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 PowerShot N Canon  
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【キヤノン PowerShotN 徹底レビュー】はこちらです。開封・製品外観や描写力テスト結果も掲載。

 位置づけと概要  製品仕様  外観と特徴  描写力  総評

【一口コラム】 キヤノンの新コンセプトカメラ

 米国ラスベガスで開催されているCES(主催:全米家電協会)で、キヤノンからまったく新しいデザインのコンパクトカメラが発表されました。4月に米国で発売予定で、推定価格は$299.99(90円換算で約2万7千円)の見込みです。

Canon PowerShotN
 まず、目につくのはそのデザインです。
 正面から見ると、ほぼ正方形をしており、スクエアなボディは手の中に包み込むことも可能なサイズです。液晶部分はパカッと上に開くチルト構造となっていますので、二眼レフのウェストレベルファインダーのような撮影スタイルもとれるようになっています。

 カメラボディにはシャッターボタンやズームレバーは付いていません。これらの機能はレンズ外周のリング部分が担っており、二重リングの手前側をレンズ中央方向に押し込むとシャッターが切れ、奥側のリングを回転させるとズーム操作となります。PowerShotNの液晶パネルはタッチセンサー化されていますので、IXY1等と同じようにタッチシャッターを切ることもできます。

 フラッシュはレンズ右上にあるLEDを用い、カメラの操作は基本的に液晶パネルを使う方式です。物理的なボタン類は、ボディ左側にある電源ON/OFFボタンと、ボディ右側にある再生ボタン、Wi-Fiボタン、モード切替ボタンだけとなる点も特徴的だと思います。

 なお、カメラ本体内には標準でWi-Fiも内蔵しているため、スマートフォン等に写真データを送ることも可能です。カメラ内にはGPSはありませんが、スマートフォンとの連携でGPS情報を付けることもできます。

 PowerShot Nを、位置づけが似ているIXY1と比較すると、次のようになります。

【PowerShot NとIXY1の比較】

機種名 PowerShot N IXY1
イメージセンサー 有効1210万画素
1/2.3型CMOS
有効1010万画素
1/2.3型CMOS
レンズ 5-40mm F3-5.9
(35mm換算:約28-224mm)
4-48mm F3.4-5.6
(35mm換算:約28-336mm)
ISO感度 ISO80-6400 ISO100-3200
シャッタースピード 15-1/2000秒 15-1/4000秒
液晶モニター 2.8型46万ドット
タッチパネル
3.2型46万ドット
タッチパネル
連写速度 2.3コマ/秒 6.1コマ/秒
動画撮影 1920 X 1080(24fps) 1920 X 1080(24fps)
インターフェース USB USB、HDMI mini、ビデオ出力
バッテリー NB-9L
280枚
NB-9L
190枚
サイズ
(W x H x D)
78.6×60.2×29.3mm 85.8x53.5x19.8mm
重さ 195g/174g 163g/142g

 IXYは1/2.3型イメージセンサー(有効画素数は1680万画素)の中央部分のみを使っているため、画素ピッチ自体はPowerShotNの方が広いようです。そのこともあって、設定できる高感度性能もPowerShotNの方が一段分高くなっています。

キヤノン PowerShot N キヤノン IXY1
 PowerShotN(左側)とIXY1(右側:米国名PowerShot ELPH 530HS)を比較すると、PowerShotNも意外とボリューム感があります。レンズ周りの二重リングでズームとシャッターの操作を行います。ストラップの取り付けは、両吊り方式となっています。

キヤノン PowerShot N キヤノン IXY1
 PowerShotN(左側)とIXY1(右側:米国名PowerShot ELPH 530HS)の液晶モニター側。どちらもタッチパネル方式です。IXY1はアスペクト比16:9の3.2型パネルであるのに対し、PowerShotNは1:1の2.8型液晶となっています。

 日本国内での発売については未定ですが、ぜひとも国内でのリリースを期待したいところです。
(2013年 1月11日 記)

