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特集 XF1

富士フイルム XF1 ~Xシリーズ初のスタイリッシュモデル

富士フイルム XF1  by Inaba Kunio    X10の描写力をスタイリッシュボディに搭載  評価:5.0
富士フイルム  XF1 FUJIFILM

1.富士フイルム XF1の位置づけと概要

 X10の描写力をスタイリッシュボディに搭載

 富士フイルムがAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載する高級コンパクトカメラFinePixX100を発表したのは、前回2010年9月のフォトキナでした。当時、大型イメージセンサーを搭載したコンパクトカメラはシグマのDPシリーズだけでしたので、会場でも多くの注目を集めました。
 翌年3月には日本国内でもX100が発売開始となりましたが、予想を上回る予約に加え、発売開始直後に起きた東日本大震災で宮城県大和町にある生産向上が被災したこともあり、しばらくの間はなかなか入手できない状態でした。
 X100発表時、メーカーからもXシリーズの充実が言及されていましたが、実際に昨年秋から順次ラインアップが充実されてきました。また、レンズ固定式の高級コンパクトカメラだけでなく、レンズ交換式カメラもXブランドで展開されてきています。

 2011年 3月:FinePixX100(APS-Cサイズ、35mm相当F2)
 2011年10月:X10(2/3型、28-112mm相当F2-2.8)
 2011年12月:X-S1(2/3型、24-624mm相当F2.8-5.6)
 2012年 2月:X-Pro1(APS-Cサイズ、レンズ交換式)
 2012年11月:XF1(2/3型、25-100mm相当F1.8-4.9)
 2012年11月(予定):X-E1(APS-Cサイズ、レンズ交換式)

 こうしてみると、小型スタイリッシュ高級コンパクトXF1の登場により、Xシリーズのラインアップが一通り揃ったように思います。発売開始から2年足らずで6機種がリリースされており、このことからも富士フイルムがいかにXシリーズに力を入れているかがわかります。

FUJIFILM XF1
 X10と同じイメージセンサーを搭載したスタイリッシュモデルXF1

 XF1の仕様上の主な特徴は次の点です。
  • 有効約1200万画素2/3型CMOSセンサー。(X10と同じ)
  • レンズは手動式のズームレンズ。35mm換算で25-100mmF1.8-4.9。
  • ファインダーは非搭載。また、オプションでも対応しない。
  • 起動0.55秒、最速0.16秒のオートフォーカス。
  • モードダイヤル、コマンドダイヤルなど、サイズの割に直接操作可能なインターフェース。
  • 最大で7.4mまで照射可能なストロボを内蔵。
  • RAW撮影に対応。JPEG+RAWの撮影も可能。(X10と同じ)
  • ボディサイズは107.9×61.5×33.0mmと、X10よりも一回り小さい。
 なお、Xシリーズの中では文句なく最小最軽量モデルとなっていますが、小型軽量性を重視した高級コンパクトの中では、標準的なボディサイズとなります。

富士フイルム XF1
オリンパス STYLUS XZ-2
 XF1(左側)とオリンパス STYLUS XZ-2(右側)。幅は約5mm、高さは約4mm、XF1の方が小さい。重さは、XF1の225gに対し、XZ-2は346g。
富士フイルム XF1
キヤノン PowerShotS110
 XF1(左側)とキヤノンPowerShotS110(右側)。高さはほぼ同じだが、幅はXF1の方が1cm弱大きい。重さは、XF1の225gに対し、S110は198g。
富士フイルム XF1
パナソニック LUMIX DMC-LX7
 XF1(左側)とパナソニック LUMIX DMC-LX7(右側)。幅は約4mm、高さは約6mm、XF1の方が小さい。重さは、XF1の225gに対し、LX7は298g。
富士フイルム XF1
ソニー DSC-RX100
 XF1(左側)とソニーDSC-RX100(右側)。幅は約6mm、高さは約3mm、XF1の方が大きい。重さは、XF1の225gに対し、RX100は240g。

