EOS KissX70(左側)とX50(右側)。ボディサイズはほぼ同じですが、艶消しの表面処理やグリップにゴムが施されるなど、高級感が増しています。
EOS KissX70(左側)とX50(右側)。液晶モニターは2.7型23万ドットから、3型46万ドットへと大型化・高精細化されました。いずれもタッチ操作には対応していません。ファインダーはほぼ同等のものと思われます。
EOS KissX70(左側)とX50(右側)。ボディ上面のインターフェースもほぼ共通しています。モードダイヤルに設定されている項目も、応用撮影ゾーンの「A-DEP」が省略された以外はほぼ同じです。内蔵フラッシュのガイドナンバーも9.2(ISO100時)で17mmの画角に対応している点も同じとなっています。
EOS KissX70(左側)とEOS KissX7(右側)。ボディサイズは一回り違い、重さも70g程度の差があります。カメラとしての基本性能も、X7の方が高くなっています。
3月下旬の発売に先駆け、すでに販売店では予約も受け付けられています。ボディ単体で5万円弱、EF-S18-55mmF3.5-5.6 IS II(製品レビュー)がセットになったレンズキットで6万円弱となっており、2011年3月に登場したEOS KissX50と比べるとやや高めでのスタートとなりそうです。
なお、レンズキットに同梱されている標準ズームレンズは、ステッピングモーターを内蔵したEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM(製品レビュー)ではない点に注意が必要です。これは価格面を重視しただけでなく、X70は動画撮影中に静かでスムーズなAF動作が可能になる「動画サーボAF」に対応していないためと思われます。