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特集 キヤノン Canon EOS Kiss X5
3.キヤノン Canon EOS Kiss X5の外観をみる |
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キヤノン EOS KissX5
by Inaba Kunio
キヤノンのベストセラー・デジタル一眼レフカメラ 評価:5.0
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キヤノン Canon EOS Kiss X5を開封する2011年3月に発売開始となったEOS Kiss X5は、ボディ単体だけでなく18-55mmの標準ズームレンズをセットしたレンズキットと、これに55-250mm望遠ズームセットを加えたダブルズームキットの、計3パターンで展開されています。価格コムの最低価格をみると、発売開始時点ではボディ単体が約8万円でしたが2012年5月現在では5万円弱に、同じくレンズキットは約9万円から5万円強に、ダブルズームキットは約12万円から6万円弱となっています。発売当初はボディ単体と比べ、レンズキットは1万円高く、ダブルズームキットは4万円高かったものが、現時点での価格差は5千円弱と1万2千円程度となっています。 EOS Kiss X5では、ボディ単体とレンズキットの価格は、ほぼ同じペースで下落してきたのに対し、ダブルズームキットはかなり急速に価格が低下しています。2本のズームレンズを単体で購入した時と比べると、ダブルズームキットの価格は格安となっており、このあたりにもEOS Kiss X5の人気の原因があるのかもしれません。 ちなみに、兄弟機でもあるEOS Kiss X50の現時点での価格は、ボディ単体およびレンズキットが3万5千円前後、ダブルズームキットは5万円強となっており、X50ではレンズキットに誘導する価格設定となっていることがわかります。 つまり、4万円までの予算であればX50のレンズキットを、5万円であればX50のダブルズームキット、そして6万円まで用意できればX5のダブルレンズキットをご購入ください、というキヤノンの価格政策は、購入者にとってもわかりやすいかもしれません。
キヤノン EOS Kiss X5 ダブルズームキットのパッケージ。デジタル一眼レフとはいえ、やや大きめです。
ケースを開けると、レンズキットのパッケージと、55-250mmレンズの箱(左上)が姿をあらわします。商品需要に合わせて比較的柔軟に対応可能なパッケージングとなっています。なお、左下の白い箱は空間補填用のものです。
中から出てきたレンズキットのパッケージ。レンズキットとして販売されているものと同じです。
パッケージの上段には、取扱説明書やCD-ROM等が入っており、その下にカメラ本体や18-55mmズームレンズ等が格納されています。
EOS Kiss X5の同梱物。左上より取扱説明書、ソフトウェア使用説明書CD-ROM、ソフトウェアCD-ROM、バッテリーチャージャーLC-E8、バッテリーパックLP-E8、ワイドストラップEW-100DB3、インターフェースケーブル、ステレオAVケーブルAVC-DC400ST。保証書は本体とレンズ各々に1枚づつ付属しています。 バッテリー関係をチェック
バッテリーチャージャーLC-E8。X5はX4のものと共通。2つのインジケーターがあり、充電中は上側がオレンジ色に点灯し、充電が終了すると下側が緑色に点灯します。充電時間は約2時間。
コンセントに接続するプラグ部分は回転して格納可能となっています。
付属するバッテリーパックLP-E8。容量は1120mAhで、静止画440枚、動画1時間40分の撮影が可能。 キヤノン EOS Kiss X5の付属品をチェック
付属するワイドストラップEW-100DB3。布製ですがロゴ部分は刺繍になっているなど、高級感があるデザインです。
インターフェースケーブル。パソコンやプリンターとの接続に使用します。
ステレオAVケーブルAVC-DC400ST。地上デジタルTVへの移行によりHDMI端子が普及してきましたので、今後は付属ケーブルの見直しも必要かもしれません。
ボディに付属するボディーキャップ。
ボディのレンズ用バヨネットを利用して固定するための爪がある。 キヤノン EOS Kiss X5の本体をチェック
ボディ正面。Kissシリーズの特長でもある小型ボディが印象的です。ボディの大きさはKiss X50とほぼ等々サイズとなります。表面はつや消し処理がされているため、指紋は付きにくいです。
ボディ背面側。液晶モニターはバリアングルタイプで反転させることが可能となっています。親指の部分の指掛かりが良いように加工されています。
液晶モニターを反転させた状態。接続軸は左側にあるため、上下にチルトさせるためにはボディの左側に出す必要があります。
ボディ上面。グリップ部分が深いことがわかります。
ボディ底面。左側に見えるのは電池室の蓋で、カメラ前面側に開きます。三脚用の穴はレンズ光軸上に配置されています。カメラボディは日本製。
ボディ左側側面には外部接続端子類が格納されています。
ボディ右側にはSDメモリーカードのスロットが配置されています。三脚に固定した状態でも交換が可能です。
EOS Kiss X5のマウント口。通常のEFレンズ用の指標(赤い丸)とEF-Sレンズ用の指標(白い四角)の両方が刻印されています。また、クイックターンミラーが小型化されており、EF-Sレンズ後端との干渉が避けられています。
軍艦部左側。中央に見えるレンズロック解除用のボタンの下にあるのは、絞り込みボタン。ロゴの上にある穴はマイク用のもの。内蔵ストロボポップアップ用のボタンは電源が入っていないと稼働しません。
外部端子カバーは2つに分けられています。ボディ前面側には、リモコン端子と外部マイク入力端子が格納されています。
ボディ後側の外部端子カバーの中には、映像/音声出力・デジタル端子とHDMIミニ出力端子が格納されています。
ボディグリップ部。シャッターボタンは大型で切った時の感触もよくなっています。その下にあるのはリモコン受光部で、シャッターボタンの右にあるのは赤目緩和とセルフタイマー用のランプ。AF補助光は内蔵ストロボによって投光されます。
ペンタ部のロゴは刻印の中にインクが流し込まれています。
大型のモードダイヤルの下に電源スイッチが置かれています。ディスプレイ表示内容を切り換えるDISP.ボタンと、ISOボタンが独立して配置されているため、ファインダーをのぞきながら設定変更することも可能です。
SDメモリーカードスロットを開いた状態。カード挿入方向のガイダンスが蓋の部分に刻印されています。
SDメモリーカードを挿入しつつある状態。カードの記載面が手前側に来る向きで挿入できます。
右手部分のメインコントロール部分。こちら側にマルチコントローラーダイヤルは配置されていないため、ボタンによる操作になります。このあたりが上位機種との違いかもしれません。
ファインダー部分。大型のアイカップが標準で付属します。その右側に視度補正用のダイヤルが置かれています。手前のボタンはライブビュー切換や動画撮影用のもの。
ファインダー左側には、MENUボタンと情報表示用のINFO.ボタンが置かれています。
ボディ底面のバッテリー室蓋を開けた状態。ボディ前側に開きます。挿入方向のガイダンスが蓋の部分に刻印されています。
バッテリーパックを挿入しつつある状態。
ライブビューモードで表示させた状態。各情報表示を消灯させることも可能です。
内蔵ストロボをポップアップさせた状態。比較的高さが高いため、レンズによるケラレは発生しにくいと思います。
50mm標準レンズを装着した状態。レンズをつけるとボディの小ささがわかります。なおボディが軽量のため、ボディを固定しないと前に傾きます。
液晶モニターに設定内容を表示させた状態。Kiss X5にはボディ上面に液晶パネルが設置されていないため、光学ファインダーでの撮影時にはこのモードが基本になると思います。
アクセサリーシュー部分。シューのカバーは付属していません。 |