【XF1と小型高級コンパクトの比較】

機種名 富士フイルム XF1
XF1
オリンパス STYLUS XZ-2
XZ-2
キヤノン PowerShotS110
PowerShotS110
パナソニック LUMIX DMC-LX7
DMC-LX7
ソニー DSC-RX100
DSC-RX100
イメージセンサー 有効1200万画素
1/1.7型CMOS
有効1200万画素
1/1.7型CMOS
有効1210万画素
1/1.7型CMOS
有効1010万画素
1/1.7型CMOS
有効2020万画素
1型CMOS
レンズ
(35mm換算)
25mm-100mm
F1.8-4.9
28mm-112mm
F1.8-2.5
24mm-120mm
F2-5.9
24mm-90mm
F1.4-2.3
28mm-100mm
F1.8-4.9
手振れ補正 光学式 光学式 光学式 光学式 光学式
ISO感度 ISO100-12800 ISO100-12800 ISO80-12800 ISO80-3200 ISO125-6400
シャッタースピード 1/4-1/2000秒 60-1/2000秒 1-1/2000秒 60-1/4000秒 1-1/2000秒
液晶モニター 3型46万ドット 3型92万ドット 3型46万ドット 3型92万ドット 3型123万ドット
連写 10コマ/秒 15コマ/秒 10コマ/秒 60コマ/秒 10コマ/秒
動画 1920 X 1080 1920 X 1080 1920 X 1080 1920 X 1080 1920 X 1080
バッテリー 300枚 310枚 200枚 330枚 330枚
サイズ
(W x H x D)
107.9x61.5x33mm 113x65.4x48mm 98.8x59x26.9mm 110.5x67.1x45.6mm 101.6x58.1x35.9mm
重さ 298g/204g 346g/- 198g/173g 298g/269g 240g/213g
 

 「いつも持ち歩ける」高級コンパクト

 もう一つXF1で特徴的なのは、沈胴レンズまわりです。収納モードからレンズを引き出すとスタンバイモードに切り替わります。この状態では、レンズカバーは閉じたままで撮影もできません。このスタンバイモードから、さらにズームレンズを回転させると、撮影可能モードに切り替わり、連動して電源もONに入ります。メーカーの公表値によれば、クイック起動を設定すれば、0.55秒で起動し、オートフォーカスも最短0.16秒で合焦します。カメラを構える動作をしつつ、同時に撮影可能状態へと切り替えられる点が、スナップ用カメラとしては大きなメリットになると思います。

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2.富士フイルム XF1を開封し外観をチェック

  XF1を開封する

 新登場したXF1は、最初からカラーバリエーションが用意されている点も特徴の一つです。本体部分のカラーはシルバーですが、グリップ部分のシボ革はブラック、レッド、ブラウンの3モデルがあります。今回はブラックモデルをチョイスしました。
 発売時点の実売価格は、4万8千円程度となっています。X10登場時の価格は6万円でしたので、かなり安価でのスタートだと思います。ちなみに現時点のX10の価格は、ややXF1よりも高めといった感じです。

 Xシリーズ共通の黒を基調としたパッケージ。コンパクトカメラですが、予想以上に小型です。パッケージの上蓋部分にはカメラ本体の写真が大きく印刷されています。

 パッケージの上段には、取扱説明書やCD-ROM等が入っており、下段に本体やケーブル、ストラップ、バッテリー等が格納されています。カメラ本体はビニールに包まれているだけですが、段ボールの箱によって直接パッケージ壁面に接しないよう、空間が作られています。(ボディ左側の三角形の部分)

 同梱されている付属品。左上より取扱説明書、ソフトCD、バッテリーチャージャーBC-50B、プラグアダプター、ストラップ、バッテリーNP-50A、専用USBケーブル、ストラップ。

 XF1の本体外観をチェック

 クラシックなボディですが、X10とは異なるテイストとなっています。シンプルで飽きのきにくいデザインだと思います。

 ボディ前面。ボディ中央部にレンズがあるだけのシンプルなデザインです。シボ革はデザインだけでなく、ホールド感を向上させてくれます。また、指紋の付着も防止します。

 ボディ液晶側。コンパクトボディの割に、ボタンやダイヤル類が多く設けられています。液晶パネルは3型46万ドットで、アスペクト比は4:3のものが採用されています。X10は2.8型でしたので、実像式ビューファインダーがない分、大型の液晶となっています。

 ボディ上面。つや消し処理された金属ボディが上品です。左側にはストロボが内蔵されており、右側にはシャッターボタン、モードダイヤル、ファンクションボタンが置かれています。電源のON/OFFはレンズ鏡胴部分の回転によって行うため、電源ボタンはありません。

 ボディ底面。左側にはバッテリーとメモリーカードが格納されます。中央部の穴はスピーカー用のものです。三脚用の穴は、レンズ光軸からシフトされています。レンズとの干渉を避けるためと思われます。

 ボディ左側面。こちら側には外部端子等はありません。また、ストラップは片吊方式のため、吊り具もこちら側には置かれていません。

 ボディ右側面。中央部には外部接続端子が格納されています。その下にあるグレーのゴムは、ACアダプターを使用するときにコードを通すための切欠カバーです。

 ボディにはFUJIFILMのロゴが刻印され黒いインクも流されています。ロゴの右にある穴はAF補助光とセルフタイマー用のランプです。

 レンズは沈胴方式で、収納時およびスタンバイ時にはレンズカバーが閉じます。レンズ外周には基本仕様が印字されています。中央一番上にある赤い指標は、収納時のロック位置を示すだけでなく、ズーム焦点距離の指標としても機能します。

