米アップルから新世代iPhone5sとiPhone5cがリリースされました。すでに新聞でも報道されている通り、新たにdocomoでも取り扱われる予定で、これで国内3キャリアすべてでiPhoneの正式利用が可能となりました。
iPhone5cはコストパフォーマンス面を重視した端末で、基本的な性能はiPhone5を踏襲するようです。これに対しiPhone5sでは、処理性能が向上するとともに指紋センサーや新型カメラを搭載するなど、機能強化がされています。

まだ詳細仕様は発表されていませんが、iPhone5sのカメラ機能は概ね次のようになります。

※独自推計値

iPhone5sに搭載されているiSightカメラのイメージセンサーは裏面照射型CMOSセンサーで、画素ピッチ15ミクロン。iPhone5と比較すると画素面積が15%拡大したことにより、感度は33%向上したとのことです。
連続バーストモードでは10枚/秒の連写が可能で、オートフォーカス速度も最大2倍に高速化されています。また、4枚連写の画像合成による自動手ぶれ補正機能も搭載されました。動画撮影も、フルHD（30fps）に対応しています。

この他にも、標準搭載のカメラアプリも8つのフィルターを備えるなど機能強化がされているようです。

昨年9月にはiPhone5のカメラ性能を評価しましたが、当時でも廉価タイプのコンパクトデジカメを凌駕する描写性能を示しました。それがiPhone5sでどこまで強化されたのか、実機での評価が楽しみです。