 CP+2013に向けて、キヤノンから国内発売の発表がありました。4月下旬にキヤノンのオンラインショップのみで発売となります。価格は2万9,980円で、別に500台限定のレザーストラップモデルが3万2,980円で用意されます。予約は3月中旬から始まる予定です。
(2013年 1月29日 記)


 

【厳選レビュー記事】

◎日経トレンディ キヤノンのPowerShot Nが、シャッターなし+左右対称ボディーに至った必然

  2013年 7月 5日 日経デザイン 笹田克彦
  • 「上手な写真」より「センスがいい写真」。
  • レンズのリングに操作系を集約。
  • シャッターボタンがないのは必然。

◎デジカメWatch キヤノン「PowerShot N」の“クリエイティブショット”はなぜすごい?

  2013年 4月26日 武石修
  • 新しい写真表現への気づきを提案。
  • キヤノン イメージコミュニケーション事業本部ICP第三事業部の石井亮儀氏(商品企画を担当)、同ICP第三開発センターの佐藤麻美氏(商品企画と開発部門の橋渡しを担当)、同ICP第三開発センターの小川茂夫氏。
  • ネットワークとの親和性の高いカメラ、ネットワーク時代に適応した今の写真の使われ方を見据えたカメラ。
  • カメラでなければ撮れない写真をきちんと提供して、それがユーザーのユースケースにしっかり嵌まれば、便利に使って頂ける。
  • クリエイティブモードでは、3回シャッターが切れ、シーンを認識し、ピント位置をずらす、露出をずらす、連写のいずれかのブラケットを行う。その後フィルターを掛けたりトリミング、回転、ボカシなどの処理を行なって、最終的にエフェクトを適用した5枚にオリジナル画像を加えた6枚をカメラが自動的に作り出す。
  • ライブビュー画像で解析を行ない、被写体が人かどうか、被写体が動いているかどうか、明るさ、被写体との距離、逆光であるかといったシーン判別を行なって、その結果でAFブラケット、AEブラケット、連写のいずれかで撮影。
  • こだわりオートの開発でシーン識別の解析技術を積み上げてきた。
  • 視点を変えることで写真のおもしろさを再発見することができるのではないかと考え、自動トリミング、自動アスペクト比選択の機能を搭載。
  • 単にエフェクトだけではなく、カメラを独特の形にすることによって、例えば上から撮る、低い位置から撮る、ウエストレベルから撮るといった通常とは異なる視点からの撮影とセットで写真を見せるという提案。

◎デジカメWatch 写真で見る キヤノンPowerShot N

  2013年 3月 1日 鈴木誠
  • ユニークな操作性と新感覚「クリエイティブショット」を試す。
  • 本機の特徴のひとつである「クリエイティブショット」モードは、シャッターを押すと3枚の画像を連写し、“オススメ効果”を適用した6パターンの画像(オリジナル含む)を記録するというもの。
  • 単にランダムなエフェクト適用やトリミングを行なっているだけでなく、近年のインテリジェント系オート撮影機能のアルゴリズムを用いた被写体・シーン認識が加味されていると感じた。

◎ITmedia “いいノイズ”でありたいカメラ――「PowerShot N」の誕生と期待を聞く

  2013年 3月 1日 渡邊宏
  • キヤノンマーケティングジャパンの岩田祐二氏。
  • PowerShot Nが生み出されるに至った、その背景。
  • 「新しい写真に出会う」というコンセプトと、非常にユニークな形状はどのように決定?
  • 「コミュニケーション」の役割はどれほど期待されている?
  • 直販サイトのみでの限定販売という販売形態について。

◎日経トレンディ きれいに撮ることが最優先事項ではない――キヤノン「PowerShot N」が誕生した理由

  2013年 2月18日 大河原克行
  • 「きれいに撮るデジカメ」を目指して開発したのではなく、「『いいね』を押してもらえる写真を撮るデジカメ」を目指して開発した。
  • 面白い構図や、おしゃれに加工された写真のほうが、SNSを見ている人たちの関心を引く。
  • ユニークな形状によるフリースタイルでの写真撮影。
  • 1回シャッターを押すだけで、構図や色調、露出を変更した5枚の画像を、PowerShot Nが自動的に提案してくれる「クリエイティブショット」。
  • わずか2ステップでスマートフォンに接続できる「ワンタッチスマホボタン」。
  • 縮小市場での生き残りをかけて、存在感を高める。