 ボディ中央部には型番XF1が記されています。その右下には、日本製の表示もされています。その上にあるランプはインジケーターランプで、ピントが合っているかどうかやデータの書き込み状況、エラー状況を示すものです。

 ストロボのポップアップスイッチはマニュアル式のため、電源が入っていない状態でも稼働します。

 モードダイヤルがボディ上面に突出しないよう、埋め込み方式で設置されています。シャッターボタンの左下にあるファンクションボタンFnは、ISO感度や画質モードなどから選択・設定可能となっています。

 グリップ部分にあるメインコマンドダイヤルは、回転させるだけでなく、押下することでボタンとしても機能します。その右にはゴム製のグリップが置かれています。

 メインコントロール部。右下のホイールは、回転可能であり、サブコマンドダイヤルとなります。右下のE-Fnは拡張ファンクションボタンとして機能するだけでなく、長押しすることで液晶表示を「モニター晴天モード」への切換が可能です。また、左下にあるDISP/BACKボタンを長押しするとマナーモードとなり、フラッシュやAF補助光、セルフタイマーランプが発光しなくなるとともに、音声もOFFになります。

 ボディ右側面にある外部接続端子カバーを開けた状態。上から、USB A/V OUT端子、HDMIミニ端子です。

 外部接続端子の上にはストラップ取付部があります。片吊方式のため、こちら側にストラップを結びつけます。

 レンズ沈胴状態では、むやみにレンズが伸びてしまわないよう、ロック機構があります。写真のように指標を合わせた状態ではレンズが固定されます。

 レンズを伸ばすためには、まずレンズ鏡胴を時計と反対方向に回してロックを解除します。

 そしてそのまま鏡胴をつかんで手前に引っ張り出すと、レンズ鏡胴基部に別の指標が表示されます。その状態で、さらに時計と反対方向に回して指標を合わせると、スタンバイモードとなります。この状態では電源は入っていませんが、レンズは固定されますので、安定した状態となります。

 スタンバイモードからさらに回転させ、25mm指標のところにあるクリックから撮影可能となります。そのまま望遠側にズーミングさせることもできます。

 広角端の状態。この状態でクリック感がありますので、指標を見なくても撮影モードに入ったことがわかります。

 35mm換算で35mmの状態が一番レンズ長が短くなります。

 これは望遠端の状態です。この状態でレンズ長は一番長くなります。

 レンズ鏡胴部分には35mm版換算の焦点距離が印字されています。25mm以外ではクリック感はありません。なお、この印字は沈胴状態ではカメラ内に格納される部分となります。

 バッテリー室の蓋を開けた状態。メモリーカードの挿入方向のガイダンスが表示されています。

 バッテリーとメモリーカードを挿入しつつある状態。メモリーカードは表示部分が手前側になります。また、バッテリーはオレンジ色とストッパーの色を合わせる向きで挿入します。逆方向でも入りますが、突起部分が干渉するため、完全に奥までは入らないようになっています。

 広角端で内蔵ストロボをポップアップさせた状態。カメラ本体が小型の割に、ポップアップ位置は高いため、レンズ鏡胴部分によるケラレは発生しにくいように思います。

 液晶表示。表示項目は比較的自由に選択できます。また、電子水準器やヒストグラムの表示も可能です。

 モニター晴天モードに切り換えると、輝度がアップされます。屋外等での明るい場所でも、画面の写りこみ等を抑制し、見やすくなります。

 電源をオンにするとレンズが顔を出します。レンズカバーが内蔵されているため、ハンドリングが容易です。

 バッテリー等の付属品をチェック

 XF1のバッテリーは、X10やFinePixF800EXRなど、多くの機種で採用されていますので、比較的入手は容易です。

 同梱されているバッテリーチャージャーBC-50B。表面には各種認証マークが所狭しとプリントされています。

 コンセント用のプラグ部分は方式別に異なるものが装着できるよう、組み合わせ方式になっています。

 日本向け製品に同梱されているプラグ部分。プラグ部分は固定式です。

 バッテリーチャージャーに装着する部分。

 組み合わせた状態。可搬性の点では、プラグ部分が回転する構造になっている方が望ましいと感じました。NP-50Aの充電には、最大で110分かかります。

 付属するバッテリーNP-50A。3.7V 1000mAhで、静止画であれば300枚の撮影が可能です。

 付属するUSBケーブル。パソコンやプリンター等との接続に使用します。

 付属するストラップ。携帯電話用のものと同等です。

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3.富士フイルム XF1の描写性能はどうか?

