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特集 パナソニック LUMIX DMC-LX7

3.パナソニック LUMIX DMC-LX7の外観をみる


パナソニック LUMIX DMC-LX7  by Inaba Kunio    F1.4の大口径ズームレンズを搭載した新型高級コンパクト  評価:5.0
Panasonic LUMIX DMC-LX7

 パナソニック LUMIX DMC-LX7を開封する

 8月23日に発売となったDMC-LX7。発売開始直後ということで、店頭での実売価格は5万円台の前半あたりのようです。2010年8月に登場したDMC-LX5の実売価格は5万円強でしたので、概ね同じレベルでの販売開始といえるかもしれません。

 ボディカラーは今までのブラックに加え、ホワイトが用意されています。どちらも上品なカラーリングで、高級感を感じさせます。今回は汚れが目立ちにくいブラックモデルを購入しましたが、ホワイトモデルの実物は写真よりも良い感じです。

 なお、発売開始時点の特典かもしれませんが、外付光学ファインダーDMW-VF1が付属してきました。これは35mm換算で24mmの画角をカバーするものです。固定焦点であり、当然バララックス補正も近距離用補助ラインのみとなっていますが、小型であるとともに見え方もクリアーです。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 濃紺を基調とした箱には、ブラックボディが印刷されています。携帯電話のケースと同じようなサイズの箱です。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 ケースを開けると、上段トレーに取扱説明書などが入っていました。下段の左側にはプラスティックの梱包材に入った本体があり、その右側には充電器などの付属品が格納されています。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 DMC-LX7の付属品。左上より取扱説明書、CD-ROM、バッテリーチャージャーDE-A81A、バッテリーパックDMW-BCJ13、USB接続ケーブルK1HY08YY0025、ショルダーストラップVFC4901、レンズキャップVYK5W85、レンズキャップひもVFC4366。取扱説明書は簡易版で、詳細版はCD-ROMの中に入っています。コストとの兼ね合いはあるものの、できれば印刷した冊子の同梱が望ましいと思います。

 LUMIX DMC-LX7の付属品をチェック

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 バッテリーチャージャーDE-A81A。DMC-LX5のものと同じで、比較的小型サイズです。バッテリーパックDMW-BCJ13の充電には、約155分かかります。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 コンセントとの接続部は、回転させて格納させることが可能な仕組みとなっています。コンセント側にスペースは必要ですが、持ち運びは容易です。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 バッテリーパックDMW-BCJ13。容量は1250mAhで、静止画であれば約330枚の撮影が可能です。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 付属するレンズキャップ。脱着用のつまみ部分は外側となっていますが、比較的操作はしやすいです。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 レンズキャップの裏側です。親指の部分に見える2つの穴は、レンズキャップ用ストラップを取り付けるためのものです。

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 USB接続ケーブルK1HY08YY0025。パソコンやプリンターとの接続に使用します。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 ショルダーストラップVFC4901。細いタイプですが、しっかりしたつくりとなっています。


 LUMIX DMC-LX7の本体をチェック

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 ボディ前面。ボディのサイズは、DMC-LX5とほぼ同じですが、グリップ部の形状が変わっています。表面は半ツヤの塗装で、指紋が付きにくくなっています。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 ボディ背面側。基本的なレイアウトはDMC-LX5のものを踏襲しています。液晶右上には、新たにND/FOCUSレバーが設置されています。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 ボディ上面。やはりDMC-LX5と同様ですが、アクセサリーシューの前にステレオマイクが新設されています。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 ボディ底面。レンズが太くなったことによるものと思われますが、三脚用の穴が右側にシフトされています。左側には、バッテリーとメモリーカードが格納されます。ボディ本体は日本製。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 ボディ左側面。こちら側にはストラップ取付用の金具のみが配置されています。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 ボディ右側面。中央部のカバー内には、外部インターフェースが格納されています。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 レンズ鏡胴部の左側には、オートフォーカス切換スイッチが設置されています。なお、レンズ鏡胴はアルミ素材製。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 レンズ鏡胴部の上面には、画面のアスペクト比を切り換えるスイッチが置かれています。その前には絞りリングがあります。記載されている絞り値は、絶対値となりますので、望遠側の焦点距離を使用する場合には注意が必要です。

