Dの方がややドット数が多いものの、ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
動画性能 | 1920X1080 30p | 1920X1080 24p | どちらもフルHDに対応しているが、60Dは30pで撮影可能となっている。 | やや60Dが良 |
付加機能 | バリアングル液晶モニター ダスト除去機能/防塵防滴性能 |
防塵防滴性能 ダスト除去機能 |
両機種ともボディ上面に液晶パネルを搭載。60Dはバリアングル液晶となっている。。 | やや60Dが良 |
サイズ | 144.5x105.8x78.6 mm | 132x105x77 mm | D7000の方が、やや小さい。 | ややD7000が良 |
重さ | 675g | 690g | ほぼ同等の重さとなっている。。 | ほぼ同等 |
価格 | オープン(6万円台後半〜) | オープン(8万円台中頃〜) | 本体は60Dの方が1万5千円程度安価。 | D60が良 |
メーカーやタイプごとのデジタルカメラの選び方について整理したページもあわせてご覧ください。 |