monoxデジカメ比較レビュー
monoxデジカメ比較レビュー サイトマップ monoxデジカメ比較レビュー デジカメレビュー monoxデジカメ比較レビュー デジカメの選び方 monoxデジカメ比較レビュー デジカメ比較 monoxデジカメ比較レビュー monoxブログ
monoxデジカメ比較レビュー 新製品情報 monoxデジカメ比較レビュー デジカメ質問箱 monoxデジカメ比較レビュー デジカメ用語集 monoxデジカメ比較レビュー デジカメリンク monoxデジカメ比較レビュー 運営者情報
トップページ > デジカメ徹底レビュー > 富士フイルム XF1 > 3.富士フイルム XF1の外観をみる
特集 富士フイルム XF1

3.富士フイルム XF1の外観をみる


富士フイルム XF1  by Inaba Kunio    X10の描写力をスタイリッシュボディに搭載  評価:5.0

 富士フイルム XF1を開封する

 新登場したXF1は、最初からカラーバリエーションが用意されている点も特徴の一つです。本体部分のカラーはシルバーですが、グリップ部分のシボ革はブラック、レッド、ブラウンの3モデルがあります。今回はブラックモデルをチョイスしました。
 発売時点の実売価格は、4万8千円程度となっています。X10登場時の価格は6万円でしたので、かなり安価でのスタートだと思います。ちなみに現時点のX10の価格は、ややXF1よりも高めといった感じです。

 Xシリーズ共通の黒を基調としたパッケージ。コンパクトカメラですが、予想以上に小型です。パッケージの上蓋部分にはカメラ本体の写真が大きく印刷されています。

 パッケージの上段には、取扱説明書やCD-ROM等が入っており、下段に本体やケーブル、ストラップ、バッテリー等が格納されています。カメラ本体はビニールに包まれているだけですが、段ボールの箱によって直接パッケージ壁面に接しないよう、空間が作られています。(ボディ左側の三角形の部分)

 同梱されている付属品。左上より取扱説明書、ソフトCD、バッテリーチャージャーBC-50B、プラグアダプター、ストラップ、バッテリーNP-50A、専用USBケーブル、ストラップ。


 XF1の本体外観をチェック

 クラシックなボディですが、X10とは異なるテイストとなっています。シンプルで飽きのきにくいデザインだと思います。

 ボディ前面。ボディ中央部にレンズがあるだけのシンプルなデザインです。シボ革はデザインだけでなく、ホールド感を向上させてくれます。また、指紋の付着も防止します。

 ボディ液晶側。コンパクトボディの割に、ボタンやダイヤル類が多く設けられています。液晶パネルは3型46万ドットで、アスペクト比は4:3のものが採用されています。X10は2.8型でしたので、実像式ビューファインダーがない分、大型の液晶となっています。

 ボディ上面。つや消し処理された金属ボディが上品です。左側にはストロボが内蔵されており、右側にはシャッターボタン、モードダイヤル、ファンクションボタンが置かれています。電源のON/OFFはレンズ鏡胴部分の回転によって行うため、電源ボタンはありません。

 ボディ底面。左側にはバッテリーとメモリーカードが格納されます。中央部の穴はスピーカー用のものです。三脚用の穴は、レンズ光軸からシフトされています。レンズとの干渉を避けるためと思われます。

 ボディ左側面。こちら側には外部端子等はありません。また、ストラップは片吊方式のため、吊り具もこちら側には置かれていません。

 ボディ右側面。中央部には外部接続端子が格納されています。その下にあるグレーのゴムは、ACアダプターを使用するときにコードを通すための切欠カバーです。

 ボディにはFUJIFILMのロゴが刻印され黒いインクも流されています。ロゴの右にある穴はAF補助光とセルフタイマー用のランプです。

 レンズは沈胴方式で、収納時およびスタンバイ時にはレンズカバーが閉じます。レンズ外周には基本仕様が印字されています。中央一番上にある赤い指標は、収納時のロック位置を示すだけでなく、ズーム焦点距離の指標としても機能します。

 ボディ中央部には型番XF1が記されています。その右下には、日本製の表示もされています。その上にあるランプはインジケーターランプで、ピントが合っているかどうかやデータの書き込み状況、エラー状況を示すものです。

 ストロボのポップアップスイッチはマニュアル式のため、電源が入っていない状態でも稼働します。

 モードダイヤルがボディ上面に突出しないよう、埋め込み方式で設置されています。シャッターボタンの左下にあるファンクションボタンFnは、ISO感度や画質モードなどから選択・設定可能となっています。

