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特集 キヤノン PowerShot G1X

3.キヤノン PowerShot G1Xの外観をみる


キヤノン PowerShotG1X  by Inaba Kunio    大型センサーを搭載した究極のG  評価:5.0

 PowerShot G1Xを開封する

 PowerShot G1Xは、1月に米国で開催された家電見本市CESの直前に、ヨーロッパで発表された。キヤノン初の大型センサー搭載コンパクトカメラということで、すぐに予約を入れた。予想では799ドルとのことであったが、実際には6万円台が実売価格となっているようだ。カラーはブラック一色。カラー選択で迷う必要はないが、シルバーモデルも似合いそうだ。

 キヤノンのコンパクトカメラ共通のデザインとなっているパッケージ。厚みはあるものの、予想していたよりも小さい箱である。

 ちなみにPowerShot G12のパッケージと一緒に並べるとこうなる。厚さは1.5倍ほどであるものの、箱の専有面積はほぼ同じ。

 パッケージは小さいが、ぎっしり詰まっているという感じではない。写真に移っているのは下段で、この上にマニュアルやCD-ROMなどが入っていた。パッケージングもG12と同様にされている。

 同梱されているもの。左上より、ユーザーガイド、CD-ROM、バッテリーチャージャーCB-2LC、バッテリーパックNB-10L、ネックストラップNS-DC9、インターフェースケーブルIFC-400PCU。バッテリーパックには端子カバーが装着されている。付属品は必要十分なもののみといる。

 バッテリーと充電器をチェック

 PowerShotG1Xのバッテリー関係は、SX40HSに採用されているものと同じである。

 NB-5L用バッテリーチャージャーCB-2LC。充電には約1時間50分が必要。

 コンセントプラグは折り畳み式のため、携帯性は良い。バッテリーチャージャーは中国製。

 NB-10Lは、容量920mAh。静止画で約250枚、動画撮影では約1時間10分の撮影が可能。液晶画面を消灯すると、それぞれ700枚、2時間10分となる。実像式光学ファインダーを搭載しているメリットの一つである。バッテリーセルは日本製だが、パッケージングは中国にて行われている。

 PowerShot G1Xの付属品をチェック

 付属しているインターフェースケーブルIFC-400PCU。本体とパソコンの接続に使用する。PowerShotG12用のケーブルと同じもの。

 ネックストラップNS-DC9。合皮製だがしっかりしたつくりである。これもPowerShotG12と共通。

 PowerShotG12ではレンズカバーはレンズ自体に内蔵されていたが、G1Xではレンズキャップ方式となった。脱落防止用の紐が付属する。

 レンズキャップの裏側。つまみ方式となっており、レンズ先頭の溝とかみ合わせて固定する。

 レンズキャップを装着した状態。


 PowerShot G1Xの本体外観をチェック

 ボディ本体は落ち着いた半つや消しブラックで、高級感がある。基本的なデザインはまぎれもなくG12を踏襲している。PowerShotG12と比べると金額差が大きいので当然ではあるが、カメラとしてのクラスが違うことを感じる。重さはG12の401gに対し、G1Xは534gと133g重いだけだが、手に持つとG12とは異なり、ずっしりとした手ごたえを感じる。

 カメラ前面。フロントカバーは金属製。レンズキャップ方式となったため、電源OFF時にもレンズ前玉が露出している。

 液晶モニター側。液晶モニターはG12と同様に2軸で接続されているため、自由にアングルを変えることができる。インターフェース関係も基本的にG12と共通しており、G12のユーザであれば迷うことなく操作可能だろう。なおG1Xではリアカバーも金属製となっている。

 ボディ上面。グリップ部が大きく張り出していることが分かる。レンズは沈胴式であるが、大型イメージセンサーに対応するために大型化した結果、ボディ厚とほぼ同じくらい突出していることがわかる。2段式のモードダイヤルもG12から引き継いでいるが、G12では下段はISO感度設定ダイヤルだったものが、G1Xでは露出補正ダイヤルとなっている。