 描写力チェック1:高感度性能

 XF1の基本感度はISO100で、標準でISO3200までの設定が可能です。さらに拡張設定で、ISO12800まで広げることができますが、ISO6400ではMサイズ、ISO12800ではSサイズとなります。また、RAWでの撮影もISO3200までとなります。このあたりはX10と同様です。

 高感度ノイズについては、カメラ内にノイズリダクションの設定があります。設定は「弱」「やや弱」「スタンダード」「やや強」「強」の5段階で、初期設定では「スタンダード」になっています。また、RAWで撮影し現像時にノイズリダクション処理を行うことも可能です。

 実際の撮影結果が下記サンプルです。切り出した画像はほぼ等倍となっていますが、「スタンダード」ではISO400まではノイズ感がありません。ISO800あたりでは暗部を中心にノイズが目立ってくるようになり、ISO1600では、部分的にかなりノイズがみられます。X10も同様でしたが、常用域としてはこのあたりが一つの目安だと思います。

 ISO3200以上になると、さらにノイズ低減処理が強くかかるため、ディテールの解像感が悪化します。ISO6400以上では、解像力の低下も目立ってきますので、基本的には緊急避難としての使い方となると思います。

 ノイズリダクションの設定を「強」にすると、解像感の低下は目立ちますが、ISO6400以上でもそれなりに使えそうな画像となります。出力される画像サイズがMまたはSサイズになりますので、そのことを含めて利用方法を考える必要があります。

 下記のサンプルは画像の一部を切り出したものとなります。クリックすると元画像が表示されるのであわせて参照していただければと思います。


サンプル画像。左下の赤枠の部分を切り出してある。
画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

ISO100(「弱」「スタンダード」「強」)
FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1


ISO200(「弱」「スタンダード」「強」)
FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1


ISO400(「弱」「スタンダード」「強」)
FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1


ISO800(「弱」「スタンダード」「強」)
FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1


ISO1600(「弱」「スタンダード」「強」)
FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1


ISO3200(「弱」「スタンダード」「強」)
FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1


ISO6400 (「弱」「スタンダード」「強」)
FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1


ISO12800 (「弱」「スタンダード」「強」)
FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1FUJIFILM XF1


 描写力チェック2:歪曲収差

 XF1に搭載しているレンズは35mm換算で25mmから100mmの光学4倍ズームのため、高級コンパクトの範疇では標準的なズーム域のレンズとなっています。X10と同じ4倍ズームですが、焦点距離がやや広角側にシフトするとともに、開放F値がF2.0-2.8からF1.8-4.9となっています。広角側では若干明るくなりましたが、望遠側についてはやや暗くなっており、このあたりはレンズの小型化が影響しているのかもしれません。

 XF1には撮影メニューの中に「ゆがみ補正」等の項目はありませんが、標準で電子的な補正がかけられているものと思われます。

 下記のサンプルは、広角端、標準域、望遠端で歪曲収差を確認したものです。光学4倍ズームということもあり、ズーム全域で良好に補正されています。広角端では周辺部にわずかに樽型収差が残っていますが、ほとんど気にならないレベルに補正されています。望遠側に移るにつれ収差が少なくなり、標準域ではほとんど目立たなくなります。標準域から望遠端にかけては、ほぼ完全に歪曲収差は補正されています。

焦点距離:6mm(35mmサイズ換算25mm)

FUJIFILM XF1


焦点距離:12.8mm(35mmサイズ換算51mm)

FUJIFILM XF1


焦点距離:25.6mm(35mmサイズ換算100mm)

FUJIFILM XF1



 描写力チェック3:解像力

 レンズ固定式のカメラでの解像力テストでは、イメージセンサーとレンズの両方の実力が試されます。いつもの通りISO12233準拠チャートを使用して解像力チェックを行いました。結果は、X10と同様に高い解像力を示しています。

 35mm換算で25mmの広角端では、開放から高い解像力を示しています。モアレの影響が出ているが、部分的に2500本のラインを視認することができました。1段絞ると、さらに解像感が増しています。望遠側に移るにつれ、わずかに解像感の低下が認められますが、コンパクトカメラとしては良好といえます。

