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特集 キヤノン Canon IXY1
3.キヤノン Canon IXY1の外観と基本機能をみる |
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キヤノン IXY1
by Inaba Kunio
IXYシリーズの原点に挑む多機能小型コンパクトデジカメ 評価:5.0
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Canon IXY1を開封するIXY1を初めて触ったのは、2月に行われたCP+2012の会場でだった。目当てはPowerShot G1Xであったが、IXY1、IXY3もすでに手に取って触れる状態で展示がされていた。小型で高級感があり、初代IXY DIGITALを彷彿とさせるデザインは、持っているだけで楽しくなるようなカメラだ。IXY1はシルバーモデルは用意されておらず、ブラックとホワイトの2種類のみ。今回はより指紋が付きにくそうなホワイトモデルを選択した。
キヤノンのコンパクトカメラ共通のデザインとなっているパッケージ。IXY1はホワイトモデルもこのデザインの箱に入っている。ボディカラーは側面に貼付されたシールによって区別できる。
パッケージは小さいが、ぎっしり詰まっているという感じではない。写真に写っているのは下段で、この上にマニュアルやCD-ROMなどが入っていた。
同梱物。左上よりユーザーガイド、ソフトウェアCD-ROM、バッテリーチャージャーCB-2LB、バッテリーパックNB-9L、リストストラップWS-DC10、インターフェースケーブルIFC-400PCU。ユーザーガイドはIXY420Fと共通となっている。 バッテリーと充電器をチェックIXY1のバッテリー関係は、IXY50SやIXY51Sに採用されているものと同じである。
バッテリーチャージャーCB-2LB。比較的小型である。充電が完了するとランプが緑色に点灯する。満充電には1時間50分必要。
プラグ部分は回転させることができる。持ち運びが容易になるので、こうした仕組みはありがたい。ただし、テーブルタップなどに繋ぐときには、他のアダプターとの干渉を避けるため、延長コードが必要になる場合がある。
バッテリーパックNB-9L。容量は870mAhで、静止画で約190枚、動画では最長50分の撮影が可能。単三電池と同程度の太さだが、長さは2/3程度。 Canon IXY1の付属品をチェック
付属のリストストラップ。実物は写真よりもしっかりしている。
ストラップにはスタイラスとして機能する部品も付いている。指先でタッチパネル操作がうまくできないときに使用するためのもの。
付属のインターフェースケーブル。 Canon IXY1の本体外観をチェックボディはしっかりとホワイトで塗装されている。塗装幕は厚いため、通常の仕様では剥げにくいだろう。
本体前面。レンズ周りも含めすべてホワイトで塗装されている。ストロボの左に見えるのはセルフタイマー等で点灯するランプ。その両側に見える穴はステレオマイク。レンズの右下にある3つの穴はスピーカー。
ボディ背面。タッチ方式のインターフェースのため、背面側はすべて液晶パネルとなっている。液晶は3.2型46万ドットのもの。
ボディ上面。シャッターボタンのまわりにズームレバーが配置されている。電源ボタンの下にある上面ランプは、メモリーカードへの記録時等に点灯する。シャッターボタンの右にあるのは無線LANランプ。
ボディ底面。三脚穴の右側にバッテリー室が、左端の上側にはメモリーカードスロットが配置されている。バッテリー室の蓋の中央部分は、ACアダプター接続時のケーブル用穴が開くようになっている。三脚穴はレンズ光軸から若干ずれているが、アルミ合金製となっている。
ボディ左側。外部接続端子用のカバーがある。
外部接続端子カバーを開けた状態。左がA/V OUT・DIGITAL端子で、右がHDMi端子。
メモリーカードカバーを開けた状態。写真では見えづらいが、ふたの部分にカードの挿入方向が刻印されている。
ボディを小型化するため、SDメモリーカードはmicro規格のものとなる。
バッテリー室の蓋を開けた状態。
バッテリーを挿入しつつある状態。形状が半円形のため、挿入する向きは間違えにくい。
液晶パネルは輝度も高く、屋外でも比較的視認性は良い。画像表示部の両側にある左右5つづつのブロックに割り当てる機能は変更することができる。
電源オフの状態では完全にレンズは収納される。この中に12倍ズームが格納されているのには驚愕させられる。
電源をオンにするとレンズ先頭のカバーが開き、伸長する。この状態は広角端で、レンズ長が最短となる。
望遠端にすると、レンズ長が一番長くなるが、意外と短い。
シャッター部分。物理的なボタン類はここだけである。
ボディ右側にストラップ取付部がある。これもIXYシリーズ共通のもの。 Wi-Fi動作をチェック
カメラで画像ファイルを選択し、スマートホンに転送できる。(約14秒)
スマートホンでカメラ内の画像を表示させ、必要な画像をダウンロードできる。(約19秒) |
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