比較 キヤノン EOSKissX6i VS ニコンD3200ニコンのエントリークラスに分類される2機種です。純粋に描写性能の面では、有効2416万画素のD3200がやや上回っていますが、カメラとしての使い勝手やつくりの点では逆にEOSKissX6iの方が勝っています。とくに、EOSKissX6iはハイブリッドCMOS AFを搭載しているため、ライブビューモードでの使い勝手や動画撮影能力に関しては、デジタル一眼レフ全体の中でもトップレベルの使いやすさであるものと思われます。どちらも新しい製品のため、価格面では高めとなっていますが、現時点ではほぼ同等レベルとなっています。両機種ともレンズキット(18-55mm)とダブルズームキット(KissX6iは55-250mm、D3200は55-200mm)が用意されており、EOSKissX6iにはさらに新設計のEf18-135mmSTMがセットになったレンズキットも揃えられています。 【追記】 ニコン D3200 の詳細レビュー記事を掲載しました。製品外観や解像力、レンズ評価も行っています。 【追記】 キヤノン EOS Kiss X6i の詳細レビュー記事を掲載しました。製品外観や解像力、レンズ評価も行っています。 |
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![]() ニコン D3200 |
独断コメント | 評価 | |
イメージ センサー |
有効1800万画素CMOS | 有効2416万画素CMOS | D3200の方が600万画素多く、より解像感のある画像を得られる。 | D3200が良 |
高感度特性 | ISO100-6400(拡張25600) | ISO100-6400(拡張12800) | KissX6iの方が拡張では1段分高い設定が可能であるが、ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
連写性能 | 5コマ/秒 連続撮影RAW(14bit)で6コマ |
4コマ/秒 連続撮影RAW(12bit)で18コマ |
RAWの画像が12bitと14bitの違いはあるものの、使い勝手の上では連続撮影枚数の多いD3200が良。 | D3200が良 |
ファインダー | ペンタダハミラー 倍率0.85 視野率96% |
ペンタミラー 倍率0.8 視野率95% |
KissX6iの方が倍率は高いものの、ほぼ同等。 | ほぼ同等 |
シャッター | 1/4000-30秒 | 1/4000-30秒 | フラッシュ同調スピードも1/200秒以下で同じ。 | ほぼ同等 |
レンズ マウント |
キヤノンEF | ニコンF (モーター非内蔵レンズAF不可) |
D3200はモーター内蔵レンズでないとオートフォーカスが機能しない。 | − |
液晶モニタ | 3型104万ドット | 3型92万ドット | サイズ、画素数ともほぼ同等。 | ほぼ同等 |
動画性能 | 1920X1080 30p | 1920X1080 30p | どちらも30pでのフルHD撮影が可能。KissX6iは動画撮影中にも位相差AFが活用可能。 | KissX6iが良 |
付加機能 | バリアングル液晶モニター タッチパネル |
ワイヤレスモバイルアダプターに対応 | 使い勝手の上では、KissX6iが良。 | KissX6iが良 |
サイズ | 133.1x99.8x78.8 mm | 125x96x76.5 mm | D3200の方が、幅と奥行きがやや小さいものの、ほぼ同等の大きさ。 | ほぼ同等 |
重さ | 575g | 505g | D3200の方が70g軽いものの、実質的にはほぼ同等の重さ。 | ほぼ同等 |
価格 | オープン(7万円台〜) | オープン(7万円台中頃〜) | ほぼ同等レベルの価格。 | ほぼ同等 |
キヤノン EOS Kiss X6i | ニコン D3200 | |||
一口コラム | 一口コラム | |||
位置づけと概要 | 位置づけと概要 | |||
詳細仕様 | 詳細仕様 | |||
開封・外観 | 開封・外観 | |||
高感度性能・解像力 | 高感度性能・解像力 | |||
総合評価 | 総合評価 | |||
vs キヤノン EOS60D | vs ニコン D3100 | |||
vs キヤノン EOS M | vs ニコン D5200 | |||
vs ニコン D5100 |
メーカーやタイプごとのデジタルカメラの選び方について整理したページもあわせてご覧ください。 |