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 THETA RICOH  
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【一口コラム】 究極の記録カメラ〜360°カメラの可能性

 ドイツで開催されているイベントIFA2013で、リコーは全天球撮影カメラTHETAを発表しました。単なるコンセプトモデルではなく、10月から$399(税抜)でネット販売が開始される予定です。当面は、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカの4カ国のみで、日本国内での発売は検討中とのことです。

 リコーは2012年のフォトキナで全天球レンズユニットを展示しており、1月に開催されたCP+2013では実際に撮影できるカメラも参考出品していました。THETAはデザインが改善されただけでなく、レンズ間の距離も短縮されていることから、全天球イメージもブラッシュアップされているのではないかと思われます。

 全天球カメラとは、一言で言えばレンズの周りすべてを記録できるカメラです。今までもパノラマ撮影機能などで複数回シャッターを切ることで似た画像を得ることもできましたが、THETAは1回のシャッター操作で全天球が撮影できます。もちろん、手に持って撮影すれば、撮影者の姿も含めて360°すべてが記録されます。

 「それってなに?」となかなか実感がわかないと思いますので、まずは下記メーカーサイトの動画を見て頂ければと思います。

  →リコー THETAサイト:2つの動画が掲載されています。

 すごいカメラだと思います。画素数はどうか、どこまで拡大できるのか、静止画だけなのか、といろいろと気になる点は浮かんできますが、そうした「?」を吹き飛ばすような魅力を持ったカメラだと思います。

 実際にこうした技術は、セキュリティ分野での必要性から発展してきました。ある点から見えるすべての光景を記録できますので、防犯カメラにおいてはかなり実用化されてきています。しかし、カメラの本体の目的が「記録」ということであれば、まさに全天球カメラは「究極のカメラ」なのだろうと思います。

 THETAで面白いのは、撮影した画像はスマートフォンやタブレット、パソコン等の画面で楽しむことがメインとなる点です。もちろん、必要な部分を拡大して切り出し、プリントすることも可能ですが、やはり画面上で自由に拡大して楽しむのが一番合っていると思います。

 たとえば、旅行の記録をするときに、まわりのすべてが写ります。カメラが見えるところにいる人や場所は必ず記録されますので、あえて全員いるかどうかを確認したり、ポーズをとったりする必要もないかもしれません。カメラを意識しない、自然な姿を写せるかもしれません。

RICOH THETA
 THETAのインターフェース。基本はシャッターボタンを押すだけの操作となります。

 当面はiPhone5/iPhone4Sのみの対応となりますが、年内にはAndroid端末にも対応される予定です。センサー画素数は公表されていませんが、1枚あたりのファイルサイズが3~4MBであることを考えると、概ね5~10メガ画素程度であるように思います。

 いずれにしても、ぜひとも国内販売をしてほしいカメラだと思います。

by Inaba Kunio)


 AV Watchにリコーのインタビュー記事が掲載されていますので、THETAに関心を持たれた方はご覧になられることをお勧めします。

 このカメラに対して若干誤解をされている方もいらっしゃると思いますが、カメラでの記録は上記のような丸形のイメージとなりますが、アプリケーションやネット上のサービスにより、被写体は歪むことなく表示されます。一般のカメラと違うのは、画像の切り出しを撮影後に自由に行えるということです。

 たとえば、被写体に対して表側のカメラを向けて撮影すると、単に被写体だけでなく、撮っている自分の姿や空、右や左の景色、地面も記録されることになります。カメラを視点としてすべての景色が記録されることになりますので、まさにその場の空気が切り取られることになります。

by Inaba Kunio)


 国内での発売が正式に決定しました。発売日は11月8日で、4万円台半ばでの販売となるようです。
 国内発売開始に伴い、ニュースリリースが出されていますので、購入をご検討される方はまずはご覧になられると良いと思います。
 →「RICOH THETA」新発売〜撮影者を取り囲む全天球イメージを撮影可能〜

by Inaba Kunio)



 

【厳選レビュー記事】

◎ITmedia 取り巻くすべてを撮影する全天球カメラ「RICOH THETA」で遊ぼう

  2013年11月 7日 荻窪圭
  • カメラ内部で合成して1枚の画像にし、専用アプリで鑑賞すると、カメラの上下前後左右すべてを見られる。
  • THETAで撮る時はウルトラマンのポーズがお勧め。
  • iPhoneで全天球写真を見よう。
  • iPhoneから撮ってみる。

◎デジカメWatch 全天球カメラ「RICOH THETA」の国内発売が決定

  2013年10月25日 鈴木誠
  • 11月8日に発売。店頭価格は4万円台半ばの見込み。
  • 二眼屈曲光学系を採用し、1度のシャッターで全天球イメージを撮影できるカメラ。
  • リモート撮影もできる専用iPhoneアプリ「RICOH THETA for iPhone」を用意。年末までにAndroid OS用も提供予定。
  • Adobe AIRで動作するWindows/Mac用ソフトも用意。
  • 底部に三脚穴を持ち、別売でストラップ用アタッチメントも用意。

◎AV Watch インタビュー:リコーが「THETA」で狙う新しい映像体験とは

  2013年 9月 7日 西田宗千佳
  • リコー・総合経営企画室新規事業開発センター VR事業室室長の生方秀直氏。
  • 切り取らずに「空間をまるっと」共有。
  • 狙いは「革新的な映像体験」、レンズは自社でTHETA向けに独自開発。
  • 「THETAを第一弾として、二の矢・三の矢を次々打っていければ」。

◎ITmedia 周囲を360度すべて撮影できる全天球カメラ 「RICOH THETA」

  2013年 9月 6日 編集部
  • 2012年秋のphotokinaにて参考展示した全天球レンズユニット。
  • 撮影した画像は専用アプリをインストールしたスマートフォン/タブレットで鑑賞でき、指先で画像のサイズや構図、形を変えて楽しむこともできる。

◎デジカメWatch リコー、世界初の全天球撮影カメラ「THETA」を海外発表

  2013年 9月 6日 武石修
  • Wi-Fi内蔵でスマホと連動。
  • 海外では10月に399ドルで発売。国内販売は検討中。
  • 一度のシャッターで撮影者を取り囲む全天球イメージを撮影できるデジタルカメラ。
  • 独自の超小型二眼屈曲光学系を採用することで上下を含む全天球撮影が可能。
  • 周囲に存在するすべての物や人などを瞬時に撮影できる新しい映像体験。

【リコー THETA 基本仕様】

画素数 -万(有効) 画像素子  -
ISO感度 100-1600 記録フォーマット  JPEG
焦点距離(35mm換算) -
(撮影距離は10cm〜∞)
 
F値 -
液晶モニター 非搭載  シャッタースピード  1/7.5〜1/8000 秒
ファインダー 非搭載 起動時間
電池タイプ 専用電池  専用電池型番 内蔵
撮影枚数 200枚 インターフェース USB
記録メディア 内蔵メモリー 4GB
手振れ補正機能 光学式 防水 
連写機能 8コマ/秒 バリアングル 
付加機能 Wi-Fi RAW+JPG同時撮影 
動画撮影 -
幅x高さx奥行き 42x129x22.8 mm  本体重量 95g/-g

 リコー THETA メーカー製品仕様のページ

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