LUMIX DMC-TZ55 | Panasonic | |
【一口コラム】自分撮り可能なチルト液晶を内蔵した20倍ズーム機パナソニックからコンパクトデジカメ3機種が発表されました。ここで紹介する自分撮り可能なチルト液晶搭載20倍ズーム機LUMIX DMC-TZ55、電子ビューファインダー内蔵の30倍ズーム機LUMIX DMC-TZ60、12倍ズームの薄型コンパクトLUMIX DMC-SZ8 の3機種です。LUMIX DMC-TZ60とDMC-TZ55は、ともに2013年2月に登場したDMC-TZ40、DMC-TZ35の後継機となります。面白いのは、イメージセンサーやレンズを進化させるような「正常進化」ではなく、各々がユニークな特長を持った後継機となっている点です。 2013年2月発売のLUMIX DMC-TZ35。24-480mm相当F3.3-6.4の光学20倍ズームです。
それでは、改めてLUMIX DMC-TZ55の特長について、主なポイントを見てみたいと思います。
LUMIX DMC-TZ55(左側)とTZ35(右側)。基本的には似たデザインですが、液量モニターのチルト可動に対応するため高さが増しています。イメージセンサーやレンズは、ほぼ同等です。
LUMIX DMC-TZ55(左側)とTZ35(右側)。液晶モニターはどちらも3型46万ドットでTZ55では180°まで反転させることができます。小型タイプのコンパクトカメラで可動液晶を搭載している機種は比較的少なく、カシオのEX-ZR1100やニコンCOOLPIX S6600等となります。
LUMIX DMC-TZ55(左側)とTZ35(右側)。チルト可動に対応したため、ボディ厚は28.7mmから32.4mmへと約4mm厚くなっています。モードダイヤルの位置が変わりましたが、設定されている項目は同じです。
DMC-TZ55の最大の魅力は、180°反転可能な自分撮り液晶モニターを搭載している点です。TZシリーズは高倍率ズームレンズを比較的コンパクトなボディに搭載した中核機ですが、こうしたカメラに特徴的な機能を搭載した点は、激化しているコンパクトカメラ市場における一つのあり方かもしれません。 店頭での予約価格は3万2千円前後でのスタートで、これは2013年2月に発売開始となったDMC-TZ35とほぼ同等レベルと言えます。現在のDMC-TZ35の実売価格は1万9千円前後で約1万円強の価格差となっていますが、自分撮り可能なチルト液晶の搭載は、他機種にはない魅力であると思います。 ( by Inaba Kunio)
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【厳選レビュー記事】◎マイナビ パナソニック、180度チルト式モニター搭載の「LUMIX TZ55」2014年1月29日 編集部
◎デジカメWatch パナソニック、EVFを内蔵した30倍ズームコンパクト「LUMIX DMC-TZ60」2014年1月29日 鈴木誠
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【パナソニック LUMIX DMC-TZ55 基本仕様】 →パナソニック LUMIX DMC-TZ55 メーカー製品仕様のページ
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