カメラグランプリ2013決定!


ソニー サイバーショット DSC-RX1

日本のカメラ記者クラブが主催する「カメラグランプリ2013」が決定しました。「カメラグランプリ2013決定」でも記載しましたが、大賞にソニー サイバーショット DSC-RX1が、レンズ賞にはシグマ 35mm F1.4DG HSM、一般投票によって決まる「あなたが選ぶベストカメラ賞」にニコンD800E、カメラ記者クラブ賞にはキヤノンEOS6DシグマのDP Merrillシリーズ3機種が選ばれました。当サイトが主宰する「monoxAwards2012」でも、デジカメ大賞、デジタル一眼レフ大賞、特別製品賞を受賞した製品であり、納得感のある結果であると感じました。

カメラグランプリは1984年に第1回が行われ、今回2013年は節目ともいうべき30回目となります。当初はフィルムカメラが受賞していましたが、2002年の第19回以降はデジタルカメラがその座を占めています。当然といえば当然ですが、逆に言えばつい10年前頃まではフィルムカメラが受賞していたわけであり、時代の変化の早さを感じます。

今回、DSC-RX1が大賞に輝いたことは「当たり前」のように感じますが、しかしカメラグランプリの歴史を振り返ると、今までの30回のなかでレンズ固定式のカメラが受賞したのは、過去ではわずか2回にとどまります。第5回の京セラSAMRAI、第13回のミノルタTC-1の次が今回のDSC-RX1であり、コンパクトカメラが大賞を受賞するのは17年ぶり、デジカメとしては初となります。DSC-RX1はそれだけインパクトのあるカメラなのだと思います。

6回目となる「あなたが選ぶベストカメラ賞」に輝いたのはニコンD800Eでしたが、実は昨年第4回では兄弟機のD800が受賞しています。D800Eの発売時期がD800と微妙にずれたことにより、実質的に2年連続での受賞となりました。

カメラ記者クラブ賞となったシグマ DP Merrillシリーズについても、初代DP1が2008年の第19回で受賞しています。DP1sやDP1xはブラッシュアップモデルでしたので、DP1、DP1 Merrillの連続受賞と言えるかもしれません。