 画像周辺部については、絞り開放ではやや柔らかい描写となっていますが、いずれの焦点域でも1段絞ると全般的に鮮明度の高い画像となります。

 実際のチャートは画像をクリックすると表示されるので、ぜひ直接確認していだだければと思います。


ISO012233準拠チャート。中央と左上の赤枠の部分を切り出
してある。画像をクリックすると、元画像の全体が開きます。

6.0mm域(35mmサイズ換算25mm) F1.8
FUJIFILM XF1
FUJIFILM XF1

6.0mm域(35mmサイズ換算25mm) F2.5
FUJIFILM XF1
FUJIFILM XF1


13.2mm域(35mmサイズ換算51mm) F4.2
FUJIFILM XF1
FUJIFILM XF1

13.2mm域(35mmサイズ換算51mm) F6.4
FUJIFILM XF1
FUJIFILM XF1


25.6mm域(35mmサイズ換算100mm) F4.9
FUJIFILM XF1
FUJIFILM XF1

25.6mm域(35mmサイズ換算100mm) F7.1
FUJIFILM XF1
FUJIFILM XF1


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4.結局、富士フイルム XF1は「買い」か?

 独断 素晴らしい!smile ポイント 
  • 小型軽量ボディに高い描写性能を実現。
  • ISO12800まで設定可能な高感度性能(ISO1600までは実用レベル)。
  • 撮影意欲を高めるレンズ沈胴構造とマニュアルズーム機構。
  • ダイヤルやボタンによる直接的なインターフェースを搭載。
  • ボタン類のカスタマイズに幅広く対応。
  • フルHDの動画撮影が可能。
  • コンパクトカメラにしては速いオートフォーカス。

 独断 もう一息!not smile ポイント 
  • オプションでも電子ビューファインダーに対応していない。
  • スタンバイモードに戻してすぐに撮影モードにすると、切換動作が追随しない場合がある。
  • 撮影データ記録時には操作を受け付けなくなる。

