比較 キヤノン EOSKissX6i VS キヤノン EOS60Dキヤノンのミドルクラスを代表するEOS60Dと、その下位に当たるEOSKissX6iの2機種です。描写性能は両機種ともほぼ同等レベルですが、連写性能や光学ファインダー、ボディのつくりなどのカメラとしての基本性能はEOS60Dの方が上回っています。しかし、EOSKissX6iはハイブリッドCMOS AFを搭載しているため、ライブビューモードでの使い勝手や動画撮影能力に関しては、デジタル一眼レフ全体の中でもトップレベルの使いやすさであるものと思われます。EOSKissX6iは新しい製品のため、価格面では逆転しています。両機種ともレンズキット(18-55mm)とダブルズームキット(55-250mm)、EF18-135mmズームレンズのキットが用意されていますが、KissX6i用のは新設計のSTMレンズとなっています。 【追記】 キヤノン EOS Kiss X6i の詳細レビュー記事を掲載しました。製品外観や解像力、レンズ評価も行っています。 |
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![]() キヤノン EOS60D |
独断コメント | 評価 | |
イメージ センサー |
有効1800万画素CMOS | 有効1800万画素CMOS | ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
高感度特性 | ISO100-6400(拡張25600) | ISO100-6400(拡張12800) | KissX6iの方が拡張では1段分高い設定が可能であるが、ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
連写性能 | 5コマ/秒 連続撮影RAW(14bit)で6コマ |
5.3コマ/秒 連続撮影RAW(14bit)で16コマ |
連写コマ数はほぼ同じものの、連続撮影枚数は60Dが多い。 | 60Dが良 |
ファインダー | ペンタダハミラー 倍率0.85 視野率96% |
ペンタプリズム 倍率0.95 視野率96% |
ペンタプリズムのため、60Dの方が良。 | 60Dが良 |
シャッター | 1/4000-30秒 | 1/8000-30秒 | 60Dの方が良。 | 60Dが良 |
レンズ マウント |
キヤノンEF | キヤノンEF | 同等。 | − |
液晶モニタ | 3型104万ドット | 3型104万ドット | サイズ、画素数とも同等。 | ほぼ同等 |
動画性能 | 1920X1080 30p | 1920X1080 30p | どちらも30pでのフルHD撮影が可能。KissX6iは動画撮影中にも位相差AFが活用可能。 | KissX6iが良 |
付加機能 | バリアングル液晶モニター タッチパネル |
バリアングル液晶モニター | 使い勝手の上では、KissX6iが良。 | KissX6iが良 |
サイズ | 133.1x99.8x78.8 mm | 144.5×105.8×78.6mm | KissX6iの方が、幅と奥行きがやや小さい。 | KissX6iが良 |
重さ | 575g | 755g | KissX6iの方が軽い。 | KissX6iが良 |
価格 | オープン(7万円台〜) | オープン(6万円台〜) | 60Dの方が安価。 | 60Dが良 |
メーカーやタイプごとのデジタルカメラの選び方について整理したページもあわせてご覧ください。 |