EX-TR100 |
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【一口コラム】 カシオ EX-TR100 「自分達」撮りカメラ 〜ケータイに挑戦するデジカメ 2月に発表後、なかなか実物に触れることができなかったが、いよいよ7月から国内でも販売開始された。EX-TR100は、そのスタイルが一番の特長であり、売りである。35mm換算広角21mm単焦点レンズに1210万画素CMOSセンサーを搭載したカメラユニットに、スイバル方式で3インチ液晶モニターを結合し、全体を可動式フレームで囲っているスタイルは、デジタルカメラの新しい使い方を提案している。 手に持っての印象は、写真から予想する以上に薄くて小さい、というものである。そして次に感じるのは、くるくると自由にまわるフレームは何に使うのだろう?という疑問である。しかし、実際にEX-TR100の電源を入れ、撮影モードに入ると、その疑問は解消する。このフレームはスタンドとして、グリップとして、フックとして、様々なアングルでの撮影のために役立つのである。 単焦点ではあるものの35mm換算で21mmとなる超広角レンズは、他のカメラにはない特長である。一般的な使い方では、あまりに多くのものが写ってしまい使いずらいのではないか、と感じる方も多いだろう。しかし、だからといってEX-TR100は、広角レンズのセオリーである「さらに一歩被写体に寄って写す」ということを意識して撮影することをユーザーに強いるものではない。むしろ、まったく逆で、写したい方向にレンズを向けてシャッターを押せば、必ず被写体も写ってますよ、というお気楽撮影を可能とさせるために、あえて超広角レンズを搭載しているのだ。 スイバル方式のボディであることも、こうした自由な撮影のために一役かっている。とりわけ、液晶画面を180度ひっくり返しての「自分撮り」スタイルは、一般的なデジタルカメラにはない特長である。レンズが広角であることから、単に自分一人の撮影だけでなく、3〜4人程度であっても対応できる。観光地で、景色を背景にした記念写真を、手に持ったまま撮影できるのは、おそらくEX-TR100だけであろう。 小型・薄型だけのデジタルカメラは、携帯電話やスマートフォンにより淘汰されつつある。そうした状況の中、あえてケータイが得意な分野に挑戦したのがEX-TR100だ。まさにカシオならではの製品であり、デジタルカメラの新しい魅力を形にしたカメラである。 |
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【基本仕様】
メーカー製品仕様のページ |
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