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付録1.製品仕様からみた XF1の特長

有効画素数  1,200万画素
 ※X10も同じ。
撮像素子  2/3型 EXR-CMOS 原色フィルター採用
記録メディア  内蔵メモリー(約25MB)
 SDメモリカード/SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード(UHS-I対応)
記録方式  静止画
  DCF準拠
  圧縮:Exif Ver.2.3 JPEG準拠/DPOF対応
  非圧縮:RAW(RAF独自フォーマット)、RAW+JPEG 記録
 動画
  H.264規格準拠(MOV)、ステレオ音声付
記録画素数  [L]
 <4:3>4000×3000
 <3:2>4000×2664
 <16:9>4000×2248
 <1:1>2992×2992
 [M]
 <4:3>2816×2112
 <3:2>2816×1864
 <16:9>2816×1584
 <1:1>2112×2112
 [S]
 <4:3>2048×1536
 <3:2>2048×1360
 <16:9>1920×1080
 <1:1>1536×1536
 <ぐるっとパノラマ時>
 [横撮り]
 120°:3840×1080
 180°:5760×1080
 360°:11520×1080
 [縦撮り]
 120°:3840×1624
 180°:5760×1624
 360°:11520×1624
レンズ  フジノン光学式4倍ズームレンズ
 f=6.4mm~25.6mm(35mmフィルム換算:25mm~100mm相当)
 開放F値:F1.8(広角)~F4.9(望遠)
 6群7枚(非球面4枚7面)
 ※X10は28-112mmF2.0-2.8(35mm換算)
デジタルズーム  超解像2倍ズーム(光学4倍ズームと併用 最大約8倍)
絞り  F1.8~F11(広角)、F4.9~F11(望遠)、1/3EVステップ
撮影可能範囲
(レンズ先端からの距離)
 標準:[広角]:約50cm~∞、[望遠]:約80cm~∞
 マクロ:[広角]:約3cm~3.0m、[望遠]:約50cm~3.0m
撮影感度  AUTO/AUTO(3200)/AUTO(1600)/AUTO(800)/AUTO(400)、ISO100/200/250/320/400/500/640/800/1000/1250/1600/2000/2500/3200/ 4000/5000/6400/12800
 ISO4000、5000、6400は画像サイズ[M][S]
 ISO12800は画像サイズ[S]
 ※X10も同じ。
測光方式  TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ
露出制御  プログラムAE/絞り優先AE/シャッター優先AE/マニュアル
シーンポジション  高感度2枚撮り/ナチュラルフォト/人物/美肌/風景/スポーツ/夜景/夜景(三脚)/花火/夕焼け/スノー/ビーチ/水中/パーティ/花の接写/文字の撮影
ブレ補正  光学式(レンズシフト方式)
露出補正  -2.0EV~+2.0EV 1/3EVステップ
シャッタースピード  1/4秒~1/2000秒(AUTO時) 、30秒~1/2000秒(全モードあわせて)  ※開放絞り:1/1000
 ※X10は1/4000秒まで対応。
連写  連写
  超高速:約10コマ/秒[サイズM、S]
  高速:約7コマ/秒
  中速:約5コマ/秒
  低速:約3コマ/秒
 前後撮り連写
  超高速:約10コマ/秒
  高速:約7コマ/秒
  中速:約5コマ/秒
  低速:約3コマ/秒
 各速度で連続8コマまたは16コマの選択が可能。
 超高速の8コマおよび各速度の16コマの場合はサイズ[M]、[S]
 ※X10も同じ。
オートブラケティング  AEブラケティング(±1/3EV、±2/3EV、±1EV)
 フィルムシミュレーションブラケティング(PROVIA/STANDARD、Velvia/VIVID, ASTIA/SOFT)
 ダイナミックレンジブラケティング(100%、200%、400%)
 ISOブラケティング(±1/3EV、±2/3EV、±1EV)
フォーカス  シングルAF/コンティニュアスAF/マニュアルフォーカス
AF方式  TTLコントラストAF、AF補助光付き/オートマクロ有り
AFフレーム選択  エリア選択/オートエリア自動追尾
ホワイトバランス  シーン自動認識オート/プリセット(晴天/日陰/昼光色蛍光灯/昼白色蛍光灯/白色蛍光灯/電球/水中)/カスタム/色温度(ケルビン値)選択(2500K~10000K)
セルフタイマー  約10秒/約2秒
フラッシュ  手動ポップアップ式
 撮影可能範囲(感度ISO AUTO(800)時)
 広角:約50cm~7.4m
 望遠:約80cm~2.7m
フラッシュ発光モード  赤目補正OFF時
  オート/強制発光/発光禁止/スローシンクロ
 赤目補正ON時
  赤目軽減オート/赤目軽減+強制発光/発光禁止/赤目軽減+スローシンクロ
液晶モニター  3型TFTカラー液晶モニター 約46万ドット(視野率約100%)
 ※X10は2.8型。
動画  1920×1080ピクセル
 1280×720ピクセル
 640×480ピクセル(30フレーム/秒)
 音声付き(ステレオ)
 動画撮影中の光学ズーム(マニュアル)可能
 ※X10も同じ。
撮影時機能  EXRモード(プレミアムEXRオート/高解像度優先/高感度低ノイズ優先/ダイナミックレンジ優先)、ハイスピード動画撮影機能(70、120、200フレーム/秒)、顔キレイナビ(顔検出機能)、赤目補正機能、個人認識、RAW撮影(AUTO/P/S/A/M)、アドバンストモード(アドバンストフィルター、ぐるっとパノラマ360、ぼかしコントロール、連写重ね撮り、多重露出、3D2回撮り)、フィルムシミュレーション、電子水準器、ヒストグラム表示、フォーカスチェック、フレーミングガイド(ベストフレーミング)、コマNo.メモリー、インテリジェントブレ防止、日付書き込み、E-fn(拡張ファンクション)ボタンカスタム設定、動画中シーン認識
再生時機能  顔キレイナビ(顔検出機能)、赤目補正機能、トリミング、リサイズ、画像回転、スライドショー、マルチ再生(マイクロサムネイル機能付き)、日付再生、ヒストグラム表示、高輝度警告表示、縦横自動回転再生、ボイスメモ、フォトブックアシスト、ピクチャーサーチ、お気に入り、アップロード先設定、パノラマ再生、複数指定消去、RAW現像
その他の機能  PictBridge 対応、Exif Print 対応、PRINT Image Matching II 対応、言語設定(日/英含む35言語)、世界時計(時差設定)、シャッター音選択、マナーモード
入出力端子  ビデオ出力:NTSC/PAL方式(モノラル音声付き)
 デジタル入出力:USB2.0(High-Speed)
 HD出力:HDMI Mini Connector
 ※X10も同じ。
電源  充電式バッテリーNP-50A
 専用DCカプラーCP-50(別売)とACパワーアダプターAC-5VX(別売)を併用
 静止画で約300枚。
 ※X10は270枚(LED消灯時は640枚)
寸法  (幅)107.9mm×(高さ)61.5mm×(奥行き)33.0mm
 (奥行きはレンズ含む、ファインダー突部含まず)
 ※X10は117mm×69.6mm×59.8mm
質量  約225g(付属バッテリー、メモリーカード含む)
 約204g(バッテリー、メモリーカード含まず)
 ※X10は350g/330g。
動作環境  0℃~40℃、10%~80%(結露しないこと)
付属品  充電式バッテリーNP-50A
 バッテリーチャージャーBC-50B
 ハンドストラップ
 専用マルチコネクターUSBケーブル
 CD-ROM(画像ビュアーソフト、RAW現像ソフトなど)
 使用説明書、保証書一式
 プラグアダプター

