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特集 ニコン COOLPIX P310
3.ニコン COOLPIX P310の外観をみる |
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ニコン COOLPIX P310
by Inaba Kunio
ニコンの高級コンパクトCOOLPIX P300の後継機 評価:5.0
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ニコン COOLPIX P310を開封するCOOLPIX P310の「P」はPerformanceを意味し、シリーズの中では高性能を追求するモデルとして位置づけられている。P300はブラックのみだったが、P310はブラックに加えてホワイトも用意されている。今回はホワイトモデルを選択した。発売開始直後であり、概ね3万円前後で販売されている。
黒を基調としたパッケージ。ホワイトモデルのため、パッケージに印刷されている本体も白色となっている。
パッケージの上段には、取扱説明書やCD-ROM等が入っており、下段に本体やケーブル、バッテリー関係が格納されている。
同梱されている付属品。左上より取扱説明書、活用ガイドCD、ソフトCD、USBケーブルUC-E6、オーディオビデオケーブルEG-CP16、ストラップ、本体充電ACアダプターEH-69P、バッテリーEN-EL12。 バッテリー等の付属品をチェックCOOLPIX P310のバッテリーは、Sシリーズなど多くの機種でも利用されている。比較的薄型コンパクトのモデルに採用されている。対応するバッテリーチャージャーはMH-65PだがP310には同梱されておらず、本体に挿入したままACケーブルで充電する方式となっている。
同梱されている本体充電ACアダプターEH-69P。電源プラグ一体型で、USB出力口に接続するケーブルも付属している。
コンセント用のプラグ部分は回転して格納できる。USBケーブルを利用し、本体を充電する。
バッテリーパックEN-EL12。容量は1050mAhで、静止画であれば約230コマ、動画で約1時間5分の撮影が可能。偽造防止のホログラムが貼付されている。バッテリーパックはベトナム製。本体での充電には最大で4時間かかる。
付属のUSBケーブル。パソコンとの接続だけでなく、本体内でバッテリー充電のためにも使用する。
AVケーブルも付属する。フルHDに対応しているため、できればHDMIケーブルも付属していることが望ましい。
付属するストラップ。携帯電話用のものに似ている。 COOLPIX P310の本体外観をチェックボディ本体は落ち着いた高級感のあるホワイト。半ツヤの塗料が厚く塗装されている。四角を基調としたデザインは重量感を感じさせるが、実際に手にすると、意外に軽く感じる。
ボディ前面。基本的なデザインはP300のものを踏襲している。唯一の違いは、レンズ左下にFnボタンが新設されている点である。右手部分にはゴムを埋め込んだグリップもある。向かって左側に出ているポッチは、ストラップ装着用のもの。
ボディ背面側。縦一杯を液晶画面が占めている。右手親指部分にはゴム製のグリップが貼付されている。ボタンのレイアウトや機能はP300と同じ。
ボディ上面。やはりP300とほぼ同じ。モードダイヤルの「逆光モード」が「ユーザーセッティングモード」に入れ換えられている。また、ステレオマイクの穴の形式が一つ穴のタイプに変更された。
ボディ底面。三脚穴は金属製となっており、レンズ光軸からはややシフトされている。大型のバッテリー室カバーが目立つ。デザイン的にはホワイトの方が好ましく感じるが、ブラックモデルと同じ部品が使われているのはコスト上の理由かもしれない。
ボディ左側面には、内蔵ストロボポップアップ用のスイッチが配置されている。電源がOFF状態でもポップアップ可能。
ボディ右側面にはHDMI端子カバーとストラップ装着部がある。
HDMIポートはボディ右側側面に単独で配置されている。写真はゴムカバーをめくったところ。
充電用のコネクターは、カメラ底面にある。ゴムカバーにも記載されているように、このコネクターはA/V OUTを兼ねる。なお、少々見にくいが、コネクター左側にある切りかけは、DCカプラーを接続するときのケーブル穴。
バッテリー室とメモリーカード部には挿入方向のガイダンスシールが貼付されている。
バッテリーパックとメモリーカードを挿入したところ。このあたりのインターフェースも各社共通する。
レンズ周辺にはレンズの使用が印字されている。開放F値は1.8〜4.9と、比較的明るいレンズである。
電源をオフにした状態では、レンズは本体内に沈胴している。
電源をオンにすると、レンズが伸長する。写真の状況は広角端であるが、望遠側にズームしてもレンズ全体の長さはあまり変わらない。
液晶モニターは92万ドット。コンパクトカメラとしては比較的高精細のものが搭載されている。
軍艦部右側。部品配置は基本的にP300と同じ。
右手グリップ側のコントロール部分。OKボタンの周りのロータリーマルチセレクターは、上下左右のボタンとしてだけでなく、回転させることも可能。親指側ゴムにある穴はスピーカー用。
内蔵ストロボをポップアップさせた状態。あまり高くはないが、レンズ長がそれほど長くないため、けられることはないだろう。
ボディにあるNikonのロゴは刻印に塗料が流し込まれている。その右に見えるランプは、セルフタイマーとAF補助光を兼ねるもの。このあたりの機能は多くの機種で共通する。
モードダイヤルの「逆光モード」が「ユーザーセッティングモード」に置き換わるなど、インターフェース部分はP300からブラッシュアップされている。 |
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