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特集 ソニー αNEX-7
3.ソニー αNEX-7の外観をみる |
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ソニー αNEX-7
by Inaba Kunio
電子ビューファインダーを内蔵したハイエンドミラーレスカメラ
評価:5.0
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ソニー αNEX-7を開封するαNEX-7は、2011年8月の発表時点では11月の発売予定であったが、タイにおける洪水の影響で2カ月ずれ込み、2012年1月27日の登場となった。ボディ色はブラックのみで、今までのNEXシリーズとは異なるテイストとなっている。販売形態はボディのみとSEL1855レンズをセットした2種類である。SEL1855は内容的には従来のものと同じだが、NEX-7のボディ色にあわせブラック塗装がされている。今のところ、セットでしか購入できないので、今回はこちらを選択した。
黒を基調とした外箱。レンズ交換式カメラのレンズキットのため、比較的大きめのパッケージである。パッケージングにもコストがかけられており、製品のクラスを感じさせる。
カバーを開けると、一番上には紙製のケースが入っている。このケースは写真のように引き出し式で、中にマニュアルや保証書、CD-ROMが入っている。
紙製のケースの下にはグレーの専用クロスが挟み込まれており、その下にボディやレンズが鎮座している。ボディの上に見えるのは専用ストラップ。
ボディの部分の下には、さらにバッテリーチャージャーやケーブル類が入れらている。
左から、マニュアル、CD-ROM、専用ストラップ、USBケーブル、バッテリーパックNP-FW50、バッテリーチャージャー BC-VW1。バッテリーパックの下にあるのはアイピースカップで、ファインダー部分に装着する。 バッテリー関係をチェック
バッテリーチャージャー BC-VW1。α55等でも使用されているものである。240Vまで対応しており、コンセントの形状によってはこのまま海外でも使用可能である。
コンセント部分を回転させることでチャージャー内に格納できる。コンセント部分にスペースが必要ではあるが、可搬性は高い。
バッテリーパックNP-FW50。容量は1080mAhで、静止画で最大430枚、動画で100分の撮影が可能となっている。充電には250分必要。 ソニー αNEX-7の付属品をチェック
付属する専用ストラップ。布製であるが、ロゴの部分は刺繍となっており高級感がる。
付属するUSBケーブル。本体側の端子はミニ規格。
アイピースカップ。軟質プラスティック製でファインダー部分に装着する。
付属するクリーニングクロス。NEX-7のロゴの付いたタブが付いている。 ソニー αNEX-7の本体をチェック
ボディ正面。NEXシリーズとしては確かに大きいが、マウント開口部とボディのサイズを見ると、レンズ交換式カメラとしては極限までシェイプアップしていることがわかる。ボディ両サイドにはストラップ取付用の三角環がつけられている。クラスとしてはα77と同じであることを示している。
ボディ背面。他のNEXシリーズとは異なり、むしろAマウントの一眼レフカメラに近いインターフェースである。右肩部分にある2つのコントロールダイヤルが印象的である。電子ビューファインダーは左上部に配置されている。以前、ミノルタのAPS一眼レフVECTIS
S-1もこうしたレイアウトであったので、光学ファインダーでもこのような配置は不可能ではないが、やはり電子ビューならではのメリットと言ってもよいだろう。
ボディ上面。大きく張り出したグリップ部が印象的だ。イメージセンサー位置指標により、センサーがボディ中央部のマウント側に近い部分に設置されていることがわかる。
ボディ底面。グリップ部分は全体がバッテリー室になっていることがわかる。三脚用の穴はレンズ光軸上に設置してある。ボディはタイ製。
バッテリーカバーを開いた状態。蓋の部分には挿入方向のガイダンスが表示されている。
バッテリーとメモリーカードを挿入しつつある状態。青いレバーの部分がバッテリーのストッパーとなる。
マウント開口部。マウント上に「E-mount」の文字が刻印されている。SONYのロゴも刻印部分にインクが流されている。αのロゴは出っ張らされている。SONYのロゴの下にあるランプは、AF補助光とセルフタイマーランプ、スマイルシャッターランプを兼ねるもの。
マウント基部にある4つの横長の穴はマイク用。
大型のシャッターボタンが配置されている。その左側にあるのはナビゲーションボタンで、これを押すことによって2つのコントロールダイヤルやコントロールホイールの機能を切り換えることができる。
ボディ上面右側。コントロールダイヤルには滑り止めの溝もきってあり、操作感は良い。
ボディ液晶側のコントロール部。コントロールホイールの上下にある2つのボタンはソフトキーボタンで、その時々の状況によって機能が変わる。コントロールホイールを含めた機能内容については、常時液晶画面右側に表示されるので、わかりやすい。再生ボタンの左側にあるのは、内蔵ストロボのポップアップボタン。電源が入っていない状態でも機能する。
大型の電子ビューファインダー。アイセンサーが配置されているため、液晶モニターと自動で切り換えることも可能となっている。その右に見えるホイールは、視度調整用のもの。
ボディ左側面には外部端子が配置されている。カバーは2つに分割されているため、片側だけを開くことも可能。
上からHDMI端子、USB端子、外部マイク端子となる。
内蔵ストロボがポップアップした状態。内蔵ストロボのガイドナンバーは6。
ポップアップした内蔵ストロボを手で押さえるとバウンスさせることも可能。
液晶画面。液晶パネルは16:9のものだが、画像表示は左側の3:2の部分が使用され、右端はボタンの機能等が表示される。画像を16:9に変えると、画像表示部分の上下がマスクされる。
液晶モニターは上下にチルトする。視野角は比較的広い。
液晶モニターを下向きにシフトさせた状態。この状態がほぼ可動の限界となる。
電子ビューファインダーにアイピースカップを装着した状態。しっかりとはまるものの、脱落には注意が必要かもしれない。
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