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特集 キヤノン Canon PowerShot N
3.キヤノン Canon PowerShot Nの外観をみる |
キヤノン PowerShotN
by Inaba Kunio
スマホ時代を踏まえた新コンセプト・デジカメ
評価:5.0
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PowerShot Nを開封するキヤノンPowerShot Nは、2013年1月に米国ラスベガスで開催されたCES(全米家電協会が主催)で発表され、国内でも4月25日から発売開始となりました。新しいジャンルのカメラであり、現時点ではキヤノンのオンラインショップのみで販売されています。国内販売のボディカラーはホワイト一色で、これにマルチボーダーのジャケットと白いストラップが付いた「マルチボーダーセット」、サクラパールのジャケットとピンクのストラップが付いた「サクラパールセット」、ステッチブラックのジャケットに黒のストラップが付いた「ステッチブラックセット」、アクアブルーのジャケットに青いストラップがついた「アクアブルーセット」、さらに限定500セットの「ビンテージブラウン」(マルチボーダーのジャケットにビンテージブラウンのストラップが付属)の5タイプが販売されていました。 キヤノンが予想していた以上に好評で、3月12日の予約開始日にビンテージブラウンを含むすべてのセットが予約完了となり、その後、4月12日、25日と予約再開したものの、いずれも短時間で予約数が一杯となったようです。次回は5月15日から予約を受け付けるようですので、もし早めに入手したいのであれば、当日早めに注文されることをお勧めします。 オンラインショップでの直販価格は、送料込みで29,980円(ビンテージモデルは3,000円増しの32,980円)です。今回はステッチブラックセットを購入しましたが、どのセットもボディは同じで、一緒についてくるジャケット・ストラップセットだけが異なります。これらは追加で購入することも可能(価格は3,150円)ですので、取り換えて楽しむこともできます。
PowerShot Nのパッケージ。段ボール色の外ケースにジャケットとストラップを装着した画像が印字されています。
外箱を開けると、カメラ本体の入ったケースと、ジャケット・ストラップのセットのケースが重ねられています。
左側がカメラ本体のケースで、右側がジャケット・ストラップのケース。購入したのはステッチブラックセットですが、パッケージ自体は共通のようです。
各々、ケースを開けた状態。ステッチブラックセットの箱の中は、右側にジャケット、左側にストラップが入っています。
使用説明書とCD-ROMの下には、カメラ本体やパワーアダプター等が入っています。梱包自体は通常のコンパクトカメラと同様です。
セットに入っていた付属品です。左上から、使用説明書、CD-ROM、ジャケット、ストラップ、コンパクトパワーアダプターCA-DC30、バッテリーパックNB-9L、インターフェースケーブルIFC-400PCU、リストストラップWS-800。 キヤノン PowerShot Nの本体をチェック
カメラ本体の正面。レンズに撮像部をつけたようなデザインです。ペンタックスリコーGXRのカメラユニットに似ています。
液晶モニター側。液晶パネルは2.8型46万ドットで、タッチパネルとなっています。
ボディ上面。シンプルなデザインです。ロゴの横にある3つの穴はモノラルマイクです。
ボディ底面。バッテリー室とメモリーカードスロットが両側に分かれて置かれています。三脚用の穴はレンズ光軸からシフトされています。
ボディ左側面。こちら側には電源ボタンがあります。電源ボタンの中央にあるのはランプで、電源をオンにすると起動時に点滅しますが、その他Wi-Fi接続時等やメモリーカードへのデータ書き込み中などにも点滅/点灯します。
ボディ右側面。上からモードスイッチ、ワンタッチスマホボタン、再生ボタンの3つのボタンがあります。一番下にあるのはDIGITAL端子カバーです。
カメラ本体の重さは、実測値で172.6gでした。メーカー公表値は174gですので、やや軽い結果となりました。
バッテリーとメモリーカードを装着した状態での実測値は194.3gでした。同じくメーカー公表値の195gを下回っています。もちろん、使うメモリーカードによっては若干上下します。
電源ON/OFFボタン。通常はこのボタンを押して電源をONにしますが、右側面にある再生ボタンを押しても電源を入れることができます。
ボディ右上にあるランプは、ストロボ、AF補助光、セルフタイマーランプを兼ねるものです。
ボディ右下にはNのロゴが印字されています。