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付録2.発売前のファーストレビュー

【一口コラム】 小型でスタイリッシュな「X10」

 今回のフォトキナにおいて、富士フイルムは新型ミラーレスカメラX-E1とともにXF1を発表した。国内での発売は未定だが、米国では10月に$499.95で販売予定となっている。80円換算で約4万円となるので、X10のスタート価格6万円台よりも廉価といえるだろう。

 XF1の特徴は、今まで富士フィルムXシリーズでカバーしてこなかった「小型高級コンパクト」の分野にフォーカスした製品という点である。サイズ的には多機能コンパクトFinePixF800EXRとほぼ同等サイズであるが、このボディの中にX10と同じイメージセンサーと、やや広角側に焦点域をずらした4倍ズームレンズが搭載されている。

 XF1が搭載しているレンズは、35mm換算で25-100mmF1.8-4.9となり、日常的な撮影で便利な焦点距離をカバーしている。広角端ではF1.8、望遠端でもF4.9という明るいレンズのため、オールマイティに使えるだろう。面白いのは、このレンズを格納するために2段階の沈胴方式を採用した点だ。まず沈胴状態からレンズを引き出してPortable Modeに切り換える。そしてさらにレンズ鏡胴部分を回転させるとShooting Modeになり、撮影可能となる。

富士フイルム FUJIFILM XF1 富士フイルム FUJIFILM XF1 富士フイルム FUJIFILM XF1

 なお、この動作は電源のON/OFF機能も持っているため、慣れてくれば意識せずに撮影モードに入ることができそうだ。なお、レンズのズーム操作はX10と同様、マニュアル方式となる。

 XF1の主な仕様をX10と比較すると、次のとおりとなる。

【XF1とX10の比較】

機種名 XF1 X10
イメージセンサー 有効1200万画素
2/3型 EXR CMOS
有効1200万画素
2/3型 EXR CMOS
レンズ 25mm~100mm F1.8-4.9
(35mm換算)
28mm~112mm F2-2.8
(35mm換算)
ファインダー - 実像式
ISO感度 ISO100-3200
(拡張でISO12800)
ISO100-3200
(拡張でISO12800)
シャッタースピード 30-1/2000秒 1/4-1/4000秒
液晶モニター 3型46万ドット 2.8型46万ドット
連写速度 10コマ/秒 10コマ/秒
動画撮影 1920 X 1080 (30p) 1920 X 1080 (30fps)
インターフェース USB、HDMI micro、A/V output USB、HDMI micro、A/V output
バッテリー 300枚 270枚
サイズ
(W x H x D)
107.9×61.5×33.0mm 117x69.6x56.8mm
重さ
(含カード、電池)
225g 350g

 上記のレンズを含めたXF1の主な特徴は、
  • 有効約1200万画素2/3型CMOSセンサー。
  • レンズは手動式のズームレンズ。35mm換算で25-100mmF1.8-4.9。
  • ファインダーはEVFを含め搭載しない。また、オプションでも用意されない。
  • 起動0.55秒、最速0.16秒のオートフォーカス。
  • モードダイヤル、コマンドダイヤルなど、サイズの割に直接操作可能なインターフェース。
  • 最大で7.4mまで照射可能なストロボを内蔵。
  • RAW撮影に対応。JPEG+RAWの撮影も可能。
となっている。

富士フイルム XF1 富士フイルム X10
 XF1(左側)とX10(右側)。どちらもクラシカルなデザインテイストだが、その趣の方向は異なる。XF1の方がよりモダンなスタイルとなっている。サイズ的には、X10よりも一回り小型化された。

富士フイルム XF1 富士フイルム X10
 XF1(左側)とX10(右側)。液晶パネルはXF1の方が一回り大きい。XF1にはアクセサリーシューもないので、外付けの電子ビューファインダーだけでなく光学ファインダーも装着できない。割り切った仕様であり、ある意味潔いかもしれない。


 現時点で発表されているボディカラーは、ブラック、レッド、ブラウンの3色。フォトキナでの記事によれば、その他の色の追加も検討されているようだ。以前、徹底レビュー記事の中で評価したが、X10の描写性能はコンパクトカメラの中でトップレベルである。ソニーのDSC-RX100と比較すると、幅6mm、高さ3mm程度XF1の方が大きいが、厚さは逆に3mm程度薄くなっている。XF1がDSC-RX100の良きライバルとなることを期待したい。
(2012年9月23日 記)

 富士フイルムから、国内でも正式発表された。発売は11月3日の予定で、店頭予想価格は5万5千円とのこと。ボディカラーは、ブラック、ブラウン、レッドの3色とも登場する。あと1か月強と、意外と早い登場かもしれない。
(2012年10月9日 記)


 独断 デジカメ対決! どっちが良い? 