◎ASCii 上下がない!? 構え方が謎なデジカメ「PowerShot N」フォトレポ

  2013年 2月13日 編集部
  • シャッターの切り方がわからない!?
  • 上とか下とかの概念がない!
  • 撮影スタイルは自由。
  • 1210万画素のCMOSセンサーを搭載。
  • 不思議な写真が撮れる「クリエイティブショット」。
  • 無線LAN対応でスマホやSNS連携も可能。

◎ITmedia シャッターボタンがないカメラ、「PowerShot N」の面白さを探ってみよう

  2013年 2月12日 荻窪圭
  • 撮影スタイルを自由にするリングシャッター。
  • PowerShot N 持ち方考。
  • 何が出るかは撮ってからのお楽しみ「クリエイティブショット」。
  • スマホ時代デジカメのスマホ連携。
  • 勝手な撮り方で勝手な写真を撮って遊びたい。
  • クリエイティブショット図鑑。

◎ITmedia 何とも不思議なマシカクカメラ 「PowerShot N」をCESで発見

  2013年 1月10日 編集部
  • 正面から見るとほぼ真四角なフォルムのユニークなデジタルカメラ。
  • 側面に電源ボタン、逆の側面にはモードスイッチ、画像転送ボタン、再生ボタンを配置。

◎デジカメWatch 【CES】キヤノン、ユニークな操作性のWi-Fi搭載機「PowerShot N」など

  2013年 1月 9日 編集部
  • 日本での発売は未定。
  • シャッターボタンやズームレバーなど主要な操作部が本体になく、すっきりした見た目。
  • ストラップ取り付け具はEOS Mと同じタイプ。
  • シャッターとズーム操作は、レンズ周囲の2重リングで行なう。
  • 背面の2.8型液晶モニターにはタッチパネルを採用。チルト式。
  • Wi-Fi機能を搭載。
  • 撮像素子は1/2.3型CMOSセンサー。有効画素数は1,210万。映像エンジンはDIGIC 5。
  • レンズは焦点距離28-224mm相当(35mm判換算)F3-5.9の光学8倍ズーム。
  • 米国では4月に発売。価格は299.99ドル。

◎日経トレンディ 米キヤノン、斬新なデザインと操作性の小型デジカメ「PowerShot N」

  2013年 1月 8日 磯 修
  • スマートフォンやSNSとの連携も強化。
  • カメラらしいデザインや操作性をあえて捨てることで、カメラに興味のなかった若年層を取り込む狙い。

【キヤノン PowerShot N 基本仕様】

画素数 1210万(有効) 画像素子  1/2.3型 CMOS
ISO感度 80-6400  記録フォーマット  JPEG 
焦点距離(35mm換算) 5-40mm
(約28-224mm相当)
 
F値 F3.0-5.9
液晶モニター 2.8型 46万ドット  シャッタースピード  15〜1/2000 秒
ファインダー 起動時間
電池タイプ 専用電池  専用電池型番 NB-9L
撮影枚数 280枚 インターフェース USB
記録メディア microSDHCカード microSDカード microSDXCカード
手振れ補正機能 光学式 防水    
連射機能 2.3コマ/秒 バリアングル 
付加機能     RAW+JPG同時撮影 
動画撮影 1920x1080(24fps)
幅x高さx奥行き 78.6×60.2×29.3mm  本体重量 195g/174g

 キヤノン PowerShot N メーカー製品仕様のページ

PowerShot N 特集メニュー
1.PowerShot Nの位置づけと概要
2.製品仕様からみた PowerShot N
3.PowerShot Nの外観をみる
4.PowerShot Nの描写力チェック
5.結局、PowerShot Nは「買い」か?

キヤノン PowerShot N 一口コラム

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