 グリップ部分にあるメインコマンドダイヤルは、回転させるだけでなく、押下することでボタンとしても機能します。その右にはゴム製のグリップが置かれています。

 メインコントロール部。右下のホイールは、回転可能であり、サブコマンドダイヤルとなります。右下のE-Fnは拡張ファンクションボタンとして機能するだけでなく、長押しすることで液晶表示を「モニター晴天モード」への切換が可能です。また、左下にあるDISP/BACKボタンを長押しするとマナーモードとなり、フラッシュやAF補助光、セルフタイマーランプが発光しなくなるとともに、音声もOFFになります。

 ボディ右側面にある外部接続端子カバーを開けた状態。上から、USB A/V OUT端子、HDMIミニ端子です。

 外部接続端子の上にはストラップ取付部があります。片吊方式のため、こちら側にストラップを結びつけます。

 レンズ沈胴状態では、むやみにレンズが伸びてしまわないよう、ロック機構があります。写真のように指標を合わせた状態ではレンズが固定されます。

 レンズを伸ばすためには、まずレンズ鏡胴を時計と反対方向に回してロックを解除します。

 そしてそのまま鏡胴をつかんで手前に引っ張り出すと、レンズ鏡胴基部に別の指標が表示されます。その状態で、さらに時計と反対方向に回して指標を合わせると、スタンバイモードとなります。この状態では電源は入っていませんが、レンズは固定されますので、安定した状態となります。

 スタンバイモードからさらに回転させ、25mm指標のところにあるクリックから撮影可能となります。そのまま望遠側にズーミングさせることもできます。

 広角端の状態。この状態でクリック感がありますので、指標を見なくても撮影モードに入ったことがわかります。

 35mm換算で35mmの状態が一番レンズ長が短くなります。

 これは望遠端の状態です。この状態でレンズ長は一番長くなります。

 レンズ鏡胴部分には35mm版換算の焦点距離が印字されています。25mm以外ではクリック感はありません。なお、この印字は沈胴状態ではカメラ内に格納される部分となります。

 バッテリー室の蓋を開けた状態。メモリーカードの挿入方向のガイダンスが表示されています。

 バッテリーとメモリーカードを挿入しつつある状態。メモリーカードは表示部分が手前側になります。また、バッテリーはオレンジ色とストッパーの色を合わせる向きで挿入します。逆方向でも入りますが、突起部分が干渉するため、完全に奥までは入らないようになっています。

 広角端で内蔵ストロボをポップアップさせた状態。カメラ本体が小型の割に、ポップアップ位置は高いため、レンズ鏡胴部分によるケラレは発生しにくいように思います。

 液晶表示。表示項目は比較的自由に選択できます。また、電子水準器やヒストグラムの表示も可能です。

 モニター晴天モードに切り換えると、輝度がアップされます。屋外等での明るい場所でも、画面の写りこみ等を抑制し、見やすくなります。

 電源をオンにするとレンズが顔を出します。レンズカバーが内蔵されているため、ハンドリングが容易です。

 バッテリー等の付属品をチェック

 XF1のバッテリーは、X10やFinePixF800EXRなど、多くの機種で採用されていますので、比較的入手は容易です。

 同梱されているバッテリーチャージャーBC-50B。表面には各種認証マークが所狭しとプリントされています。

 コンセント用のプラグ部分は方式別に異なるものが装着できるよう、組み合わせ方式になっています。

 日本向け製品に同梱されているプラグ部分。プラグ部分は固定式です。

 バッテリーチャージャーに装着する部分。

 組み合わせた状態。可搬性の点では、プラグ部分が回転する構造になっている方が望ましいと感じました。NP-50Aの充電には、最大で110分かかります。

 付属するバッテリーNP-50A。3.7V 1000mAhで、静止画であれば300枚の撮影が可能です。

 付属するUSBケーブル。パソコンやプリンター等との接続に使用します。

 付属するストラップ。携帯電話用のものと同等です。

< 製品仕様からみた富士フイルムXF1 へ

富士フイルムXF1の描写力をチェック へ >

富士フイルム XF1 特集メニュー
1.FUJIFILM XF1の位置づけと概要
2.製品仕様からみたFUJIFILM XF1
3.FUJIFILM XF1の外観と基本機能をみる
4.FUJIFILM XF1の描写力をチェック
5.結局、FUJIFILM XF1は「買い」か?

富士フイルム XF1 一口コラム

対決! vs キヤノン PowerShotS110
対決! vs 富士フイルム X10