【一口コラム】 「世界最薄」タフネスカメラ
ソニーの薄型タフネスモデルDSC-TX30は、2012年4月に登場したDSC-TX20の後継モデルとなります。約1年ぶりのモデルチェンジであり、ボディ形状を含め大幅に変わっています。
ソニーによれば「光学ズームレンズ搭載の防水コンパクトデジタルカメラで世界最薄」であり、前機種のDSC-TX20と比べても2.5mm薄くなっています。
DSC-TX30(左側)とDSC-TX20(右側)。基本的なデザインは共通していますが、細かい部分では意外と違う部分も少なくありません。正面から見たサイズはわずかに大きくなっています。
DSC-TX30(左側)とDSC-TX20(右側)。液晶パネルは3型92万ドットから3.3型122万ドットへと大型化・高精細化されています。どちらも液晶パネルはタッチセンサーです。
DSC-TX30(左側)とDSC-TX20(右側)。厚さは17.9mmから15.4mmへと2.5mm薄くなりましたが、数値以上に薄くなった印象を受けます。
DSC-TX30の主な特徴は次の通りです。
- 26-130mm相当F3.5-4.8の光学5倍ズームレンズを搭載。DSC-TX20は25-100mm相当F3.5-4.6の光学4倍ズーム。
- イメージセンサーは有効1820万画素1/2.3型CMOS。DSC-TX20の有効1620万画素から高画素化されました。。
- タフネス性能は防水性能が5mから10mに強化。
- 液晶モニターは3型92万ドットから3.3型122万ドットへと大型化・高精細化。
- ボディサイズは、DSC-TX20の95.9x56.2x17.9mmから96.4x59.3x15.4mmへと薄型化。
- 新たに「拡大鏡プラスモード」を搭載し、マクロ撮影用LED機能も搭載。
【DSC-TX30とTX20の比較】
機種名 |
DSC-TX30 |
DSC-TX20 |
イメージ
センサー |
有効1820万画素
1/2.3型 CMOS |
有効1620万画素
1/2.3型 CMOS |
レンズ |
4.7-23.5mm F3.5-4.8
(35mm換算:約26-130mm) |
4.43-17.7mm F3.5-4.6
(35mm換算:約25-100mm) |
ISO感度 |
ISO80-3200
(拡張でISO12800まで) |
ISO125-3200 |
シャッタースピード |
4-1/1600秒 |
4-1/1600秒 |
液晶モニター |
3.3型122万ドット
| 3型92万ドット
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連写速度 |
10コマ/秒 |
10コマ/秒 |
動画撮影 |
1920 X 1080(60i) |
1920 X 1080(60i) |
インターフェース |
マルチ、USB、HDMIマイクロ |
マルチ、USB、HDMIミニ |
バッテリー |
250枚 |
250枚 |
その他 |
10m防水、防塵、
1.5m耐衝撃、-10°防寒 |
5m防水、防塵、
1.5m耐衝撃、-10°防寒 |
サイズ
(W x H x D) |
96.4 x 59.3 x 15.4mm |
95.9 x 56.2 x 17.9mm |
重さ |
140g / 125g |
133g / 118g |
DSC-TX30の店頭実売価格は3万円強となっているようで、昨年4月に発売となったDSC-TX20とほぼ同等レベルでのスタートとなっています。
(2013年 4月 2日 記)
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