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特集 キヤノン Canon EOS Kiss X6i
3.キヤノン Canon EOS Kiss X6iの外観をみる |
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キヤノン EOS KissX6i
by Inaba Kunio
新世代Kiss クラスアップしたエントリーデジタル一眼レフ 評価:5.0
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キヤノン Canon EOS Kiss X6iを開封するいよいよ発売となったEOS Kiss X6i。販売形態は、ボディ単体だけに加えて、18-55mmの標準ズームレンズをセットしたレンズキットと、これに55-250mm望遠ズームセットを加えたダブルズームキット、さらに新製品であるEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMがセットになったSTMレンズキットの計4パターンとなっている。価格コムの最低価格をみると、ボディ単体が約8万円、レンズキットは約9万円、ダブルズームキットとSTMレンズキットが約12万円弱となっている。概ねEOS Kiss 5X発売開始時点の価格と同等である。 なお、EOS60Dの価格はEOSKissX6iよりも2万円程度安価であるため、今後の価格推移が楽しみである。 今回はEOSKissX5同様にダブルズームレンズキットを購入した。
キヤノン EOS Kiss X6i ダブルズームキットのパッケージ。文字のフォントは違うが、ほぼX5と同じパッケージ。
ケースを開けると、レンズキットのパッケージと、55-250mmレンズの箱(左上)が姿をあらわす。こうした構成もEOSKissX5と同じ。商品需要に合わせて比較的柔軟に対応可能なパッケージングとなっている。なお、左下の白い箱は空間補填用のもの。
中から出てきたレンズキットのパッケージ。レンズキットとして販売されているものと同じもの。
パッケージの上段には、取扱説明書やCD-ROM等が入っており、その下にカメラ本体や18-55mmズームレンズ等が格納されている。
EOS Kiss X6iの同梱物。左上より取扱説明書、ソフトウェア使用説明書CD-ROM、ソフトウェアCD-ROM、バッテリーチャージャーLC-E8、バッテリーパックLP-E8、インターフェースケーブル、ワイドストラップEW-100DB3。EOSKissX5に付属していたステレオAVケーブルAVC-DC400STは省略されているが、あまり使うシーンはなかったため実害はないだろう。保証書は本体とレンズ各々に1枚づつ付属している。 バッテリー関係をチェック
バッテリーチャージャーLC-E8。X5やX4のものと共通。2つのインジケーターがあり、充電中は上側がオレンジ色に点灯し、充電が終了すると下側が緑色に点灯する。充電時間は約2時間。
コンセントに接続するプラグ部分は回転して格納可能。テーブルタップなどを使用しているとスペース的に接続できなくなる場合もあるが、可搬性の面で優れている。
付属するバッテリーパックLP-E8。容量は1120mAhで、静止画400枚、動画1時間40分の撮影が可能。 キヤノン EOS Kiss X6iの付属品をチェック
付属するワイドストラップEW-100DB3。布製だがロゴ部分は刺繍になっているなど、高級感があるデザイン。
インターフェースケーブル。パソコンやプリンターとの接続に使用する。
ボディに付属するボディーキャップ。
ボディのレンズ用バヨネットを利用して固定するための爪がある。 キヤノン EOS Kiss X6iの本体をチェック
ボディ前面。デザイン的にはEOSKissX5とほぼ同じ。右肩のロゴ部分にあったマイクがステレオ化されペンタ部に移設されている。
液晶パネルがタッチセンサー化されたが、ボタン類は同じ。X6iでは、SETボタンのまわりの4つのボタンにも直接印字されているので、視認性が向上。
電源スイッチ部のレバーに動画切換機能が移っている。また、ペンタ部分にステレオマイクが設置されている。逆にISOボタンの隣にあったDISPボタンはX6iでは省略された。
ボディ底面。左側に見えるのは電池室の蓋で、カメラ前面側に開く。三脚用の穴はレンズ光軸上に設置されている。カメラボディは日本製。
ボディ左側側面には外部接続端子類が格納されている。このあたりのレイアウトもEOSKissX5と同じ。
ボディ右側にはSDメモリーカードのスロットを配置。三脚に固定した状態でも交換が可能となっている。
ロゴ部分。ロゴのデザインも前機種を踏襲する。ストロボポップアップボタンは電源が入っていないと機能しない。
レンズロック解除用のボタンの下にあるのは、絞り込みボタン。
ボディグリップ部。シャッターボタンは大型で切った時の感触もよい。その下にあるのはリモコン受光部で、シャッターボタンの右にあるのは赤目緩和とセルフタイマー用のランプ。AF補助光は内蔵ストロボによって間欠的に投光される。
DISPボタンがなくなった他はEOSKissX5とほぼ同じ。電源レバーにはONの上に動画切換が追加されている。
光学ファインダーの横には視度補正用ダイヤルが設置されている。
右手部分のメインコントロール部分。こちら側にマルチコントローラーダイヤルは配置されていないため、ボタンによる操作になる。このあたりも前機種を踏襲する。なお、細かい違いだがSETボタンのまわりにある4つのボタンに直接印字されているため、視認性が向上した。
ファインダー左側には、MENUボタンと情報表示用のINFO.ボタンが置かれている。ボタン形状が丸型に変更された。
外部端子カバーは2つに分けられている。ボディ後側の外部端子カバーの中には、映像/音声出力・デジタル端子とHDMIミニ出力端子が格納されている。
ボディ前面側には、リモコン端子と外部マイク入力端子を格納。
SDメモリーカードスロットを開いた状態。カード挿入方向のガイダンスが蓋の部分に刻印されている。
SDメモリーカードを挿入しつつある状態。カードの記載面が手前側に来る向きで挿入する。
ボディ底面のバッテリー室蓋を開けた状態。ボディ前側に開く。挿入方向のガイダンスが蓋の部分に刻印されている。
バッテリーを挿入しつつある状態。
内蔵ストロボをポップアップさせた状態。比較的高さが高いため、レンズによるケラレは発生しにくいだろう。機構的も前機種を踏襲している。
50mm標準レンズを装着した状態。レンズをつけるとボディの小ささがわかる。ボディが軽量のため、ボディを固定しないと前に傾くのも前機種と同じ。
液晶パネルはタッチセンサーが採用されている。静電容量方式のため、反応は極めて良い。各種機能の設定だけでなくタッチセンサーとして使用することもできる。今回はライブビューモードでのオートフォーカススピードが向上しているが、タッチパネル化でより使いやすくなった。 |