 ボディ左側面。中央やや上にある6つの穴はスピーカー。ステレオマイクはアクセサリーシュー基部の両側に設置されている。

 ボディ右側面には、外部インターエースが配置されている。下に見える切り欠きは、DCカプラー取付時にケーブルを通すためのもの。

 ボディ底面。日本製と明記されている。三脚用穴はレンズ中央部からややずれた位置にある。レンズが大型のため干渉を避けるためにこうした配置になったものと思われるが、できればレンズ光軸上に配置してある方が望ましい。

 レンズ前面。PowerShotG12では実焦点距離は6.1~30.5mmであったが、G1Xでは15.1~60.4mmとなった。35mm換算の画角では、どちらも広角側28mmとなる。

 ボディ前面右上部には、電子ダイヤルやランプ、実像式ファインダー対物側レンズが見える。このあたりの配置もG12と共通する。

 右手グリップ側にはG1Xのロゴが刻印され、インクが流し込まれている。

 レンズ鏡胴には金属リングが装着されている。

 金属リングは、レンズ右下にある取り外しボタンを押して反時計回りに回転させると外すことができる。ここには、マクロライトアダプターを介してマクロリングライトMR-14EXが装着できる。

 はずした金属リング。あまり外す機会はないかもしれないが、しっかりと作りこまれている。

 金属リングの内側には、ボディに装着するための白い指標が印字されている。

 右手グリップ側のコントロール部。モードダイヤル下段の機能が、ISO感度設定から露出補正に変わったものの、基本的な配置はG12と共通である。シャッターボタンが大型化されたため、使いやすさがぐっと向上している。

 ボディ右側の外部インターフェース用カバー。

 外部インターフェース用カバーの内側には、A/V OUT(映像/音声出力)・DIGITAL端子、リモコン端子、HDMI端子が格納されている。配置順番は一部異なっているが、インターフェース自体はG12と同じ。リモコン端子には、リモートスイッチLH-DC70を装着できる。

 G12では内蔵フラッシュは常に露出していたが、G1Xではポップアップ方式に変わった。スイッチは手動のため、使用する場合には必ず手でポップアップさせる必要がある。電源OFF時にもポップアップは可能。

 内蔵フラッシュをポップアップさせた状態。

 実像式ビューファインダー。ファインダー部の右にあるランプは、撮影準備状況を表示するもの。光学ファインダー内部には表示部がないため、視野に入るこの位置のランプを確認することになる。ファインダー左側のダイヤルは視度補正用。その左側にあるSボタンは、ショートカットボタンで、自由に機能登録ができる。

 ボディ背面右側のメインコントロール部。基本的なレイアウトはG12と共通するが、機能は一部入れ換えられている。

 液晶モニターを開いたところ。2軸方式のため、比較的自由に向きを設定できる。このあたりもG12のものを踏襲している。

 底面カバーには、バッテリーとSDメモリーカードが格納される。挿入方向等のガイダンスはとくに表示されていないので、向きに注意が必要。端子を見ながら入れれば問題ないとはいえ、このあたりは改善の必要があるかもしれない。

 バッテリーとSDメモリーカードを挿入しつつある状態。

 電源OFF時にもレンズが出ているが、この状態は沈胴時である。

 電源を入れると、沈胴していたレンズが伸長する。広角側でも意外と伸びるが、APS-Cサイズの一眼レフ用レンズを考えれば、仕方がないかもしれない。

 望遠側にした状態。35mm換算の画角では112mmとなる。

 液晶モニターの明るさは5段階で設定できる。G12では2.8型46万ドットだったが、G1Xでは3型92万ドットと、大型化・高精細化がされており、かなり見やすくなった。

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キヤノン PowerShot G1X 特集メニュー
1.PowerShot G1Xの位置づけと概要
2.製品仕様からみたPowerShot G1X
3.PowerShot G1Xの外観をみる
4.PowerShot G1Xの描写力をチェック
5.PowerShot G1XはG12からどう進化したか?
6.結局、PowerShot G1Xは「買い」か?