レンズ同軸には2つにリングがあります。前側の3つの穴があるリングはシャッターボタン用のリングで、上下からレンズ中央方向に押すことでシャッターをきることができます。液晶パネルのタッチシャッターを使うことも可能です。
上側にあるモードスイッチは、AUTOモードとクリエイティブショットモードの切り替えに使います。その下にあるワンタッチスマホボタンは、スマートフォンとの接続等に用います。
再生ボタンとDIGITAL端子カバー。再生ボタンを押すと、再生モードで電源が入ります。
DIGITAL端子カバーを開いたところ。PowerShotN唯一の外部接続端子で、パソコンやプリンターとの接続以外に、本体でのバッテリー充電にも用います。端子の上に見える丸いランプはUSB充電ランプです。充電中に点灯し、充電が終わると消灯します。なお、このランプが点滅したときは、何らかの充電エラーが発生していることを意味します。
ボディ上面のCanonのロゴ。刻印された中に黒いインクが流し込まれています。
ボディ底面のバッテリー室カバーを開いた状態。蓋中央にある丸いカバーは、ACアダプター接続時にケーブルを出すための穴です。
バッテリーを挿入しつつある状態。挿入方向のガイダンスはありませんが、間違って入れると奥まで入らない構造になっています。
液晶モニターを起こした状態。内側に、ロゴや型番シールが貼付されています。ロゴの一番右側にあるのは、スピーカー用の穴です。
液晶モニターの接続部。見た目よりもがっしりとした作りです。
液晶モニターは、カメラ本体から90度まで開きます。写真の状態が一番開いた状態です。180度反転させての「自分撮り」はできませんが、カメラ本体には上下センサーを内蔵しているため、逆転させて見上げる形での撮影も可能です。
メモリーカードスロットカバーを開いた状態。カバーは液晶面側にスライドさせて開くため、液晶モニターが閉じた状態では開かないようになっています。
メモリーカードを挿入しつつある状態。挿入口には挿入方向のガイダンスが刻印されています。
基本的な操作は、液晶モニターのタッチセンサーを使って行います。写真ではガイド線を表示させていますが、消灯させることも可能です。
液晶モニターを90度まで開いた状態。比較的視野角の広いパネルが使われています。
電源をONにした状態。写真は広角端です。
望遠端にした状態。この時のレンズ長が最長となります。
レンズ周辺には、基本仕様が印字されています。手ぶれ補正を内蔵した8倍ズーム(5.0-40mmF3.0-5.9、35mm換算で28-228mm相当)です。
セットで購入したステッチブラックのジャケットを装着した状態。三脚用の穴を使って本体と固定します。
ジャケットの反対側。こちら側の側面には下部にボタン類がないため、ストラップ取り付け部のところまでジャケットが覆っています。 バッテリー関係をチェック
付属するコンパクトパワーアダプターCA-DC30。PowerShotNはボディ内充電に対応するため、付属するインターフェースケーブルIFC-400PCUを介してカメラ本体と接続します。
インターフェースケーブルを接続するための端子です。
コンセントに接続するプラグ部分は折り畳み可能なため、可搬性に優れています。
付属するバッテリーパックNB-9L。IXY1等でも採用されているもので、容量は3.5V 870mAhです。静止画であれば最大280枚(エコモード。通常モードでは200枚)の撮影が可能です。 PowerShot Nの付属品をチェック
付属するインターフェースケーブルIFC-400PCU。パソコンやプリンターとの接続、充電等に使います。
付属するリストストラップWS-800。携帯電話のストラップに似たものです。現在はジャケット・ストラップのセットでしか購入できませんので、このストラップを使う機会はあまりないかもしれません。
セットで購入したステッチブラックのジャケット。硬質プラスティック製のため、落下時等の保護にも一定の効果があると感じました。
ジャケット底部にあるネジを、ボディの三脚用穴に接続して固定します。手の爪でも回せますが、できればコイン等を用いてしっかり固定することをお勧めします。
ジャケットの内側。「MADE IN JAPAN」と刻印されています。
セットで購入したストラップ。高級感があるしっかりしたストラップです。写真ではわかりずらいですが、両吊り方式のストラップです。
カメラ本体についていた説明タグ。ストラップ取り付け部につけられていました。基本操作の説明が印刷されています。
タグの裏側。このカメラの「売り」の一つである「クリエイティブショット」についても書かれています。 |
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