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特集 カシオ EXILIM EX-TR150
3.カシオ EXILIM EX-TR150の外観をみる |
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カシオ EXILIM EX-TR150
by Inaba Kunio
海外でヒットした究極の自分たち撮りカメラ 評価:5.0
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カシオ EXILIM EX-TR150を開封するEX-TR150が発表された4月9日、いつもの販売店に予約を入れた。人気モデルのため発売日には入手が難しいかもしれないと思っていたが、発売開始前に販売終了することは想定外であった。結果的には幸いにも、発売日に入手することができた。カラーリングは、EX-TR100の時はブラックとホワイトの2種類であったが、EX-TR150はホワイトの1色のみ。このことを見ても、本格的なモデルチェンジが近々あるような気がする。
黒と白を基調としたパッケージ。コンパクトカメラのパッケージとしては標準的な大きさ。
パッケージの上段には、クイックスタートガイドやCD-ROM等が入っており、下段に本体やケーブル、ACアダプター関係が格納されている。
同梱されている付属品。左上よりクイックスタートガイド、USBケーブル、USB-ACアダプターAD-C53U、電源コード、ストラップ、タッチペン。保証書はクイックスタートガイドに印刷されている。また、取扱説明書は同梱されていないため、カシオのホームページからダウンロードすることになる。 バッテリー等の付属品をチェックEX-TR150のバッテリーは本体内に内蔵されており、ユーザーサイドで交換することはできない。充電は本体のUSB端子にケーブルを接続して行う。予備バッテリーを用意することはできないため、必要であればUSB出力のあるモバイルバッテリーを使うことになる。こうした方式には賛否両論があるが、毎日持ち歩くことを想定した機器としては、充電のしやすさや本体の小型化につながるなど、メリットの方が大きいように思う。
同梱されているUSB-ACアダプターAD-C53U。入力側は100〜240V、出力側は5V 650mAと、標準的な規格である。
アダプターには電源コードを接続する。できればウォールマウントアダプタの同梱が望ましいだろう。
アダプターの反対側にはUSB接続用の端子がある。
本体に付属する電源ケーブル。
付属するUSBケーブル。このケーブルは充電だけでなく、パソコンに接続するときにも使用する。
付属するストラップ。携帯電話用のものに似ている。
EX-TR150の液晶モニターは感圧式タッチセンサーのため、タッチペンが付属する。ストラップ部分に装着できるようになっている。 EXILIM EX-TR150の本体外観をチェックボディ本体は落ち着いた高級感のあるホワイト。半ツヤの塗料がしっかりと塗装されている。
ボディ前面。カメラ部分、液晶本体部分、フレーム部分に分かれており、各々が回転軸によって接続されている。非常にユニークな形状である。
液晶側。タッチセンサー方式であるため、ボタンは電源ボタンとシャッターボタンのみ。タッチセンサーは感圧式のため、反応はいま一つかもしれない。付属するタッチペンを活用することになるだろう。
フレーム部分を回転させた状態。フレームは頑丈にできているため、これをがっしりと握っても歪む心配なはい。回転部分はゆるくないため、自由な位置で止めておくことができる。
カメラ側から見た状態。特徴的なスタイルである。
カメラと液晶部分は回転軸によって接続されているため、このように180度反転させることも可能。自分撮り・自分たち撮りに適した形態である。
液晶部分を引き出した状態。ロゴの向きを基準にすると、上側にはSDメモリーカードの挿入口がある。
液晶部分を引き出した状態。ロゴの向きを基準にすると、下側には外部端子等はない。
液晶部分のカメラと反対側には、外部接続端子が格納されている。
デジカメ本体の銘板は、フレーム部分の内側に記載されている。製造国は中国。なお、シリアル番号は1xxxであった。やはり製造数自体がかなり絞り込まれている印象を受けた。
フレーム部分にはストッパーが内蔵されている。内部にバネが組み込まれているがロック機構はない。
SDメモリーカードの挿入口。メモリーカードの出し入れには液晶部分をフレームから回転させる必要がある。
SDメモリーカードを挿入しつつある状態。写真では見えづらいが、挿入口にはカードの挿入方向が刻印されている。また、カード蓋付け根部分にあるグレーのボタンはリセットボタン。電源ボタンが機能しなくなった時などに押すもの。このボタンを押しても本体設定は初期化されない。なお、カメラ本体は小型だが、メモリーカードは通常のSDサイズのもの。
外部端子は、上からHDMI出力端子とUSB端子となる。両端子の間にある穴は、フレームのストッパー用。
カメラ部分。絞りはF2.8の固定。レンズの左上にあるのはLEDライトで、左下はモノラルマイク。
液晶画面にカメラの設定を表示させた状態。設定できる項目は多くないこともあり、比較的シンプルな構成となっている。
撮影モードの選択・設定画面。メイクアップ機能はEX-TR150で新たに搭載された機能。顔を検出してピントや露出を設定するだけでなく、肌のコンディションを整えたり日差しによる影の影響を和らげたりする。
フレームとカメラ部分、液晶部分は回転軸によって接合されているため、このような形状にすることもできる。使い手の「工夫力」が試される気がする。 |