☆ vs ソニー サイバーショット DSC-RX100
☆ vs パナソニック LUMIX DMC-LX7
☆ vs オリンパス STYLUS XZ-2
☆ vs 富士フイルム X10
☆ vs キヤノン PowerShotS110

 

【厳選レビュー記事】

◎デジカメWatch 2012年冬:いま話題の“高級コンパクト”6機種を試す(画像編)

  2012年11月30日 大浦タケシ
  • レンズスペックと画角。
  • 多様なアスペクト比。
  • 歪曲収差・周辺減光。
  • ISO感度。

◎デジカメWatch 2012年冬:いま話題の“高級コンパクト”6機種を試す(操作編)

  2012年11月29日 大浦タケシ
  • ニコンCOOLPIX P7700、キヤノンPowerShot G15、FUJIFILM XF1、OLYMPUS STYLUS XZ-2、ソニーサイバーショットDSC-RX100、パナソニックLUMIX DMC-LX7。
  • 液晶モニターは3型が主流。ボディサイズは様々。
  • 操作系の配置にも個性あり。
  • 操作編・まとめ。

◎デジカメWatch 【新製品レビュー】FUJIFILM XF1

  2012年11月20日 大浦タケシ
  • ~スタイリッシュかつ質実剛健な高級コンパクト機。
  • 沈胴式のマニュアルズームレンズを採用。
  • 不足のない画質。フィルムシミュレーションも継承。
  • カスタマイズ性が光るE-Fn(拡張ファンクション)ボタン。
  • 実写サンプル。

◎ITmedia シンプル操作でも楽しめるポケットサイズの「X」――「FUJIFILM XF1」

  2012年11月 1日 佐藤直宏
  • E-Fnボタンによる快適な操作性。
  • 軽快なスタイルが似合うカメラ。
  • 作例。

◎デジカメWatch 「FUJIFILM XF1」「FUJIFILM X-E1」発表会レポート

  2012年10月 9日 武石修
  • 新キャラクターの真木よう子さんも登場。
  • 「Xシリーズはヒット商品」と古森会長。
  • X-E1は機動性の高いカメラ。
  • 真木よう子「XF1は運命のカメラ」。

◎デジカメWatch 【フォトキナ】インタビュー:新“X”シリーズ「X-E1」「XF1」を発表した富士フイルム

  2012年 9月22日 本田雅一
  • 富士フイルム電子映像事業部商品部担当課長。
  • 好評を持って迎え入れられたX-Pro1。
  • X-E1の画質はX-Pro1と同じ。
  • X100後継機種は?

◎デジカメWatch 【フォトキナ】富士フイルム、「X-E1」「XF1」の説明会を開催

  2012年 9月21日 武石修
  • FUJIFILM X-E1は上位モデルと同等の画質で小型化を図る。
  • 小型化を重視したXF 18-55mm F2.8-4 R LM OIS。
  • XF 14mm F2.8 Rは歪曲収差ほぼゼロ。
  • レンズが沈胴可能になったFUJIFILM XF1。
  • デザインコンセプト“X-DNA”を定義。
  • 欧州はコンパクト不振もレンズ交換式が伸長。

◎デジカメWatch 富士フイルム、マニュアルズームレンズ搭載の薄型コンパクト「XF1」を海外発表

  2012年 9月17日 編集部
  • 2/3型CMOS、F1.8-4.9ズームレンズを採用。国内での発売は未定。
  • 米国では10月に発売予定。価格は499.95ドル。
  • 「FUJIFILM X10」と撮像素子のスペックは同等。
  • 最短撮影距離は3cm。
  • 焦点距離25-100mm相当F1.8-4.9の光学4倍ズームレンズ。

【富士フイルム XF1 基本仕様】

画素数 1200万(有効) 画像素子  2/3型 CMOS
ISO感度 100~3200
(拡張で12800)
 
記録フォーマット  JPEG/RAW 
焦点距離(35mm換算) 25-100mm  F値 F1.8-4.9 
液晶モニター 3型 46万ドット  シャッタースピード  30~1/2000 秒
ファインダー - 起動時間 0.55秒
電池タイプ 専用電池  専用電池型番 NP-50A
撮影枚数 300枚 インターフェース USB、HDMI、AV OUT
記録メディア SDHCカード SDカード SDXCカード
手振れ補正機能 光学式 防水    
連射機能 10コマ/秒 バリアングル 
付加機能     RAW+JPG同時撮影 
動画撮影 1920x1080(30fps)
幅x高さx奥行き 107.9×61.5×33.0mm  本体重量 225g(カード、バッテリー含)

 富士フイルム XF1 メーカー製品仕様のページ
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