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 レンズ付け根部分に「NANO SURFACE COATING」と記載されていますが、これはレンズに施されているナノサーフェイスコーティングを示しています。従来のコーティングと比べ、表面での反射を抑えることで、ゴーストやフレアを大幅に低減するとのことです。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 ボディ右下には、ライカLEICAのLロゴが貼付されています。

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 レンズ正面には、レンズ銘と基本仕様が印字されています。VARIOとはズームレンズを意味し、SUMMILUXはF値が1.4のレンズであることを示すものです。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 ボディ左肩にはLUMIXの文字が刻印されています。その右にあるのは、セルフタイマーとAF補助光を兼ねるランプです。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 軍艦部右側のメイン操作部。モードダイヤルはDMC-LX5と同じです。シャッターボタンは一回り小さくなっています。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 アクセサリーシューには、標準タイプのストロボや、電子ビューファインダーを装着できます。アクセサリーシューの手前に見えるのは、電子ビューファインダーDMW-LVF2装着時に使用する専用コネクターです。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 右側のメインコントロール部分です。ボタン類は一部入れ替えられていますが、基本的にはDMC-LX5と同じです。

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 新たに設置された「ND/FOCUSレバー」。マニュアルフォーカス時のピント合わせや、NDフィルターのON/OFFの切換に使用します。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 マニュアルフォーカス時にはピント位置が拡大されるとともに、下部にガイダンスバーが表示されます。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 軍艦部左肩には内蔵ストロボとポップアップ用スイッチが配置されています。スイッチは機械式のため、電源が入っていなくても稼働可能です。

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 内蔵ストロボをポップアップさせた状態。広角端で最大8.5mの距離まで照射可能です。

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 ボディ右側面に格納されている外部インターフェース。上がHDMIミニ端子で、下がAV OUT/デジタル端子。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 カメラ底面のバッテリー室カバーを開けた状態。挿入方向のガイダンスがグレーのプラスティック部分に刻印されています。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 バッテリーとメモリーカードを挿入しつつある状態。メモリーカードはラベル面が前側となります。

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 電源を切った状態では、レンズは鏡胴内に沈胴しています。

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 電源を入れると、レンズが伸長します。写真は広角端の状態です。広角端でもそこそこ突出していますが、ズーミングしても大きく伸びたりはしません。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 写真は望遠端にしたときの状態です。この時のレンズ長が一番長くなります。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 液晶パネルの表示は、情報表示部分を重ねることで、できるだけ画像を大きくするモードと、情報部分を外だしするモードの切り替えが可能です。写真は、できるだけ画像を大きく表示させるモードです。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 情報を外だしするモード。画面上部の表示は変わりませんが、下部の情報表示部分が画像と重ならなくなります。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 付属してきた光学ファインダーDMW-VF1。取扱説明書と巾着型ソフトケースも付いていました。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 光学ファインダーを持ち運ぶときに使用するソフトケース。意外としっかりとしたつくりで、高級感もあります。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 光学ファインダー。金属製でずっしりとした重みがあります。35mm版で24mmの画角に対応しています。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 カメラ本体にはアクセサリーシューを利用して装着します。ストッパー等はありませんが、きっちりとはまるため、脱落事故は起きにくいように感じました。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 本体に装着した状態。スナップなどの速写用に使えるだけでなく、クラシカルなデザインを楽しむことができます。

Panasonic LUMIX DMC-LX7

 光学ファインダーを覗いた状態。上部には近接撮影時のバララックス対応用にガイド線が表示されています。実際に接眼すると、ラインは白く見えます。視認性は極めて高く感じました。


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パナソニック LUMIX DMC-LX7 特集メニュー
1.パナソニック DMC-LX7の位置づけと概要
2.製品仕様からみたパナソニック DMC-LX7
3.パナソニック DMC-LX7の外観をみる
4.パナソニック DMC-LX7の描写力チェック
5.結局、パナソニック DMC-LX7は「買い」か?

パナソニック LUMIX DMC-LX7 一口コラム
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