DP2 Quattro | SIGMA | |
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【シグマ DP2 Quattro 徹底レビュー】です。開封・製品外観や描写力テストも掲載。
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【一口コラム】 「すべてを一から開発」した新世代DP2月13日から開催されるCP+2014に向けて、各社から新製品が発表され始めています。昨年、シグマがリリースした新型機は75mm相当の単焦点レンズを搭載したDP3 Merrillだけでしたが、本年はDP三兄弟すべてがバージョンアップされるようです。まず最初に姿を現したのは、45mm相当F2.8のDP2 Quattroです。シグマによると「センサー、エンジン、レンズ、筐体などあらゆる要素を見直し、一から開発しなおした」カメラとなっています。 シグマは三層式のダイレクトイメージセンサーFoveonを搭載したカメラに特化しており、とくに解像感のある描写性能は、他社製品にはない魅力となっています。
2012年7月に発売開始となったDP2 Merrill。
まずは、前機種であるDP2 Merrill(製品レビュー)と外観を比較してみたいと思います。
DP2 Quattro(左側)とDP2 Merrill(右側)。デザインは大きく一新され、横幅が伸びています。レンズの仕様はほぼ同じですが、新たに設計されたもののようです。
DP2 Quattro(左側)とDP2 Merrill(右側)。親指部分にFOCUSボタンが置かれているのが目立ちます。液晶パネルはどちらも3型92万ドットで、アスペクト比は4:3です。
DP2 Quattro(左側)とDP2 Merrill(右側)。ボディ自体はかなり薄くなっており、グリップ部分は液晶モニター側に張り出しています。グリップ上には、シャッターボタンの同軸とその後ろにコマンドダイヤルが置かれているようです。レンズ、アクセサリーシュー、液晶モニターはすべて同軸上に設けられています。
DP2 QuattroをDP2 Merrillと比較すると、主に次のような違いがあります。
なお、同時に発表されたDP1 Quattro(28mm相当F2.8)、DP3 Quattro(75mm相当F2.8)は、レンズ部分以外の筐体はDP2 Quattroと共通で、ボディサイズも奥行きが87.1mm、101.8mmになる点以外は同じです。現在発表されている仕様上では、Merrillシリーズに搭載されているレンズと共通しています。 DP2 Quattroは、斬新なボディデザインも特徴的ですが、やはり新方式のイメージセンサーでどこまで描写力が向上したのかが注目されます。シグマによれば、解像力はさらに30%向上しているとのことですので、実力をチェックするのが今から楽しみです。
最上層(ブルー)の画素数は、その下にある層(グリーン、レッド)の4倍となっています。シリーズ名称「Quattro」はここから採ったとのことです。各層で色情報を取得するとともに、ブルー層では輝度情報も取り込みます。RAW時の画素数は5,424x3,616=19,620,416となりますので、ブルー層の各画素が取り込んだ輝度情報が最小ドットとして活用されるようです。
【追記】
液晶モニター側に大きく張り出したグリップもユニークです。
( by Inaba Kunio)
6月12日、発売日と市場想定価格が発表されました。DP2 Quattroの発売日は6月27日で、11万前後になるようです。Merrill世代と同様に、まずは45mm相当のDP2からリリースされることになりますが、追って28mm相当のDP1や75mm相当のDP3も発売になると思われますが、これらについては未定とのことでした。 また、DP2 Quattroの発売記念として、初回出荷品には「dpラッピングクロス」が同梱されるとのことです。同梱品にはパッケージ外装にシールが貼付されていますので、それが目印となるようです。 Quattro世代の新型センサーで、どこまで描写性能が向上したのか。発売までの2週間が待ち遠しく感じます。 (
by Inaba Kunio)
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【厳選レビュー記事】◎マイナビ シグマ、新開発の3層イメージセンサーを搭載する「dp Quattro」を開発発表2014年2月7日 編集部
◎デジカメWatch シグマ、新世代Foveon X3センサー採用の「dp Quattro」シリーズ2014年2月10日 鈴木誠
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【シグマ DP2 Quattro 基本仕様】
シグマ DP2 Quattro メーカー製品仕様のページ |
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